武食両道

2012年1月6日|

 「良い意味で『日本一』というのは手放しに素晴らしいものです。」と先月書いたばかりですが、良い意味で『日本一』というのは、本当に、本当に素晴らしいものです。1229日、東京で開かれたバスケットボールの第42回全国高校選抜優勝大会で、宮崎県の延岡学園が見事初優勝!しかも、夏の高校総体と、山口国体に続いての高校主要大会3を達成したのです。これは1998年以来で、なんと史上5校目の快挙といいますから、これは本当に手放しに喜ばしいことです。

しかし、この延岡学園と言えば、124日に開かれた「魚を使う料理コンテスト」で、同校の女子生徒が「ゴマをまとったマグロのソテー・アジアンテイスト」を作り、全国2600人の頂点に立つ最優秀賞の「農林水産大臣賞」を受賞したばかり!これはまたまたすごいことです。「文武両道」などと言いますが、これは「武食両道」と言ってもよいのではないでしょうか。いやあ、返す返す、すごいです。

さて、翻って老健施設を考えますと、これもまた「武食両道」が重んじられるべきだと言えるのではないでしょうか。つまり、「運動」と「栄養」のバランスが取れたリハビリテーション介護を多角的に展開することが、利用者様の諸種の能力を高め、在宅復帰につながるのではないか、と。「武士は食わねど高楊枝」ではいけないわけです。リハビリスタッフや栄養スタッフを始め、多職種による協業で延岡学園に負けないよう、「武食両道」を目指そうではありませんか!

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