人材育成セミナー開きました(事務長会)その3

2012年9月5日|

 続いて、管理者のマネジメントの重要課題として片腕の育成について学びました。宮野社長は新たな時代における複視経営に必要なものとして、優秀な管理者(リーダー)を育成し、中間職員(片腕)の定着をあげ、特に中堅職員が定着しなければ、サービスの質は良くならないと強調しました。

 片腕育成のマネジメントの仕方として、(1)課題を発見し、(2)片腕と考え、(3)目標を設定、(4)期限を決定し、(5)解決していく、という一連のプロセスを説明があり、その際に使用する「課題解決シート」や、具体的な行動計画「ステップ表」などに触れながら、具体的な手法が紹介されると、参加者はメモを取るなどして、聞き入っていました。

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 これらを踏まえて宮野社長は、「孤軍奮闘ではだめ。人間一人でできることはたかが知れています。いろんな価値観を持った人が意見を出し合って計画を立てるから、良い計画ができるのです。皆で課題を共有し、役割を持って解決していくからこそ、良いチームケアができるんです。皆さん次第です。ただし、重荷に感じることはありません。片腕の人と話し合って、一緒にいろいろやっていけば、二人が三人、三人が四人と増えていきます。頑張ってやってみて下さい。やれば確実に違いが出てくると思っていただいていいです」と呼びかけました。

 限られた時間の中ではありましたが、人を育て、組織を育てていく上で、具体的で実践的な内容の濃い講演となりました。(終わり)

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