ハマダイコンを見習って
【Smile With Flowers & Cry With Roots】
桜だ梅だと騒いじゃいるが
華ある花だけ花じゃない
おいらはアブラナハマダイコン
大淀河原の荒れた砂
誰が見るでもないけれど
花で笑って根っこで泣いて
みんなの平和幸せを
そっと咲いてはずっと待つ
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写真の花はアブラナ科のハマダイコン。大淀川の河原の砂地、訪れる人もあまりないような場所で、小さいけれど健気に咲いて、春風に揺られていました。
台風や大雨の時など、水位が上がり、濁流にのまれるような場所でも、文句一つ言わずに頑張って、誰に誉められるでもなく、このように咲いてくれている姿は、まさに「花で笑って根っこで泣いて」という表現が似合うようです。
このハマダイコンの花言葉は「ずっと待っています」。コロナ禍の中、制限のある生活をずっと余儀なくされていますが、ワクチン接種も始まるなど、収束への期待が見えつつあります。ハナダイコンを見習って、皆がマスクから解放され、笑顔で挨拶を交わす日が戻ってくるのをずっと待ちたいと思います。
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