防災の日・関東大震災の日

2014年9月1日|

 91日は防災の日。1923年(大正12年)のこの日の115832秒に起こった関東大震災は甚大な被害をもたらしました。このことにちなみ、1960年(昭和35年)、内閣の閣議了解により制定されたそうです。Wikipediaには「防災の日(ぼうさいのひ)は、日本の記念日である。『政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する』こととし、毎年91日を中心として『防災思想の普及、功労者の表彰、防災訓練等これにふさわしい行事』が実施される。また、『防災の日』を含む1週間を防災週間として、様々な国民運動が行われる」と記載されています。

 そして今年もやってきた防災の日ですが、820日に起こった広島土砂災害はもとより、各地で自然災害が相次いで発生しており、防災、減災への心構えと備えの重要性を痛感せずにはいられません。

 以前にもこのブログで紹介しましたが、去る419日、当協会が宮崎市のサンホテルフェニックスで開催した第11回の研究大会の中であった特別講演「高齢者施設のリスク・備えよ常に」の内容を、PDF形式にてアップしています(アドレス:(http://www.miyazaki-roken.jp/blog/sonaeyotuneni.pdf)ファイル名:「sonaeyotuneni.pdf」、941キロバイト、閲覧・ダウンロードはこちらから)。

 この講演は、医療法人生愛会理事長で一般社団法人福島県老人保健施設協会会長の本間達也先生を講師にお招きして開いたものです。本間先生は東日本大震災に遇い、利用者や地域住民の命を守るべく昼夜を問わず奔走し、その中で老健施設としての危機管理への重要性を再認識されました。実体験に基づく貴重なお話は、災害の種類を問わず、私達が災害への備えの意識を新たにし、取り組みを強化する上で非常に役立つ、感慨深いものでした。是非再読されて、それぞれの施設での防災対策の一助として下さい(閲覧・ダウンロードはこちらから)。

« 前のページに戻る

TOPへ