骨まで愛して日向夏

2011年11月24日|

  「生きてる限りはどこまでも 探し続ける恋ねぐら・・・」と思わず口ずさんでしまいました。1117日付け宮崎日日新聞の「骨粗しょう症 日向夏で予防」の記事を読んでのことです。

 それによると、宮崎大学医学部付属病院産婦人科の山口昌俊講師らが、日向夏ミカンの抽出物が、骨粗しょう症予防の効果が期待できることを突き止め、事業化も進めているとのことでした。

老健に勤める者の一人として、これは朗報です。利用者様が転倒されたと聞くと、「骨折されてないだろうか?」とまっ先に心配になります。先日はタレントの永六輔さんがズボンを履こうとして転び、太ももの骨(大腿骨頸部)を折られたというニュースが飛び込んできてびっくりしたところです。早く元気になって頂きたいと思いつつ、この日向夏の記事を読み直しました。

冒頭の歌は、知る人ぞ知る「骨まで愛して」(作詞:川内和子、作曲:文れいじ、唄:城卓矢)。好きな男性に対して、女性が「傷つき汚れた私でも骨まで愛して欲しいのよ」と訴えかける強烈なラブソングです。利用者様とこの曲を歌うことがあるのですが、「転んで骨折などしないでくださいね。骨を大事に、愛してくださいね」と言ってみんなで声を合わせて歌います。本来の歌詞の意図とは違うので申し訳ないのですが、利用者様一人一人が、転ばないように、骨折されないように、ご留意される一助になればいいと願いながら歌わせていただいています。

日向夏で骨を強くして、「骨まで愛して」で転倒予防に努めていただいて、利用者様が元気な毎日を送って下さるといいと思ったニュースでした。

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