昭和の日

2013年4月29日|

  429日は昭和の日です。198917日に幕を下ろした昭和。あれからもう四半世紀が過ぎてしまったとは・・・。64年という長きにわたっただけでなく、日本の歴史全体の中でも、重大な出来事がたくさんあった時代が昭和と言えるでしょう。四半世紀前に働き盛りだった40歳の人達は今、65歳になられるわけです。年号が平成に変わってから、時の流れが加速したかのような錯覚を覚えます。

 そんな折、417日の日本経済新聞の1面に立った四段見出し。「65歳以上、3000万人突破」・・・。総務省が16日発表した201210月時点の推計人口によると、推計人口を出し始めた1950年以降、65歳以上の高齢者が初めて3000万人を越えたのだそうです。また、総人口にしめるその割合も24.1%と、過去最高になったとのこと。つまり昭和から平成に年号が変わった頃のアラフォー(当時はもちろんそんな用語はありませんでした)の方々が、高齢者の仲間入りをし始めたばかりでなく、全体としての高齢者も最多となったわけです。

 「昭和は遠くなりにけり」と感慨にふけるばかりでなく、このような現状やこれから迎える新たな時代に向けて、老健施設に勤める者の1人としてどうするべきか?それを考える昭和の日にしたいと思います

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