元気という字はにのしのさんしめ
「いちにっさーんのしのにのご、さんいちしのにのしのにのご」。つまり、「1,2,3の4の2の5,3,1,4の2の4の2の5」という指遊び唄。老健施設に勤める方なら、一度は耳にしたり、実際に利用者とレクレーションや体操などで歌いながら指を折ったりしたことがあるのではないでしょうか。認知症予防の一環として、指を使った体操は動画投稿サイトでも多数紹介されていて、この「いちにっさーんのしのにのご、・・・」はその古典的なものの一つと言えるのかもしれません。
さて、それはさておき、「にのしのさんしめ」という言葉をご存知でしょうか?なに!知らない!?・・・ごもっともです。これは「『元気』という字は”にのしのさんしめ”」という、当協会オリジナル(?)の指遊び。今回初めて世に発表、発信するのですから(^_^;)。
「『元気』という字は”にのしのさんしめ”」というのは、「元気」という文字を分解したものです。それでは図を用いて解説していきます。
〔↑(1):最初にカタカナの「ニ」を書きます〕
〔↑(2):(1)の下やや左側にカタカナの「ノ」をくっつけて書きます〕
〔↑(3):(2)の下やや右側にひらがなの「し」をくっつけて書きます〕
〔↑(4):カタカナの「ノ」を書きます〕
〔↑(5):(4)の右に漢字の「三」を書きます〕
〔↑(6):(5)の右側からひらがなの「し」を下ろして書きます〕
〔↑(7):最後にカタカナの「メ」を書き入れると・・・〕
・・・あーら不思議!!“にのしのさんしめ”で、「元気」という文字が完成しましたヾ(^v^)k。
この「『元気』という字は”にのしのさんしめ”」という指遊び、「いちにっさーんのしのにのご、・・・」と同様に、「『元気という字は』に続き、両方の指を「2の4の3、4」と折った後、「め」で両方の人差し指でそれぞれ左右の目を指さしてフィニッシュすると、これが結構むずかしいです。まずはスタッフの皆さんで試してみて、それから利用者の方々も交え、スピードを徐々に上げて難易度を高くするなどしてやってみられてはいかがでしょうか。
「身体の『元気』」、「心の『元気』」、そして「頭の『元気』」・・・。どの元気も皆大切です。「『元気』という字は”にのしのさんしめ”」を実践して、どのような成果があらわれるか?当協会ではその実験、検証等はしておりませので、その効果を保証するものではありません。しかし、みんなで「元気」の大切さを考える機会の一つにしていただければ幸いに存じます。