続く研修テーマは「宮崎県介護ロボット・ICT導入支援事業補助金の活用方法」。介護老人保健施設東海園の岩﨑茂雄さんが演台に着きました。
「介護現場において、介護ロボット・ICT 機器の導入は、介護職員の身体的負担の軽減や介護業務の 効率化を可能とするものであり、介護職員が継続して働くための環境整備に有効であるため、介護保 険施設・事業所における介護ロボット・ICT 機器の導入に係る経費について補助を行う」ことを目とし、宮崎県内にある介護保健施設および事業所を対象に実施される宮崎県の補助事業「令和6年度宮崎県介護ロボット・ICT導入支援事業」に関し、従来の「介護ロボット等の導入支援」、「ICT等の導入支援」に加え、これらで定める対象経費に該当するもので、複数のテクノロジーを組み合わせて導入する場合に必要な経費」を補助することを旨として今年度新設された「パッケージ型導入支援」についてそれぞれ具体的な機器などを挙げながら説明がありました。
その上でこの事業に関する補助率、補助要件、事業スケジュールを示す中で、「この事業は、令和7年1月31日までに契約、発注、納品、導入した上で、実績報告を提出する必要があります。事業着手期間が短くなりますから、交付決定後、速やかに工事、導入を進めなければなりません」と注意を促しました。
続いて昨年度の主な違いに関し、昨年度より引き上げられた補助率や補助金上限額について説明を進めると、受講者は自施設でこの補助事業をどのように有効活用するかを想定しながら聞き入っていました。
(つづく)