新型コロナウイルス感染症に関するシンポジウム「5類移行後の新型コロナウイルス感染症の現状と対策」開催のご案内(国立病院機構)

独立行政法人国立病院機構は令和5年9月11日(月)、新型コロナウイルス感染症に関するシンポジウム「5類移行後の新型コロナウイルス感染症の現状と対策」をオンラインで開きます。時間は15時から17時まで。

このシンポジウムは無料で参加できます。申込期限は令和5年8月30日となっています。

参加を希望される方はこちらをご覧の上、お急ぎお手続き方お願いいたしますまた申込フォームはこちらですので申し添えます

「非常時の食事」学びました(栄養・給食部会:その5)

当協会の栄養・給食研究部会が8月4日、宮崎市の潤和リハビリテーション財団で「非常時の食事」をテーマに開いた研修会。講演に続き、同部会の今後の活動方針等について、参加者間での話し合いがありました。研修会の開催形態や、内容、そして来年度宮崎県で予定されている九州ブロック老健大会を見据えた取り組み等について意見をや出し合いました。コロナ禍でずっと実施できなかった集合形式での研修会が、この日やっと開催できたとあって、講演はもとより、参加者からは忌憚のない意見、情報を交換しあうなど、大変有意義な機会となりました。

(終わり)

「非常時の食事」学びました(栄養・給食部会:その4)

講演も終盤になり、講師のアルファー食品株式会社営業本部福岡営業所の清武智シニアアドバイザーは、家庭での非常食備蓄状況に関するアンケート調査結果について、資料を用いて説明しました。それによると、全体の86.7パーセントが非常食の賞味期限切れを経験したとのこと。この実態を踏まえ、備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく「ローリングストック法」が有効であることを示しながら「『賞味期限が切れたものを食べてよいか?』とよく聞かれますが、我々メーカーとしては『食べないで下さい』と言っています。保存しているところがわかりませんし、メーカーの命取りになります」と付言しました。

さらに同社の商品カタログを示しながら「一番大事なのはアレルギーについてです。災害時には精神的な不安が高まり、身体の免疫力も落ち、普段は何もなくても、ストレスがかかることでアレルギーが出てしまうことがあります。また災害を免れ助かったものの、食べるものがなく、しょうがなく食べたり、自分にアレルギーがあることを忘れて食べたりしたところアレルギー反応が出た人もいます。当社の長期保存食は、特定原材料等28品目を使用していません。一般的にはこの28品目に対応したものを備蓄することが重要です」と注意を促しました。

そして日本災害食学会が定めた「日本災害食 認証基準」について、資料を用いて説明しながら、「口に入れるものですから、自主検査だけでなく、ISO22000、FSSC22000等、食品安全に関する国際規格の認証を取得した施設で製造された安心、安全な保存食を備蓄することが大切です」と強調しました。

わかりやすく、施設での実践に活用できる清武シニアアドバイザーの講演に、参加者からは感謝の拍手がおくられました。

(つづく)

「非常時の食事」学びました(栄養・給食部会:その3)

次に熊本地震の際の「避難者数と食料供給量」についてグラフを用いて説明がありました。これによると2016年4月14日の地震が発生し、3日後の4月17日に避難者数がピークに達したとのこと。これに対し、政府によるプッシュ型の食料供給は3日遅れの4月17日に始まり、供給がピークになったのが4月20日だったことから、「避難者数のピークと食料供給量のピークが異なったわけです。つまり、『必要なときに食料が不足していた』ということです」と、清武シニアアドバイザー言葉に力を込めました。その上で「災害発生から家庭で最低3日間の食料備蓄が必要です。最初の3日間は普段の食事でもたせて、それなくなってから防災用の食事を、ということです」と言い添えました。その上で家庭や行政における非常食の備蓄状況に関する調査結果を示しながら、「災害時に備えて非常食を用意している世帯は47.4パーセント、うち3日以上備蓄している割合は17.4パーセントにとどまります。また自治体でも『食料3日分を確保する』と目標を定めているのは約3分の1にとどまります。熊本地震では発生から2日間で、各自治体の備蓄が底をつきました。『私の施設、私の家は、道路の反対側にスーパーやコンビニがあるから、そこから買えばいい』と言う人がいますが、災害が起こるとそこまでたどり着けなくなりますし、商品が1階にあると水害でだめになります雨が降る量が尋常じゃなく、『こんなことは初めて』ということが近年出てきています」と警鐘を鳴らし、2階や3階で備蓄したり、各病棟の中で非常食を備蓄したりしているところがあることが紹介されました。

(つづく)

「非常時の食事」学びました(栄養・給食部会:その2)

