川終わり朝始まる春

2021年3月26日|

【川終わり朝始まる春】

107キロの長旅を

ようやく終えた大淀の

川が出会うは日向灘

朝陽を受けて緩む水

仰ぎ見たれば一ツ葉の

橋も輝き燃ゆる春

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写真は大淀川の河口。鹿児島県曽於市末吉町南之郷に発し、都城市から宮崎平和を流れ、日向灘に注ぎます。全長107キロメートル、平均流量毎秒105.86立方メートルの一級河川で、「宮崎の母なる川」とも言われます。その最も河口に近い所に架かっているのが一ツ葉大橋。一ツ葉有料道路南線の宮崎市高洲町から大字田吉にかけてまたがっているこの橋の上から朝日が顔を出してきた瞬間を撮影しました。

静かで厳かで平和春の朝。いかにも宮崎県のキャッチフレーズ「日本のひなた」らしいこの光景が、ずっと変わらずにあり続けて欲しいと思い、願いながらシャッターを切りました。

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