12月8日、宮崎市民プラザで「快護の未来展2023~知っておきたい これからのこと~inみやざき」が開かれました。これは株式会社カクイックスウイングが主催し、当協会、公益社団法人宮崎県老人保健施設協会他が後援し開催されたもの。
この未来展は、新型コロナウイルス感染症のため3年間開催が見送られていたことや、県内最大級の福祉用具展示会と特別セミナーが同時に開かれるとあって、大勢の参加がありました。
(つづく)
12月8日、宮崎市民プラザで「快護の未来展2023~知っておきたい これからのこと~inみやざき」が開かれました。これは株式会社カクイックスウイングが主催し、当協会、公益社団法人宮崎県老人保健施設協会他が後援し開催されたもの。
この未来展は、新型コロナウイルス感染症のため3年間開催が見送られていたことや、県内最大級の福祉用具展示会と特別セミナーが同時に開かれるとあって、大勢の参加がありました。
(つづく)
公益社団法人全国老人保健施設協会ホームページに「『採用担当者(求人者)向けセミナー』開催案内」が掲載されています。
厚生労働省委託事業であるこのセミナーは、「他では絶対に聞けない採用の場面で実際に発生したトラブルやその対応をしくじった事例を取り上げ、ケーススタディとして『失敗の本質』を抽出」として学びとし、進めるもので、2023年8月から10月にかけ、オンライン等で開催したところ、好評につき追加開催されるとのことです。
「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の受賞作品が社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会のホームページに掲載されています。
この短歌大会は、平成7年に介護老人保健施設シルバーケア野崎(宮崎市)での短歌講座に始まり、平成14年からは「全国大会」として実施されているもの。今年度も介護や支援を受けている高齢者、そして高齢者の介護を行っている家族や施設職員、ボランティア、医療・介護を学んでいる学生の方などからの応募があり、その中から最優秀賞や優秀賞などが選ばれました。
12月4日、宮崎県福祉保健部長寿介護課のホームページに「令和5年度介護支援専門員実務研修受講試験の合格発表について」が掲載されました。
それによると、宮崎県では756人が受験し、138人が合格。合格率は13.8パーセントとのこと。合格された皆様、おおめでとうございます(合格者受験番号、正答番号及び合格基準はこちらの社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会のホームページをご覧下さい)。 ただしご周知の通り、これで介護支援専門員になれるわけではなく、「介護支援専門員実務研修」を受験するための切符を手に入れたということです。合計87時間という長丁場の研修を乗り切るには体調管理も重要。業務との都合を調整しながらの受講は容易ではないかと思いますが、どうぞベストな状態で臨み、研修の全課程を修了されますよう祈念申し上げます。
宮崎県福祉保健部長寿介護課ホームページに「『介護保険事業所に対する集団指導』を実施します。」が掲載されています。
この集団指導は「『介護保険施設等指導監督について』(平成18年10月23日付け厚生労働省老健局通知)に基づき、介護サービス事業所を対象に適正な介護保険事業の運営を目的」として実施されるもの。対象サービスは県指定の居宅サービス(みなし指定を含む)です。
受講は各事業所に送られた書類に記載された動画URLから令和6年1月31日(水)までに行い、受講報告書を電子申請システムにより令和6年2月15日(木)までに提出することとなっています。
(公社)全国老人保健施設協会(全老健)主催の「2023年度認知症短期集中リハビリテーション研修(医師対象)(Webによる研修)」は現在申し込みを受け付け中です。
この研修会は「老健施設等において『認知症短期集中リハビリテーション加算』を算定するために必要となる研修会」。Webにより開催され、令和6年1月5日(金)から2023年1月31日(水)まで視聴が可能です。
申し込みは2023年12月15日(金)までとなっています。締切間近となりました。申し込みがお済みでない受講予定の方はこちらをご覧の上、期日までにお手続き下さいますようお願いいたします。
