研究大会開催しました(レク研究発表)

2012年3月28日|

  6時間にわたる研究大会の最後を飾ったのは、「レクリエーション研究発表」。これは、それぞれの老健施設で行われる各種イベントの際、利用者やご家族、さらには地域住民に喜んでもらおうと、役職員が日常業務にまさるとも劣らない情熱を注いで取り組んでいるアトラクションを披露し、そのノウハウを伝授しようというものです。分科会に散っていた参加者も再び一堂に会し、会場の熱気は最高潮に達しました。

 この日発表を行ったのは、青島シルバー苑、ことぶき苑、春草苑、シルバーケア野崎、そして慶穣塾の5施設。踊りあり、太鼓あり、パフォーマンスあり。どの発表も視覚、聴覚、そして「感動覚」をすこぶる刺激するもので、参加者は写真やビデオを撮るなど、熱心に見学していました。

 「利用者の心を元気にしたいんです!」と、ある施設の代表者がマイクを握りしめて言われていました。この言葉からもわかる通り、どの施設も利用者のQOLを向上させようと、レクリエーションへの取り組みは真剣そのもの。日々多忙な業務の合間を縫っての練習は、さぞかし大変であったろうと察する一方で、同時に各施設におけるスタッフの連携の良さもひしひしと伝わってきました。

 

IMG_1998.JPG春草苑の「万歳三唱クラブ」による発表。さまざまなフォーメーションで繰り広げる「バンザーイ」は、喜びを何百倍にも増幅させる迫力でした!

 

 

 かくして40施設から310人が参加して開かれた第9回社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会は盛会の裡に幕を閉じました。各運営スタッフとも、それぞれの所属施設で業務をこなしながらの準備でしたので、いたらぬ点も多々あったかとお詫び申し上げます。

 先日もお知らせしましたが、来年(平成25年)は、「第14回九州地区介護老人保健施設大会inみやざき」が、530日(木)と31日(金)の2日間、が宮崎観光ホテル(宮崎市)で開催されます。県内だけでなく、九州各県から約1,000人の老健役職員を招いての大会を成功に導こうと、すでに準備を始めているところです。今回の研究大会での反省点を踏まえ、よりより大会にしていきたいと考えておりますので、今後とも協会へのご理解、ご協力方お願いたします。

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