つなぐ役割

2015年8月28日|

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 写真は東九州自動車道。321日に宮崎市と大分市までの間南北約200キロが開通、両市が一本につながりました。両市役所間の所要時間は、一般道を走るより1時間半も短い2時間50分となりました。昨年3月に宮崎市と延岡市がつながりましたが、観光や産業面でその、防災はもとより、防災や医療面でも更に大きな効果が期待されています。

 ところでこれを撮影したのは宮崎市と西都市のほぼ境界にある陸橋。厳密にはこの橋よりちょっと右、つまり少しだけ西側まで宮崎市なのですが、ほぼ両市を東西につないでいる陸橋と言えます。ご覧の通り自動車道よりとても高い所に架かっていますので、陸橋の両側とも高さ2メートルくらいの金網フェンスで、様々な危険の回避がはかられています(写真は金網の上までカメラを持ち上げて撮影したものであり、決して金網をよじ登るなどといった危険な行為はしていません)。この陸橋、そして周辺の道路が整備されたことにより、両市の間の所要時間も短縮されました。

 自動車道とその上を渡す陸橋。どちらも「つなぐ」という意味で、非常に大きな役割を果たしていると、撮影しながら思いました。また先頃民放で放送された24時間テレビのテーマも「つなぐ」でした。そして老健といえば中間施設。「病院と在宅をつなぐ」、そして「在宅と地域社会をつなぐ」という役割を果たすため、顕在および潜在に有する機能を今まで以上に発揮し、その付託にこたえていかなくては!と、この場所に立って感じた次第です。

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