「“働く生きがい”つくる研修会開きました」(キャリアアップ中堅者研修/看護・介護研究部会:延岡会場)

 平成29年度キャリアアップ中堅者研修「介護施設で働く生きがいをつくる ~自らが成長モデルになる~」が、6月17日の宮崎会場に続き、同23日は延岡市社会教育センターで開かれました。

 この研修会も宮崎会場と同じく、地域医療介護総合確保基金にかかる介護人材確保推進事業として、宮崎県の委託を受け当協会が実施するもの。企画・運営は当協会の看護・介護研究部会が主体となって行いました。

 講師も宮崎会場と同じ、オフィス・アール代表の島原竜一先生。多くの企業や施設で人材育成研修に奔走されている実績と経験をいかし、講義やグループワークを通じて、働くことの意味や生きがいなどについてご教授いただきました。

受講者も自らの仕事の中での実践に取り入れていこうと、積極的な姿勢で臨み、大変有意義な研修会となりました。

七夕2017

 7月7日は七夕。各老健施設でも七夕飾りを作り、短冊には利用者やご家族、職員などの願い事がそれぞれに書かれていることと思います。星が綺麗に見えることでは全国トップクラスの宮崎県ですから、星に願いが届きやすいのも、やはりトップクラスではないかと思います。

 星に届いた皆様全ての願いが叶いますように。

熱中症を防ごう

 7月になり暑い日が続いています。老健施設にとって、利用者の皆様の熱中症予防への対策が非常に重要になっています。屋外のみならず、屋内で何もしていない時でも発症し、場合によっては命の危険にさらされることがあるのはご存知の通りです。

 厚生労働省が作成した熱中症予防リーフレット(PDF:770KB)NHK暑さ指数「防ごう熱中症(宮崎県)」なども活用し、取り組みを強化して参りましょう。

「雑」にするから「雑用」

 「この世に『雑用』という用はありません。私たちが用を雑にした時に雑用が生まれます」とは渡辺和子さんの言葉(「人生の指針が見つかる『座右の銘』」、別冊宝島編集部編、宝島社」。ノートルダム清心学園元理事長の渡辺さんの著書、「置かれた場所で咲きなさい」は200万部を越す大ベストセラーになった事でも知られています。

 ひとりひとりの生命、生活、人生を支援する高齢者ケアの対象、範囲は非常に複雑多岐にわたりますし、その内容もひとりひとり全て異なり、万人に対して同一のケアはあり得ません。そして渡辺さんの言葉を借りるなら、そのひとつひとつのどれをとっても「雑用」はありません。私たちがそれを雑にするか否かで「ケア」が「雑用」になってしまわないとも限りません。

利用者おひとりおひとりに最大の敬意を払いつつ、細心の注意を払ってひとつひとつのケアにあたりましょう。

「全国大会愛媛in松山」開かれました(その4)

7月27日の16時からは櫻井よしこさんによる市民公開講演Ⅰ、「今、私たちが出来ることはなにか」がありました。

ジャーナリストで公益財団法人国家基本問題研究所の理事長も務められている、テレビでもお馴染みの櫻井さんの講演が聞けるとあって、メインホールは早くから行列を作って待たれていた一般の方も加わり満席となりました。

 すっと伸びきった背筋で、さっそうと登場された若々しい櫻井さんのりりしい姿に息をのむ受講者。しかし開口一番「昭和20年生まれの72歳です」と切り出すと、会場からは驚き声が上がりました。さらに「106歳の母を自宅で介護しています」と続いた言葉に、会場のどよめきは一層高まりました。

 病に倒れ、入院されたお母様は胃ろうを造設、口からものを食べることがない状態で家に戻られたそうです。「100パーセント安全な道を生きる、しかし美味しいものは食べられない。それよりも時々誤嚥しても、その時に出来る治療をしながら夏はスイカ、飽きは柿、冬はリンゴ、そして愛媛ならミカンというように、美味しい物を食べて生きる方がいい」と考えた櫻井さんは、周囲の協力も得ながらお母様が口から食べられるよう献身的な努力を重ねられ、現在はステーキも食べられるようになったとのことです。

 実際この日も講演のため愛媛に発つ前、櫻井さんはお母様にはスイカジュースを作り飲ませて差し上げたのだそうです。会場を埋め尽くした老健関係者、そして一般受講者ともに感銘と尊敬の表情を浮かべながら聞き入っていました。

