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「外から見た老健」学びました(リハ部会研修:その17)

「軽度者とIADL」については、まず要介護度別認定者における軽度者の割合が約7割であることに触れた上で、「この7割のうち、フレイルの要素を持っている方が約半数を占めます。この方々は適切に関われば治ります。そこをちゃんと見極めるのがデイケア、通所リハビリテーションの役割です」と、軽度者の在宅生活を支えるためにデイケアの役割が重要であることを強調。続けて要支援者のほとんどは、身の回りの動作は自立しているが、買い物などの生活行為の一部がしづらくなっていることを示すグラフを掲示し、「ADLはおおむね自立、けれどもIADLは軒並み低下していますが、ADLのうち入浴と整容動作は低下が早いです。これは理由があります。お風呂は裸ですし、多い工程を実行しなければなりません。整容動作は巧遅動作、細かい器用な動作と両手の協調動作が必要ですのでやはり低下が早いです。したがって入浴動作と整容動作をちゃんとアセスメントしていくと、ADLの負の連鎖を防ぐことができます。そして今日言いたいのは、IADL。軒並み低下していますが、ここには落とし穴があり、安易に代替えが効いてしまうので、本来できることも代替えし、『できていない』として『低下している』とされているデータも一定割合含まれています。本当にできなくなった方ばかりではありません。できているのに置き換えられているためデータが下がっている場合があるということです。つまりIADLはしっかりと能力を見極める。できるのであればしっかり目標化することが大事です」と注意を促しました。

フレイルに関しては社会的フレイル、身体的フレイル、心理的・認知的フレイルという3種類の多面的なフレイルがあることを踏まえ、フレイルの機序について「老化→併存症→IADL障害→認知・心理障害→社会的孤立→身体的フレイル」というスライドを示しながら「身体的フレイルが出る前段としてIADLの障害が出ると言われています。ここが入口ですので、軽度者についてはここをちゃんとみておくことが大事です。つまり身体的フレイルが出ている場合は、すでにIADL障害が起こっていて、社会的フレイル、心理的・認知的フレイルも起こっているというのが機序のようです。ですからもっと前の段階でIADLに触れておくことが大切です」と言葉を重ねました。

(つづく)

「“宮崎のかくれ心房細動ゼロ‼️作戦”研修会」開きます(看護介護部会)

当協会看護・介護研究部会は令和6年6月28日(金)14時から、宮崎市のJAアズム別館2階201研修室で第1回研修「目指せ!健康寿命日本一『脳卒中になるその前に:宮崎のかくれ心房細動ゼロ‼️』作戦」を開きます(13時30分受付開始、16時30分終了)。

講師に宮崎大学医学部機能制御学講座循環動態整理学分野教授で同医学部附属病院ハートセンター副センター長の渡邉望先生をお招きします。ご利用者はもとより、職員等の脳卒中予防、健康管理に役立つ内容で、同部会では老健施設の看護・介護スタッフに限らず、様々な職種の方への参加をよびかけています。

研修会の詳しい内容や参加申込についてはこちらをご覧の上、令和6年6月24日(月)までにお申し込み下さい

申込26日まで!「メンタルヘルス研修会」(看護介護部会)

当協会看護・介護研究部会が令和6年3月2日(土)宮崎市のJAアズム別館3階302号室で開く「メンタルヘルス研修」(9時~12時)の申し込みは2月26日(月)までとなっています。

この研修会では講師にオフィス・アール代表の島原竜一様をお招きし、講義やグループワークを通じて「コミュニケーションを活かした働きやすい職場づくり」を学んでいきます。

申し込みは令和6年2月26日までですが、定員は60名となっています。また参加費として500円が必要ですので申し添えます。この研修会の詳しい内容・申込み方法等については、こちらを御覧ください

「2023年度中堅職員研修会(Web)」のお知らせ(全老健)

公益社団法人全国老人保健施設協会(全老健)は「2023年度中堅職員研修会」をWebにより開催します。

この研修会は「実務経験5年程度の老健施設職員等を対象に、老健施設における中堅クラスの職員としてのスキルアップを図ること」が目的。視聴期間は2023年8月21日(月)から同9月11日(月)まで。またグループワークは同9月21日(木)14時から15時30分にかけて行われます。

この研修会の申し込みは既に始まっており、締め切りは同8月14日(月)までとなっております。詳しくはこちらをご覧の上、期間内にお申し込み、受講のほど、お願いいたします

作品応募31日まで!「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」(県社協)

社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会が主催する「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」の作品応募は令和5年7月31日(月)までです

