仮眠を有効に

2016年6月20日|

 睡眠不足ですっきりしない・・・という時、数分間でも仮眠をとるとすっきりするものです。

 「時間を忘れるほど面白い雑学の本」(竹内均 編、三笠書房)にはNASA(アメリカ航空宇宙局)

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が行った仮眠の実験が次のように紹介されています。

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(1)実験対象は夜間飛行の航空パイロット

(2)パイロットを「仮眠を取るグループ」と「仮眠を取らないグループ」に分ける

(3)「仮眠を取るグループ」には仮眠(あるいは休憩)40分、そして20分の回復時間を、機長、副操縦士、航空機関士に交替で取らせる

(4)その結果、仮眠を取ったグループは眼球反応が16パーセント速く、着陸時の注意力が5倍高くなっていた

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 365日、24時間体制で高齢者のケアにあたる老健施設職員にとって、体調を整え、集中力を保って業務を行うことが求められます。特に梅雨時のすっきりしないこの時期は、寝不足に陥りがち。仮眠を効果的にとって仕事に臨みましょう。

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