研究大会開きました(その3)

2014年4月30日|


 開会式に続き、特別講演がありました。講師には医療法人生愛会理事長で、一般社団法人福島県老人保健施設協会会長の本間達也先生をお招きしました。

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(激務の合間を縫ってはるばる来県下さった本間先生)

1960年、福島市生まれの本間先生は、東北歯科大学歯学部、金沢大学医学部大学院を卒業された医学博士。卒後は国立仙台病院口腔外科で勤務医として、特に「舌がん」の分野で数多くの臨床を経験されました。現在は生愛会グループの医療・保健福祉活動・運営の総指揮を執るかたわら、金沢大学医学部臨床教授、高知大学医学部臨床教授、奥羽大学歯学部客員教授を務められています。

また、全国各地の行政や各種団体より医療・介護のリスクマネジメントに関することや、災害医療・福祉活動、摂食・嚥下リハビリテーションや窒息・誤嚥性肺炎予防などのテーマでの講演依頼を受けて活動されています。

平成23年度厚生労働省国庫補助研究事業、摂食・嚥下障害関連の研究事業班の部会長、国の認定介護福祉士(仮称)の在り方に関する検討委員会委員、内閣府の介護人材ワーキンググループ委員などを歴任されている本間先生は、公益社団法人全国老人保健施設協会の常務理事も務められており、この日も大変お忙しい中を遠方よりお越し下さいました。

座長の介護老人保健施設ひむか苑の櫛橋弘喜施設長による講師紹介に続き、本間先生の特別講演「高齢者施設のリスク・備えよ常に」が始まりました。

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(座長の櫛橋先生)

東日本大震災を経験し、危機管理への重要性を再認識された本間先生による講演は、市民公開講座として行われ、一般からの受講も数多くありました。本ブログではその講演の概要を連載していきます。

(つづく)

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