介護ロボ届きました

2016年5月2日|

 介護ロボット、CYBERDYNE社のHAL(介護支援用腰タイプ4が、さきごろ協会事務局に届きました。

 これは平成28年度医療介護総合確保基金を活用した宮崎県の委託事業である「介護ロボット普及促進事業」のために”HAL4台を1年間リースしたもの。この事業は介護ロボット導入に興味のある会員施設(事業参加施設)に無償で有期貸与を行い、各施設内で試験運用を実施した後アンケートを提出してもらい、協会事務局でその結果を分析し、介護ロボットの有効性を調査・報告するものです。

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(↑箱から出してみたところ)

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(↑横から見たところ。思ったよりコンパクトだという印象を受けました)

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 (↑仮装着したところ。バッテリーは着けていません)

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(↑バッテリー込みで2.9キログラム。軽くて装着しても邪魔にならない感じです)

 今後事業参加施設を対象に管理者講習を実施し、各施設で安全講習を行った上で試験運用を行ってもらう予定です。

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 この事業は宮崎日日新聞でも大きく取り上げられ、その成果が注目されています。ただし介護ロボットは介護負担軽減およびケアの質の向上のための「手段」であって、「目的」ではありません。

当協会では今年度における県の依託事業として「『介護のしごと』理解促進事業」、「介護人材キャリアアップ研修支援事業」、そして「介護従事者確保事業」を「介護ロボット促進事業」と併行して実施することとなっています。さらに協会各部会主催の研究会や研究大会もこれらと密な連携をはかりながら行う中で、介護される側および介護する側双方にとってより良い介護の現場作りを目ざし、ひいては広く県民の保健、医療および福祉の増進に寄与して参る所存です。

これらの取り組みの模様は協会ホームページやフェイスブック、そして広報誌「老健みやざき」などでも紹介する予定ですので、皆様のご理解、ご協力方賜りますようお願いいたします。

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