七色一帯、多職一体(夏至の虹)

2015年7月8日|

 今年は例年にない長梅雨となっています。昨年は78日に梅雨明けが発表されたのですが、今年は一体いつになることでしょうか。

 お日様が恋しい今日この頃ですが、それを知ってか知らずか、622日の月曜日。一年のうちで最も昼の時間が長い夏至の夕暮れ、宮崎の空と雲と太陽が粋な計らいをしてくれました。

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 時間は午後720分頃。東の空にご覧のような見事な虹の橋が架かったのです。最初虹のてっぺんあたりだけができていたと思ったら、徐々に左右に脚を下ろしはじめ、そして南北を結ぶ虹の架け橋が完成しました。時間にして10分もなかったかもしれませんが、この頃もずっとぐずついた天気が続いていただけに、なおさら美しく感じました。

 さて、老健施設は病院と在宅とを結ぶ中間施設、すなわち「架け橋」と言えます。この日の虹のように短時間で消えてしまってはいけませんが、利用者の在宅復帰を促進し、そして在宅生活を支援する役割を老健は担っています。空の虹が赤橙黄緑青藍紫の「七色一帯(ななしょくいったい)」となって美しく架かるように、老健施設も医師、看護職、介護職、リハビリ職、栄養・給食職、ケアマネ・相談指導員職、事務職など「多職一体(たしょくいったい)」となって利用者の支援に当たっていかなければ、とこの日の虹を眺めながら思った次第でした。

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