「地震発生時、物資を届けようにも交通手段がなく、中まで入ることができませんでした。集積所に物資が集まり、自衛隊がそこからそれぞれの現場に運ぶのですが、国道が通れずそこまで行けませんでした。遠回りをし、裏からやっと入りました」と当時の苦労を振り返りました。被災者を対象に「避難生活で不足したもの」を尋ねたアンケートをスライドに示し「『水が不足』と回答した人が一番多く、全体の半数以上にのぼり、次いで『食料』という結果でした。電気は電線が地上を走っているので、どこで止まっているかがわかりますが、水は地下を流れるので、どこで止まっているか、断水の場所がわかりません。生きていく上で生命線である水の確保が第一です。一人当たり約2リットルの水が必要と言われていますが、それを確保するのが難しくなります。飲み水、そしてトイレ用の水など、皆さんも水の確保についてはしっかり話し合っておいて欲しいと思います」と災害時における水の確保の重要性を訴えました。また「通信手段が途絶えた際、高齢者施設などの大きな施設では、駐車場などに椅子やテーブルを並べたり、ラッカースプレーを使ったりして『何が必要か、何人いるか』などとメッセージを書くと、ドローンが上空から読み取り、状況を把握してくれます」と、不測の事態における情報伝達手段について助言がありました。

(つづく)

「非常時の食事」学びました(栄養・給食部会:その1)

当協会の栄養・給食研究部会は8月4日、宮崎市の潤和リハビリテーション財団で研修会を開きました。27名が参加し、講演や情報交換会を通じ、研鑽を深め合いました。

今回の研修テーマは「非常時の食事について」。開会にあたり同部会の宮前春菜委員長(こんにちわセンター)は「本日は講演に続き、非常食作りの実演も予定しています。今日の研修を、それぞれの職場で役立ててもらいたいと思います」と挨拶しました。

研修最初に講演「非常時の食事について」がありました。講師はアルファー食品株式会社営業本部福岡営業所の清武智シニアアドバイザーが務めていただきました。まず、炊いたり蒸したりした米を、急速に乾燥して作るアルファ化米について、洗米や漬け置きの必要がなく、長期保存可能で、大量調理にも適している、といった災害時における特徴の説明がありました。

 続いて2016年(平成28年)に起きた熊本地震に関して、その実態に触れながら食事面を中心とした話に移りました。その説明に先立ち、清武シニアアドバイザーは、「野菜ジュースは防災食としても役に立ちます。そしてこのようにアルファ化米を食べる際にも使えます」と、袋を開けたアルファ化米に野菜ジュースを注ぎ入れました。

(つづく)

申込開始!令和5年度介護段位制度アセッサー講習第1期(シルバーサービス振興会)

一般社団法人シルバーサービス振興会が実施する「令和5年度介護キャリア段位制度 アセッサー講習(第1期)」は、は8月8日から申込受付を開始しました。

この講習は「介護プロフェッショナルキャリア段位制度における評価基準を活用し、事業所・施設等で介護職員の実践スキルを評価するアセッサー(評価者)を養成」するもので、eラーニングで実施されます。

第1期申込受付期間は令和5年9月5日(火)までとなっています。詳しい内容および申込等はこちらをご覧下さい

受付開始!第36回介護福祉士試験

第36回介護福祉士国家試験は筆記試験の受験申込受付が、8月9日から始まりました。

令和6年1月28日(日)、そして実技試験が令和6年3月3日(日)に実施される、

この試験の受験申込み受付期限は令和598日(金)となっています。

詳しくはこちらの公益社団法人社会福祉振興・試験センターのホームページをご覧の上、期日までにお手続き方お願いいたします

演題登録、参加申込スタート(九州大会沖縄)

第22回九州ブロック介護老人保健施設大会の演題登録および大会参加・各種申込は8月1日から始まっています。

「いちゃりばちょーでー老健(※) ~在宅生活支援、私たち老健の役割~」をテーマに掲げ、2024年2月1日(木)から2日(金)にかけて、沖縄コンベンションセンター開催されます。

演題登録および大会参加・各種申込等の詳細はこちらの大会ホームページをご覧下さい

(※)沖縄の方言で「一度会えば皆兄弟」の意味

「賃上げ・物価高騰等状況調査」にご協力願います(全老健)

公益社団法人全国老人保健施設協会〈全老健〉では「介護現場における賃上げ・物価高騰・離職者等の状況調査」を緊急実施中です。

詳しくはこちらをご覧の上、令和5年8月24日(木)、12時(正午)までにご回答下さいますようお願いいたします。なお閲覧には「ユーザー名」と「パスワード」が必要ですので申し添えます。

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