この短歌大会は、平成7年にシルバーケア野崎(宮崎市)での短歌講座をきっかけに始まり、平成14年からは「全国大会」として実施されているもの。介護や支援を受けている60歳以上の高齢者と、高齢者の介護を行っている(又は介護の経験のある)家族や施設職員、ボランティア、医療・介護を学んでいる学生の方などが対象です。

応募締め切りは令和5年7月31日(月)となっています(当日消印有効)詳しくはこちらをご覧の上、奮ってご応募下さい

第2期募集受付中!令和4年度介護段位制度アセッサー講習(シルバーサービス振興会)

一般社団法人シルバーサービス振興会による「令和4年度介護キャリア段位制度 アセッサー講習(第2期)」は、令和4年11月18日(金)まで申込みを受け付けています。

この講習は「介護プロフェッショナルキャリア段位制度における評価基準を活用し、事業所・施設等で介護職員の実践スキルを評価するアセッサー(評価者)を養成」するもので、eラーニングで実施されます。

第2期申込受付期間は令和4年11月18日(金)までです。詳しい内容および申込等はこちらをご覧下さい

開催決定!「第17回研究大会」

「第17回 公益社団法人 宮崎県老人保健施設協会 研究大会」を令和5年3月19日(日)、宮崎市の宮崎観光ホテルで開きます

 大会の詳細につきましては、内容が決まり次第お知らせして参ります。新型コロナウイルス感染症感染拡大のため、令和2年2月に予定していた第16回大会は8月に延期するも、その後感染が収まる気配がないためやむを得ず中止せざるを得ませんでした。今回ようやく開催の見通しが立った研究大会は、会場開催とオンライン開催によるハイブリッドによる開催を予定しています。

詳しい内容等は、これからお知らせして参ります。今までの実績を踏まえ、より有意義な大会にしていくべく、関係者一同力を結集して準備・運営に当たっていく所存ですので、ご理解、ご協力方賜りますようお願い申し上げます。

18日まで受付延長!宮崎県「令和4年度外国人介護人材受入セミナー」(第2回)

宮崎県が10月19日(水)13時から開く「令和4年度外国人介護人材受入セミナー」の第2回申込枠の追加、締切は10月18日(火)まで延長されました。

このセミナーは、今年3月より、外国人の新規入国が緩和され、外国人材の採用を検討する企業が増えている一方で、現場でのコミュニケーション、受入体制や定着などの不安から、採用に至っていないという企業様も少なくない中、外国人介護人材の受入から定着について、より深く理解してもらうことを目的に開催(第1回は終了)。主催は宮崎県で、ONODERA USER RUNが受託し運営するものです。

参加はZoomを用いたオンライン、またはサテライト会場である宮崎県庁防災庁舎7階会議室での参加が可能です。なお、「宮崎県内の介護サービス事業者」を対象としたセミナーであり、これに該当しない場合「参加をお断りする場合」があるとのことですのでご注意下さい。

第2回のセミナーの申し込み締め切りは10月18日(火)まで延長されました。詳しい内容およびお申し込みはこちらをご覧下さい

「支援相談員として勤務する社会福祉士の活用状況と有効性に関する予備調査」にご協力を(全老健)

公益社団法人全国老人保健施設協会(全老健)では2022年8月9日付けで依頼した支援相談員として勤務する社会福祉士の活用状況と有効性に関する予備調査」への回答を呼びかけています。

この調査は「老健施設の在宅復帰・在宅支援の機能を果たすうえで、非常に重要な役割を担う支援相談員の実態を把握することは有益」として、全老健と公益社団法人日本社会福祉士会が情報共有しながら実施しているもの。

詳しくはこちらをご覧頂き、ご回答がお済みでない会員老健施設はご協力のほどお願いいたします。なお閲覧には「ユーザー名」と「パスワード」が必要ですので申し添えます。

29日まで「介護老人保健施設リスクマネジャー資格認定試験」(全老健)

公益社団法人全国老人保健施設協会が実施している「介護老人保健施設リスクマネジャー」の資格認定試験の受験可能期間は令和4年7月29日(金)23時59分までとなっています。

この試験の対象者は「介護老人保健施設リスクマネジャー養成講座」の修了者で、e-learningにより実施されているもの。

また今回の養成講座が集合研修ではなくWeb研修での実施であったことから、「費用の還元策として、認定資格試験の受験料金を徴収せず実施」されています。

受験を予定されている方はこちらをご覧の上、所定の手続きに従って期間内に試験に臨まれて下さい

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