排泄ケア学びました(キャリアアップ初級・中堅者研修:その2)

2019年11月1日|

(3)「成功に導く排泄環境のつくり方」では、「排泄は見せたくない部分の肌の露出を余儀なくされ、便器やトイレットペーパーなどの排泄用具に肌が直接触れる行為のため、安心して快適に行える『場』の確保が必要」という排泄環境を整備する重要性を踏まえ、高齢者にとって安全で安心、快適な排泄環境のあり方や、行きやすく使いやすいトイレ着脱しやすい衣服、後始末の工夫などについてわかりやすいイラストを用いて説明。環境で快適な自立排泄をサポートし、排泄に援助を受けず、自力で排泄できるようになると、排泄の快適性を大きく向上させることや、排泄は、行為そのものよりもその準備と後片付けに関連する動作の方が複雑だが、環境の工夫で簡単にできるようになることを学びました。

(4)「排泄環境をサポートする最新研究」では、スライドや動画に加え、現物を用いた実演、体験も交えながらその効果を確認しました。受講者は自施設における現在の排泄ケアが抱える問題点と照合しながら研修に臨んでいました。

介護業務の中で毎日欠かすことができず、なおかつ極めて重要である排泄ケアを巡る状勢や排泄支援加算の具体的内容にはじまり、ハードおよびソフト両面の具体的かつ実践的な内容について、わかりやすく学ぶ事ができた、大変有意義な研修となりました。

(おわり)

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