コロナ5類移行後について学びました(看護介護部会:その2)

 まず「新型コロナウイルス感染症の現状と5類以降後について」と題し、講義がありました。講師は宮崎県新型コロナウイルス感染症対策調整本部特任医師の佐藤圭創先生。佐藤先生は県北新型コロナウイルス感染症コーディネーター、延岡市公衆衛生(新型コロナ)アドバイザー、そしてNPO法人のべおか健康ささえ愛隊理事長も務めておられ、この日はその激務の合間をぬって講義に駆けつけて下さいました。

 講演は①新型コロナの現状と基礎知識、②新型コロナ感染流行予測、③インフルエンザとコロナの違い、④後遺障害急増、⑤治療薬、⑥新型コロナワクチンの効果、⑦5類移行とは、⑧5類移行でエンデミックの状態(感染症の常在化)になる?⑨5類移行に対しての現在の準備状態、⑩まとめ・・・という流れで進められました。

 「①新型コロナウイルス感染症の現状と基礎知識」の中では、「4つのマスクの効果」として「飛沫感染予防」、「口腔内、鼻腔内、気道の加湿効果」、「手指に入ったウイルスが、鼻、口に入るのをブロック」、「他の人にうつさない」をあげた上で、「口腔内、鼻腔内、気道が加湿されることでせん毛運動が活発になり、ウイルスが感染しにくくなります」と説明し、その感染予防効果を強調しました。

 また「③インフルエンザとコロナの違い」では、季節性インフルエンザにおける他者への感染のピークが「発症後」であること、また60歳以上の致死率が0.55パーセントであることに対し、新型コロナウイルス(オミクロン株)の他者への感染のピークが「発症前1~2日」のため感染が広がりやすく、60歳以上の致死率が1.99パーセントと季節性インフルエンザよりも高い事などに触れ「新型コロナウイルスは季節性インフルエンザとは別物です」と注意を促しました。

(つづく)

コロナ5類移行後について学びました(看護介護部会:その1)

当協会看護介護研究部会は4月22日、宮崎市のJAアズム別館で「感染対策研修」を開きました」。

(↑会場となったJAアズム別館)

この研修は、5月8日より新型コロナウイルス感染症が5類へ以降する事を見据え、その対応などについて学ぶため開かれたもの。感染対策を徹底した上で、県内会員老健施設等の職員を対象に、参加定員を60人に絞って行われました。

開会にあたり、同部会の坂下和代委員長(東海園)は「3年ぶりの研修開催となります。皆様には、新型コロナウイルス感染症で大変な思いをわれた3年であったと思います。本日の研修会を、今後の感染対策・治療・対応などの参考にしていただければ幸いです」と挨拶しました。

(↑挨拶する坂下委員長)

(↑準備、運営にあたった委員の皆さん)

(つづく)

明日は昭和の日2023

 明日4月29日は「昭和の日」。令和5年、2023年は昭和だと98年になります。そして1989年1月7日に昭和が幕を下ろしてから34年。まさに「昭和は遠くになりにけり」の感があります。

 写真は宮崎市某所にある田の神像。昭和の時代に建立されて以来、毎年の豊作を祈り、田んぼを守り続けてきました。

 老健の利用者様の中にも、長年米作りに励んで来られた方も少なくないかと思います。そんな皆様と、昭和という時代を様々に振り返り、懐かしむ昭和の日にしたいと思います。

2023年度研修カレンダー掲載中(全老健)

公益社団法人全国老人保健施設協会(全老健)の「2023年度研修会のご案内」カレンダーがアップされています。

閲覧、ダウンロードはこちらからお進み下さい

また研修のお申込はこちらから、そして募集中の研修会の詳細はこちらから、それぞれお願いいたします。

令和5年度外国人介護人材受入施設等環境整備事業を実施します(長寿介護課)

