「朝活」流行っている、らしい。
それだけに限らず、学習系、健康系、趣味系、仕事系、情報収集系、奉仕系、など、いろいろな集まりや、活動内容があるようです。なんだか健康的で楽しそうですね。
バブル全盛期だと、そういうわけにはいかなかったでしょう。特に都市部では、アフターファイブになると食べたり、飲んだり、踊ったり。まさに「酒池肉林」のお祭り騒ぎが連夜繰り返され、帰りはいつもタクシーで午前様。早起きとは無縁の生活という人も少なくなかったのではないでしょうか。
この「朝活」、若手ビジネスーパーソンの間で広がっているとのことですが、宮崎でも流行っているかどうかは定かではありません。いずれにせよ、早起きはいいことです。もっとも、老健の業務は24時間態勢。早出、遅出、夜勤など、様々な勤務態勢で成り立っていますが、業務に取りかかる前の時間を有効に使う、という事が重要なのではないでしょうか。業務の後だと、予定外の用事が入ったり、疲労困憊になって、せっかくやろうとしていた事ができなくなりかねません。これに対して仕事の前だと、仕事後に比べて、習慣化しやすいように思えます。
ちょっと前の本ですが、野村正樹さんの書かれた「朝・出勤前90分の奇跡」という著書があります(PHP文庫)。余裕を持って起床することで、数々のメリットがあることが紹介されていました。90分というと、大学の講義一コマ分。けっこうたっぷりあります。秋は色々なことを取り組むのによい季節。出勤前の時間を有効活用してみてはいかがでしょうか。