研修会開きました(ケアプラン部会:その1)

2014年2月13日|

 (公社)宮崎県老人保健施設協会高齢者ケアプラン研究部会は125日、宮崎市の潤和会記念病院会議棟でリーダー研修会を開きました。施設におけるケアマネジメントの必要性について学ぼうと会員老健施設や特養などから46人が受講しました。

今回の研修会のテーマは「施設におけるケアマネジメントの必要性 ?施設生活における利用者さんのQOL向上のための取り組み?」。開会にあたり挨拶に立った同部会の原 貴子副委員長(相愛苑)は、「本日はたくさんの方に集まっていただいてありがとうございます。皆さんは各職場でリーダー的な立場として活躍されている方々と思いますが、リーダーとして現場で困っていることや、ケアマネジメントの展開方法など考えることも多いと思います。今日はグループワークもあり、長丁場の研修ですが、そういったところをしっかり学んで行きましょう」と挨拶しました。

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(↑原副委員長の挨拶で内容の濃い研修会はスタートしました)

講師には、明石(あかいし)二郎先生を大分からお招きしました。(社)大分県社会福祉士会の理事である明石先生は、高齢者福祉分野でソーシャルワーカーとして勤めた後、高校教員として5年間福祉教育の実践と児童、生徒の相談援助、スクールソーシャルワークを同県内で初めて実践されました。その後大分市の認知症ケア専門施設でソーシャルワーカーおよび副施設長として勤務。利用者本意のチームワークのある施設づくりを実践し、2年で作り上げられたそうです。現在はHealing
forest ?癒しの森?の代表として精力的に活動を展開中です。

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(明石先生が代表を務める”Healing forest ?癒しの森?”のブログ((http://blog.goo.ne.jp/sun-moon-stone-8011))には、『講師活動を展開。人間味ある語り口調と輝きある容姿が特徴的。気がるに使えるカウンセリング、短期療法のセラピー活動も行っている』との紹介文が載っていました。宮崎県内各地でも講演活動などをされていますのでご存じの方も多いと思います)

 配布された資料の冒頭に「あなたは、今何のためにケアプランを作成しているのでしょう。そして、ケアマネージャーとしての喜びは何でしょうか」と問題を提起している明石先生は、「今回の研修を、『本来の施設ケアマネジメントとはどういうところを目指すものなのか?』というものを確認していく時間にしていただければありがたいです」と切り出し、講義がスタートしました。

(つづく)

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