(社)宮崎県老人保健施設協会事務長会は8月26日、宮崎市の宮崎観光ホテルで人材育成のマネージメントセミナーを開きました。県内会員施設等から140名の受講がありました。
このセミナーは、中間管理職の人材管理および育成がテーマ。開会にあたり挨拶に立った、同事務長会の川?豊彦委員長(グリーンケア学園木花)は「私たち事務長会では色々な問題について検討していますが、その中で最重要でなおかつ急がなければならないのが本日のテーマである人材育成のマネージメントです。現在様々な高齢者の施設が急激に増えている一方で、そこで働く人材が一気に増えているかというとそうではない。施設間で人材を奪い合っている状態で、どこの施設も人材の問題を抱えている現状です。また、ご利用者やご家族の世代が変わって来ているが、当然新入職員の世代も変わってきています。世代が変わるということは、皆さん中間管理職が過ごされてきた時と環境が違うということであり、価値観も違ってくる。そうなると、指導する立場の私たちが変わらなくてはならないのではないでしょうか。そういったことを本日はご指導願いたいと思っています。今日のセミナーが、皆さんが明日からそれぞれの施設で中間管理職として働く上での何らかのヒントになればと思います」と呼びかけました。(続く)