令和5年度外国人介護人材受入施設等環境整備事業を実施します」が県長寿介護課(介護人材・高齢化対策担当)のホームページに掲載されています。

この事業は、全国的に少子高齢化が進行し、2025年には団塊の世代が全て75歳以上となるなど、今後ますます増大する介護ニーズに対応していくため、県内の介護従事者の確保が喫緊の課題となる中、外国人介護人材を受け入れる介護事業所で必要となる費用への補助を実施することで外国人材が円滑に定着できる環境整備を行い、より多くの介護人材確保を図るために実施されるもの。

なお令和5年度からは、全ての申請を受付けた後に予算の配分を行い、交付決定額を通知することとなっており、交付決定は10月頃を予定しているとのこと。

交付申請を予定されている施設はこちらをご覧の上、お手続き方お願いします

厚労省「令和5年度介護事業実態調査」へのご協力をお願いします

厚生労働省は令和5年5月に「令和5年度介護事業実態調査(介護事業経営実態調査)」を実施します。

この本調査の結果は「社会保障審議会介護給付費分科会等における今後の議論のための基礎資料として活用される大変重要なもの。厚労省では「結果精度をさらに高める観点から、回答率の向上が課題」として介護保険施設・事業所に対し、協力を呼びかけています。

調査票は5月頃の送付が予定されているそうです。詳しくはこちらをご覧の上、調査へのご協力方お願いいたします

高次脳機能障がい者のための通所教室開設のお知らせ(県身障者相談センター)

宮崎県障害者相談センターは「高次脳機能障がい者のための通所教室」を開催します。

この教室は「自己の障がいについて学び、社会参加に必要な知識や技能を訓練することで、高次脳機能障がい者の自立や社会参加を促す」ことが目的。

このうち「A教室」は既に申込みが終了していますが、「B教室」は令和5年6月30日(金)まで募集をしています(定員5名)。

「B教室」は令和5年8月24日(木)から令和6年2月22日までの原則毎週木曜日、午後1時30分から午後3時30分までとなっています(祝日および年末年始は休講)。実施場所は宮崎市の宮崎保健福祉専門学校です。

詳しくはこちらの宮崎県身体障害者相談センターのホームページをご覧下さい

明日開催!感染対策研修(看護介護部会)

明日、令和5年4月日(土)は、当協会看護介護研究部による「感染対策研修」が宮崎市のJAアズム別館2階202研修室で開催されます。時間は9時から12時までで、8時30分より受付を開始します。

今回の研修テーマは「新型コロナウイルス感染症の現状と5類移行後について」。講師は宮崎県新型コロナウイルス調整本部特任医師の佐藤圭創先生です。受講を予定されている方は同中くれぐれも気をつけてお越しください。

ケアマネ試験10月8日

社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会のホームページに「介護支援専門員(ケアマネジャー)実務研修受講試験」が掲載されています。

これによると令和5年度の試験は令和5年10月8日の日曜日、午前10時開始となっています。会場は宮崎市内で調整中とのこと。

なお受験には6月1日(木)から6月30日(金)までの間、県や市町村の社会福祉協議会などで配布される「受験の手引」が必要です。また申込期間も6月1日から6月30日まで(6月30日消印有効)です。

また平成30年度の試験から、受験要件が見直されていますのでご注意下さい。

詳しくはこちらの宮崎県社会福祉協議会のホームページをご御覧ください

4月19日の誕生花あざみ

4月19日の誕生花はアザミ。今の時期、各地でその姿を見ることができます。

紫色のアザミの花言葉は「厳格」「気品」「高貴」。落ち着いたその色は高貴で上品な人を連想させ、貴族の着物にも用いられてきたことに由来しているそうです。また色を問わず「独立」という花言葉がありますが、これはそのとげが敵から国土を守ったという、あざみを国花としているスコットランドの伝説に由来しているとのこと。

老健の利用者の皆様も、この時期にはあざみの咲く姿を眺めながら巡る季節を重ねてこられたことと思います。そんな利用者様とこの花を愛でつつ、独立、ではなく自立した生活を遅れるよう日々のケアに努め、支援して参りたいと思います。

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