マラソンの日

2014年9月12日|

 912日はマラソンの日(諸説あり)。ウィキペディアには「紀元前450912日、アテナイの名将ミルティアデスはマラトン(Marathon)に上陸したペルシャの大軍を奇策で撃退した。マラトンの戦いである。勝利というエウアンゲリオンをアテナイの元老に伝えるためにフィディピディス(Philippides)という兵士が伝令に選ばれた。フィディピディスはマラトンから約40km離れたアテナイまでを駆け抜け、アテナイの郊外で「我勝てり」と告げた後に力尽きて息を引き取ったと言われている」と記されていますから、今から実に2464年前のことです。

 そして現代。日本は未曾有のマラソンブーム。2007年に始まった東京マラソンをきっかけに全国的なブームが巻き起こったそうですが、市民ランナーは実に1,000万人を越えているとの報道を聞くとすごいと思います。あまりの人気ゆえ、マラソン大会にエントリーしたくても抽選で漏れたり、定員オーバーで断られたりして出場できなくなる「マラソン難民」も出現するようになりました。

 特に「フルマラソンを走りたい!」という人は多いらしく、今年の1214日に宮崎市内で開催される青島太平洋マラソンも、申込を受け付けたその日のうちに定員に達し、募集を締め切ったそうです。もし40kmを走り抜いた後に息絶えたフィディピディスが現世に生きていたら、さぞかし驚くのではないでしょうか。

 マラソンは有酸素運動の代表的スポーツであり、みんなが走って健康になれば、それに越したことはありません。老若男女を問わず取り組めるのもマラソンの魅力の一つ。日頃「運動不足だな」と感じている人は、マラソンの日を契機に走り始めてみてはいかがでしょうか。

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