研修会開きました(在宅支援部会:その1)

2013年11月5日|

 (公社)宮崎県老人保健施設協会在宅支援研究部会は1026日、宮崎市のニューウェルシティ宮崎で研修会を開きました。各方面の専門家を招き、成年後見について学びました。

 今回の研修会は、各施設で相談業務に当たっている人が、現場で抱える諸問題の解決の糸口を見つけだし、利用者様およびご家族へアドバイスを行う上での参考にするとともに、より良い職場環境づくりの一助にすることが目的。会員老健施設等から50人が参加しました。

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(開会にあたり挨拶に立った同研究部会の溝口亮仁委員長)

  

 講師にお招きしたのは、NPO法人(申請中)「ままのてhttp://mamanote.miyachan.cc/」の相談員4名。4人の持つ資格を合わせると、行政書士、社会福祉士、精神保健福祉士、特定社会保険労務士、年金アドバイザー(2級)、宅地建物取引主任者、マンション管理士・・・などなど、上げるときりがありません。これらそれぞれの専門性を活かして、相続や遺言、年金、介護、子育てなど、暮らし全般について幅広く相談業務を行っています。この日はそのNPO化に向けた設立総会を開くという慌ただしい中を縫って駆けつけて下さいました。

 4人を代表して、「ままのて」の理事である井川壮士朗さんが「本日は私たちも皆さんから現場の問題を提示してもらい、その事例を体感することで求められるニードを認識し、勉強する場にさせていただきたいと考えています。そしてそれぞれの老健施設で業務に従事されている皆さんと、私たち専門士業との垣根をなくしたいとも思っています。堅苦しい話はここまでにし、これから和やかな研修にしていきましょう」と呼びかけました。

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4人を代表して挨拶した「ままのて」理事の井川さん。暮らし全般について幅広く相談業務をおこなっている「ままのて」。実はこの日の同一時間帯に、別な会場で認知症に関する研修会も開いていたそうです)

(つづく)

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