当協会高齢者ケアプラン研究部会が開いた研修会も終盤に入り、各グループかで話し合われた内容が、全体に発表されました。職員不足に関することにはじまり、個別ケアを見据えたケアプランの策定、他職種との連携、プラン変更のタイミング、職員指導、ターミナルケアのあり方などが各グループの代表から報告されました。「以前は家族が自由に施設内に入り、利用者と面会できていたのが、コロナ禍になってかなわなくなる中で、心身の状態変化を電話などで説明するのに、家族へ十分理解できていないのではないかと感じている」などの発表に、参加者一同、共感の表情を見せて聞き入っていました。
最後にグループの枠を超え、自由に意見交換する機会が設けられました。参加同士の熱いトークはとどまることを知らず、いつまでも情報の交換、問題意識の共有は続き、4年ぶりに集合形式で行われた研修会は非常に有意義なものとなりました。
「今日はケアプラン作成での悩みや認知症の入所者への対応方法など、意見を出し合え、共有できたでしょうか。悩みは尽きないと思いますが、今日のように話し合い、共有できる機会はあります。今後もそういった場をうまく活用していきましょう」と研修会を締めくくった増田代表に、参加者からは感謝の拍手がおくられました。
(おわり)
休憩後、増田代表による講義が30分ありました。認知症に関してまずICF(国際生活機能分類)の概説を踏まえ、認知症の事例をこれに照らしながら、生活機能が低下する因果関係とキーポイントは別であることや、認知症を予防する上で重要なポイントとなる「DESSティニー(運命)」(食事:diet、運動:exercise、睡眠:sleep、ストレスの軽減:stress reduction)、ロコモーショントレーニング、行動心理症状(BPSD)の理解や病因ときっかけおよび予防についてスライドを用いて説明が進みました。さらに「介護は観察に始まり観察に終わる」として「『介護過程』と『実施過程』」の実施と記録を、PDCAサイクルやSOAPの技法を用いて行うことといった解説のひとつひとつに、参加者は高い関心を払いながら聞き入っていました。
(つづく)
研修会は参加者を7つのグループに分けて進められました。各グループでメンバーの自己紹介に続き、個人ワークがありました。増田代表は①ケアプラン作成での悩み、②認知症の入所者への対応方法、③対応に苦慮しているケース、④家族対応・・・について各個人の意見をまとめて行きました。
これを踏まえてグループワーク。増田代表はメンバー間で考えを共有するとともに、「大いに雑談し、交流して下さい」と促しました。それを皮切りに各グループでは参加者が自施設の状況や、自分が抱える問題、悩みなどを積極的に語り合うようになり、静かだったら会場は一気に熱を帯びてきました。その光景はこの4年間みられなかったもので、それぞれの参加者が、このような集合形式での研修会をどれほど渇望していたかを垣間見るようでした。途中増田代表が10分間の休憩を挟んでも席を立つ参加者は数えるばかりで、各グループでは参加者の身振り手振りの振り幅も大きいまま、交流が途絶える事がありませんでした。
(つづく)
「高齢者のケアマネジメント」をテーマに掲げた研修会の講師は、ハーモニーライフサポート(宮崎市)の増田登賜隆(としたか)代表。ハーモニーライフサポートは「介護人材の確保と育成をめざして」を掲げ、個人に向けては無料メルマガ「介護人材フォローアップ情報」の配信や介護福祉士受験対策無料メール講座などを実施。また事業所向けには理念作りや職場研修体制づくりといった「マネジメントコース」、コミュニケーション、移乗、移動、食事、排泄等の技術講習をする「スペシャリストコース」などを手がけています。
また増田代表は宮崎県介護福祉士会理事をはじめ、宮崎市認知症ネットワーク推進事業主任協力員、宮崎市認知症ケア地域推進員連絡会会長、宮崎県認知症介護指導者会会長などを兼務されており、この日はそんなご多忙の中を縫って、講師を引き受けて下さいました。
奇しくも増田代表は4年前、令和元年11月30日に同部会がコロナ前最後に開いた研修会の講師でもありました。そのことを振り返りながら増田代表は「4年ぶりに開く研修会ということもありますので、今日の研修会は『交流』が一番の目的です。本日は大いに語り合い、語り尽くしてください」と呼びかけました。
(つづく)