梅と桜
3月24日に宮崎で桜の開花が宣言され、県内各地の桜名所でお花見が賑やかに開かれました。本来なら南から北上していく桜前線、今年はなぜか宮崎は後れをとってしまいましたが、それでもちゃんと咲いてくれ、見る者を喜ばせてくれました。
(↑雨上がりの青空に映える桜。花弁にはまだ水滴が残っていました)
ところで下の写真は梅の花。2月末に撮影したものです。
(↑からっと晴れ上がった青空の下、気持ちよさそうに咲いていました)
この梅と桜、そして桃は、春を飾る花の代表とも言えますが、似ているようで似ていないこれら3つの花の形にはそれぞれ次のような特徴があります(例外もあります)。
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(1)梅:花びらが丸い
(2)桜:花びらの先が割れている
(3)桃:花びらの先がとがっている
(4)開花の時期も異なり、梅→桃→桜の順に咲く
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梅、桃、桜。いずれも美しいのですが、和歌で「花」と言えば桜をさし、また日本の国花でもある桜は別格の感を覚えます。そして咲いて美しければ、散り際もまた美しいのが桜。来年の桜に思いをはせつつ、散りゆく桜を見送りたいと思います。
(↑夜桜もこれまた良いもの。月とのコラボが雅です。これに鳥と風が加わると「花鳥風月」となるわけですね)
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