「第23回 九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」はこのほど「大会参加・宿泊登録」および「参加者へのご案内」を公開しました。
2024年6年7月11日(木)と12日(金)の両日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで開催する宮崎大会のテーマは「老健今!!明日に繋げる『チーム力』~一人ひとりがかけがえのないひなた~」。
たくさんの参加、発表をお待ちしております。
「第23回 九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」はこのほど「大会参加・宿泊登録」および「参加者へのご案内」を公開しました。
2024年6年7月11日(木)と12日(金)の両日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで開催する宮崎大会のテーマは「老健今!!明日に繋げる『チーム力』~一人ひとりがかけがえのないひなた~」。
たくさんの参加、発表をお待ちしております。
令和6年3月19日、ニューウェルシティ宮崎で、当協会の令和5年度臨時社員総会・支部総会を開催いたしました。
会員等の皆様におかれましては、ご多忙の折にも関わらずご出席を賜り厚く御礼申し上げます。
また真剣なるご審議をいただき、かつ上程した全議案についてご承認をいただき、感謝いたします。 当協会は、老健施設が地域包括ケアシステムの中核施設としての機能と役割を果たし、高齢者等の保健医療の向上および福祉の増進に寄与すべく、引き続き各種事業を展開して参る所存ですので、今後とも当協会へのご理解、ご協力方賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます
令和6年3月2日、看護・介護研究部会がオフィス・アール代表の島原竜一先生を招いて開いた「メンタルヘルス研修」も終盤となり、「5.メンタルヘルス」に移りました。
心のなかにあるコップから水(ストレス)があふれると、何らかの症状が出る。これがメンタルヘルス不調。コップから溢れ出ないためには、「水の量を減らす」「コップを大きくする」という方法があるが、コップの大きさは人さまざま。自分のコップの大きさで他人を判断しないことが大切とのことでした。
また大事なのは「自分の機嫌を自分で取れているか」ということです。とし、島原先生はご自身の方法として車中泊をされており、その様子を紹介して下さいました。
「こだわり(べき)を緩くする。『べき』が裏切られるから怒りが生まれます。『こうあったらいいなあ』だと怒りは生まれません。期待値の裏返しが怒りですので『べき』を減らすことです。着火してもライターの中にガスがなければいいわけで、着火してもすぐ消えます」として、感情に左右されないために「反射をしない(6秒間、怒りの意識を遠ざける)」、「こだわり(べき)を緩くする」、「重要でコントロール可能かどうかを判断する」という3つのポイントを教わりました。
「6.まとめ」として、パワハラは「背景(前)」、「言動(中)」、「結果(後)」の3つからなる「オセロ」のようなイメージで、言動が現れているときはコントロールが難しいため、これを挟むその前後が大事であり、「日頃から良好な関係を築いておく」、「行き過ぎた言動をしてしまったら、きちんと謝ったり、関係を修復するコミュニケーションをとったりする」など、前後を整えることの必要性を強調しました。
「介護の業界は大変で、色々な事を言われますが、自分たちが働く職場です。『やらされるからやっている』では他人事で、イライラしてしまいます。自分たちが能動的に働きかけ組織を作っていって下さい」と研修を締めくくった島原先生に、参加者からは感謝の拍手が送られました。
(終わり)
本日令和6年3月19日火曜日16時より、当協会の令和5年度臨時社員総会・支部総会を宮崎市のニューウェルシティ宮崎で開催します。
ご出席いただきます皆様におかれましては、お気を付けてお越しくださいますようお願い申し上げます。
「4.グループワーク」では、「働きやすい職場のつくるために、私たちが出来ること」をテーマに進められました。
テーマに従ってまず「働きやすい理想の職場とは?」、次いで「それぞれ抱えている3F(不安・不満・不便)」について、各参加者が付箋に書き出し、模造紙に貼る作業が行われました。
皆の意見が集まった模造紙を囲み、「リーダー職、一般職、自分の立場で考えてみる」ことを念頭に、各グループで闊達な意見が交わされました。
島原先生も各グループを回りながら助言を与え、各グループで思い描く働きやすい職場のあり方、そしてそのために各人が出来ることについて、じっくりと時間をかけながら、そして和気あいあいと考えをまとめ上げていきました。
(※「その5」は3月20日に掲載します)
「2.組織と役割」では、リーダーは戦略を理解し、組織を実際に動かしていく「役割」なのに対し、リーダーシップはメンバーから合意を得て、充実感と満足感を与えながら共通の目的を達成する「能力」であるとし、ドラッカーが掲げるリーダーシップ「リーダーシップは『仕事(ちゃんとやること)』『責任(部下のせいにしない)』『信頼が必要(日頃から考え方を伝えておく)』」の3つの定義とその内容を教わりました。