 世界の情勢と日本が置かれた状況をわかりやすく丁寧に説明しつつ、今後の日本、そして私たちが出来ることについて、時に優しく語りかけ、また時にエネルギッシュに訴えかける櫻井さんの講演は会場全体を深い感動に包み込んで進められ、1時間30分という講演時間があっという間に過ぎました。

 「何があっても前向きに考え、心を前向きに持っていれば大丈夫」というお母様から教わった言葉を紹介され、「頑張っていれば神様が見ていて、回りの人にも伝わっていく。何があっても大丈夫」と呼びかけて講演を締めくくった櫻井さんの素晴らしい講演に、会場からは割れんばかりの拍手がおくられました。

(つづく)

発表準備進んでますか?愛媛大会

 「坂の上に輝く一朶の白い雲 ~超高齢社会のニーズに応えられる老健を目指して~」をテーマに掲げ開催される「第28回全国介護老人保健施設大会愛媛in松山」はいよいよ今月26日に迫りました。発表(ポスター、口演)を予定されている皆様、準備は進んでいるでしょうか?

 こちらの「演題発表の注意点」をご参照いただき、ポスターやスライドの作成を進めていただき、有意義な発表、参加となりますことを祈念申し上げます。

7月になりました2017

 7月になりました。早いもので2017年も半分が過ぎてしまったわけです。振り返ると色々なことがあった前半ですが、後半はいったいどうなりますことやら。

 この写真は昨年の7月1日の朝、宮崎市の大淀川堤防で撮った一枚。日が上ってくるにつれて雲がピンク色に染まりながら波打つようにうねっていました。静かで優雅で美しい光景に見とれながらシャッターを切りました。

 これから温度、湿度とも高い季節。熱中症対策にも万全の対策が必要です。平成29年も折り返し、気持ちを新たにして取り組んで参りましょう!

平成29年度人に優しい福祉のまちづくりデザイン画募集のお知らせ

 宮崎県では「人にやさしい福祉のまちづくり」に対する県民の方々の理解を深めていただくため、「平成29年度人にやさしい福祉のまちづくり啓発用デザイン画」を募集しています。

 応募は宮崎県内に住所がある方ならどなたでも可能です(県内の学校等に在籍している方を含む)。応募締切は平成29年9月8日(金)までです。

 くわしくはこちらをご覧の上、募集要項(下の部分が応募用紙になっています)をダウンロードしてご応募下さい。

【このデザイン画募集にに関する応募・問合せ先】

〇福祉保健部障がい福祉課 障がい児支援・管理担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

電話:0985-26-7068

ファクス:0985-26-7340

メールアドレス:shogaifukushi@pref.miyazaki.lg.jp

宮崎県障がい者差別解消シンポジウムのお知らせ

 既に6月22日の「お知らせ」のページでも告知していましたが、宮崎県と宮崎県障害者社会参加推進センター主催による「宮崎県障がい者解消シンポジウム ~障がいのある人もない人も共に暮らしやすい宮崎県づくりをめざして~」が7月27日(木)、宮崎市民プラザ オルブライトホールで13時より開催されます(開場12時30分、16時30分まで)。

 このシンポジウムは無料で参加できます。詳しくはこちらをご覧の上「参加申込書」に必要事項をご記入の上お申し込み下さい。申込期限は6月30日(金)です。

【このシンポジウムの申込・問合せ先】

〇宮崎県障害者社会参加推進センター(担当:松本様)

・TEL:0985-26-2950

・FAX:0985-55-0258

・E-mail: ksy0400@forest.ocn.ne.jp

総会開催御礼

 当協会の平成29年度第1回社員総会(定時)を6月26日、宮崎市のJAアズム別館で開催いたしました。会員の皆様におかれましては、ご多忙の折にも関わらずご出席を賜り厚く御礼申し上げます。

(↑来賓としてご臨席いただいた宮崎県長寿介護課課長の木原章浩様からは当協会および会員老健施設の今後の事業展開に期待と激励のお言葉を賜りました)

 

(↑挨拶に立った櫛橋弘喜協会会長)

 総会では真剣なるご審議をいただき、また上程した全議案についてご承認をいただき、感謝いたします。

 当協会は、高齢社会が直面する諸問題の動向を見据え、その中で老健施設が地域包括ケアの拠点施設として行政等関係諸機関や地域住民等との連携を強化し、高齢者等の保健・医療の向上そして福祉の増進に寄与すべく、引き続き各種事業を展開して参る所存です。会員施設の皆様方におかれましては、今後とも当協会への変わらぬご理解、ご協力方賜りますようお願い申し上げます。

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