涙の量

2014年8月26日|

 「世界の涙の量は変わらんのだよ。一人が泣き出すと、どこか他のところで別のやつが泣きやむから・・・」

 これはボゾーという人の言葉だそうです(『生きるヒントになる名語録728』、轡田隆史監修、橋本一郎著、三笠書房)。

 果たしてこれは本当なのか?世界中で色々な事が起こっている昨今ですが、もし世界の涙の量が増えているとすれば、なんともやるせない事だと思います。もちろんそれが喜びや感動の涙ならばよいのですが、悲しみや苦しみの涙だったら、今の自分に何ができるだろう・・・、と考えてしまいます。

一番良いのは世界中が笑顔であふれることではないでしょうか。言葉でいうのは簡単ですが、「そんなの無理」と決めつけず、少しでもそれに近づけるよう、何かできるのではないか?そう思います。

老健施設に勤める者の一人として、せめて今目の前にする利用者に笑顔になってもらおう、と考えて仕事にあたる今日この頃です。

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