明るい話題

2014年10月23日|

 107日の夕方、まさに「明るい話題」が日本中を明るく照らしました。赤崎勇さん、天野浩さん、そして中村修二さんのノーベル物理学賞受賞のニュースです。3人が発明、実用化させた青色発光ダイオードについて、スウェーデン王立科学アカデミーは「人類に最大の恩恵をもたらした発明」と絶賛しています。2002年に同賞を受賞した小柴昌俊さんも108日付けの朝日新聞で「私がいちばんうらやましいのが、実生活に役立つ発明で受賞されること」と述べていますが、事実、私たちの生活は大きく、そして便利に変わりました。暗いニュースが目立つ昨今にあって、まさしく「明るい話題」です。

 109日付け日本経済新聞に「白熱灯などからの歴史的な切り替えが起こった」とも書いてある照明分野はもちろん、テレビやスマートフォン、そしてブルーレイ・ディスクなど、青色発光ダイオードの発明は世界を一変させ、既に「21世紀で最大の発明」と言われているのもうなずけます。日向神話に登場する太陽神、天照大神(アマテラスオオミカミ)も、「天孫降臨以来最大の発明!」と賛辞を贈っているかもしれませんね。

 授賞式はノーベルの命日である1210日に行われるとのこと。みんなでその栄誉を祝福したいと思います。 

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