認知症について学びました(西都市ケアマネ連絡会)

2011年9月26日|

  西都市の総合福祉センターで22日夜、認知症について理解し、支援のあり方を学ぼうという研修会がありました。

 この研修会を開いたのは、西都市介護支援専門員連絡会(小野 美穂子会長=菜花園事務長)。同会は、会員間の意見交換や情報収集・提供、そして研修会の開催などを通じて介護支援専門員としての役割を認識し、会員相互の連携と資質の向上をはかろうと、平成16年に設立されました。市内の介護支援専門員等により構成され、現在77人の会員が加入しています。

 

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       (↑開会にあたり、挨拶に立った小野会長)

 

 この日の研修会テーマは「認知症の基本的理解と支援のあり方」。医療法人慶明会けいめい記念病院脳神経外科(もの忘れ外来)の岡原一徳副院長を講師に招いての講演会でした。

 

 

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 (↑1時間半があっという間。岡原先生の講演は盛りだくさんの内容でした)

 

 講演の中で、岡原先生はアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などについて、その特徴や対応の仕方をわかりやすく説明されました。その中で、アルツハイマー型認知症の場合、早期に治療を始めることができれば進行を50%遅延させることができるとし、早期発見、早期治療の必要性を強調されていました。また、認知症の症状を分析して、対応を考える方法について、具体的に示しながら、支援のありかたを説かれていました。

 業務終了後の夜間の研修会にも関わらず、同市内の老健施設はもとより、特養、病院関係者など、130人の会員らが参加し、メモを取るなどして熱心に聞き入っていました。

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     (↑多数の参加者で、会場の外から聞き入る人もいました)

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