「3.コミュニケーションの活かし方」では2つのコミュニケーション「One Way Communication」と「Two Way Communication」がある事を実感するため、島原先生が話す内容に沿って、各参加者が絵を描くワークがありました。その後グループ内で各自が描いた絵を見せ合うと皆ばらばら。それを目の当たりにしながら、「同じタイミングで、同じ情報を得ているのに、なぜ同じ絵が描けないのか」について話し合いました。
「見ている世界が違うことを理解していないからこのようなことになります。経験も知識も考え方も違うからです。新入職員は見ている景色が違う、その事を忘れるからトラブルになります。自分の知識、価値観で断言すると相手は離れていきます。ハラスメントになります」と警鐘を鳴らしました。そして「コミュニケーションは目的ではありません。道具です。互いが何かを理解し合うために、同じ絵が描けるように、有効で必要な道具です」とし、「Two Way Communication」の大切さを訴えました。そして良いコミュニケーションのためには、高いスキルと高い信頼関係が必要だと学びました。またそのために有用な「ザイアンス熟知性の法則」や「ジョハリの窓」「メラビアンの理論」などについてスライドを用いて説明がありました。
これらを総括し、コミュニケーションを活かすために、会話とは言葉のキャッチボールであり、まずしっかり受け止め、「そうなのか」と言ってあげること、そして自分が見えている世界だけで決めつけるのではなく、世界が違うことを理解し、お互いに歩み寄るといった、当たり前のことを丁寧にやることが大事であることを学びました。
(つづく)
研修は「1.はじめに」「2.組織と役割」「3.コミュニケーションの活かし方」「4.グループーワーク」「5.メンタルヘルス」「6.まとめ」という流れで進められました。
「1.はじめに」ではまず、「東京一極集中」「年功序列」といった、かつての価値観や社会の基準が令和時代になって変化しており、組織の基準に合っていない個人や社会の基準に合っていない組織は淘汰されるため、個人の 倫理観を高め、組織の価値観を時代の変化に合わせることの大切さから学びました。これをふまえ、「何のために仕事しているのか?」「私たちが仕事をすることで得られるものは報酬の他に何があるか?」グループ内で話し合いました。
そのひとつとして「充実感」の大切さがあることに触れ、島原先生は「対人援助に携わる皆さんはこの充実感が得られやすいし、心が鍛えられ、豊かになります。簡単ではありませんが、組織がその方向に進まないといけません。充実感をどう作っていくかが大切です」と強調しました。
2023年4月から2028年3月までの5年間を期間とする「第14次労働災害防止計画」の中では労働者の安全衛生対策は事業者の責務であり、さらに「費用としての人件費から資産としての人的投資」への変革の促進が掲げられ、対策を積極的に進める事業者が社会的に評価される環境を醸成。また強い不安や悩み、ストレスがある労働者の割合を2027年までに50%未満とすること。職場におけるハラスメント防止対策やメンタルヘルス対策を進めることの有効性が謳われているとのこと。これを受けて職場のメンタルヘルス対策の一次予防(未然防止)、二次予防(早期発見、適切な対応)、三次予防(職場復帰支援)の具体的な内容について説明がありました。
(つづく)
当協会看護・介護研究部会は宮崎市のJAアズム別館で「メンタルヘルス研修」を開きました。20名が参加。
開会に当たり、同委員会の坂下和代委員長は「今回の研修を通じてメンタルヘルスについて学ぶとともに、みなさんが元気になって帰って行っていただきたいと思います」と挨拶しました。
この研修会は、講義やグループワークを通じて「コミュニケーションを活かした働きやすい職場づくり」を学ぶことが狙い。講師にはオフィス・アール代表で、人材育成コンサルタントの島原竜一先生を日向市からお招きしました。島原先生は民間企業の経営に20年ほど携わった後、公共機関勤務を経て2015年にオフィス・アールを設立。民間企業や公共機関に対し、能力開発セミナー、組織力強化、カウンセリングに携わっておられます。また宮崎県職業能力開発協会の研修会講師や宮崎産業保健総合支援センターのメンタルヘルス対策の相談員・促進員なども努めておられるなど、幅広く活躍中で、この日はそんなご多忙の合間を縫って講師を引き受けて下さいました。
開口一番「コロナ禍を経て、メンタルヘルスの研修会の依頼はだんだん増えています。これはコロナ禍によって様々なひずみが生じたのではないかと思います」と島原先生が切り出すと、参加者からは共感の表情が伺えました。
講義に先立ち5つのグループに別れた参加者は、各グループで自己紹介。会場の雰囲気が和いでいきました。
(つづく)
動画共有サービスYou Tubeに、公益社団法人全国老人保健施設協会(全老健)が制作した動画「介護助手を導入してみませんか?」編がアップされています。
この動画は、介護助手が介護現場の人材不足を解決する切り札として、導入のプロセスと活用メリットなどが紹介されています。
また、介護助手に興味がある人に向けた「介護助手になりませんか」編もアップされていますので、併せてご覧下さい。
3月は「自殺対策強化月間」です。
宮崎県福祉保健課は令和6年3月17日(日)宮崎県立図書館2階研修ホール(宮崎市)で「【ひなたのおせっかい】ワンストップ相談会(自殺予防)」を開きます。時間は午前10時から午後3時30分まで。
この相談会は「県民の皆さまが抱える多重債務や健康問題等をはじめとした様々な心配や悩みごとの相談に、専門機関の相談員が無料で対応」するもの。相談料、事前申込は不要です。詳しくはこちらの「ひなたのおせっかい 宮崎県自殺予防ポータルサイト」を御覧ください。