「非常時の食事」学びました(栄養・給食部会:その1)
当協会の栄養・給食研究部会は8月4日、宮崎市の潤和リハビリテーション財団で研修会を開きました。27名が参加し、講演や情報交換会を通じ、研鑽を深め合いました。
今回の研修テーマは「非常時の食事について」。開会にあたり同部会の宮前春菜委員長(こんにちわセンター)は「本日は講演に続き、非常食作りの実演も予定しています。今日の研修を、それぞれの職場で役立ててもらいたいと思います」と挨拶しました。
研修最初に講演「非常時の食事について」がありました。講師はアルファー食品株式会社営業本部福岡営業所の清武智シニアアドバイザーが務めていただきました。まず、炊いたり蒸したりした米を、急速に乾燥して作るアルファ化米について、洗米や漬け置きの必要がなく、長期保存可能で、大量調理にも適している、といった災害時における特徴の説明がありました。
続いて2016年(平成28年)に起きた熊本地震に関して、その実態に触れながら食事面を中心とした話に移りました。その説明に先立ち、清武シニアアドバイザーは、「野菜ジュースは防災食としても役に立ちます。そしてこのようにアルファ化米を食べる際にも使えます」と、袋を開けたアルファ化米に野菜ジュースを注ぎ入れました。
(つづく)
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