協会活動報告

(研修会開きました(ケアプラン部会:その4)

 講義に続いて各グループでロールプレイが行われました。事例に基づき、受講者はそれぞれ利用者とその子供、ケアマネージャー、施設職員の役に扮し、あらたなケアプランを立てるための話し合いを行いました。

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 この中で明石先生は、「ケアマネージャーはまず(家族よりも)利用者の要望を先に聞いたか?」、「話を聞き取るとき、ケアプランを説明するとき、相手の顔を見て、視線を合わせることができたか?書くことや説明することに専念していては、その時点で信頼関係は薄れていく」など、具体的な留意点を説明し、受講者は自分たちのやりかたを振り返っていました。

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 研修会も終わりに近づき、「ケアマネジメントを定着化させるケアマネージャー」となるために、明石先生は次の8つを示しました。

(1)利用者お一人お一人の個別性の把握(アセスメントの活用・更新)

(2)組織のケアの状態の把握(利用者本位はどこまで実践できているか)

(3)職員へのケアプランの浸透(ケアマネジメントの実践)→現場のケアマネを作らない

(4)チーム・ワークによる個別ケアの統一化

(5)モニタリングとフィードバック機能

(6)ケア会議の充実化→生活の質の向上に重点

(7)利用者の家族との話し合い、ケアプランの確認、モニタリングの報告

(8)根拠に基づいたケアの実践=ケアワークの専門性の向上

 

 最後に「利用者が喜ぶ、納得するケアプランを作るとき、皆さんが楽しくなっているか。私たちが喜ぶだけでなく、相手の満足が私たちの満足になるようなケアプランを作る。そして職員と連携して達成したときにみんなで喜び合う。それをマネジメントする人がケアマネージャーという存在じゃないかと思います。また、ケアマネジメントというシステムは日本では歴史が浅く、定着しきれていないところがあります。皆さんがそのシステムを作るのです。ケアに対するマネジメントと組織におけるケアマネジメントシステムのマネジメント、これを念頭に置いて欲しいと思います。気づきを大切に、そして学び続け、実践につなげましょう。できることから始めて下さい」と力説した明石先生に、会場からは割れんばかりの拍手が起こりました。

 限られた時間の中で、ケアマネジメントの理論と実践を学び、明日からの業務に活かせる盛りだくさんで充実した研修会となりました。(終わり)

(研修会開きました(ケアプラン部会:その3)

 明石先生の話は、「ケアマネジメントとは」に移りました。まず、「マネジメント」とは、「リーダーから出された方針を組織的に、より効果的に、より合理的に進め、一定の効果を出すために行う、人事、サービス、コミュニケーション、リスク等における総合的・効果的な管理運営スキル」とのこと。組織論から始まったマネジメントは、すぐに結果や効果が得られないとき、長期化する場合に重要なのだそうです。

 一方、「ケア」とは、「人間が、人間らしく、あなたらしく生きていくために、直接的な介護や、または間接的な空間づくり等における専門的な支援」のこと。

 総じて「ケアマネジメント」とは、「ケアを通して、利用者が自らの生活・人生・生命を人間らしく生きることを実現するために行う、人事、サービス、コミュニケーション、リスク等における総合的、効果的なスキル」であると、資料を用いて説明がありました。

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 この中で、特に「効果がなければ意味がありません」と強調。大きな目標地点は人間の尊厳であり、身体状況や認知症の程度に関係無く、喜びや豊かさがあり、「生まれてきてよかったなあ」と思えるような生活ができている状況を、「尊厳をもって生きている」と言うとのこと。

 これらを踏まえ明石先生は、「施設ケアマネージャーは、施設における利用者の生活・人生・生命の質を高めるためにケアを運営・管理するプロフェッショナル(専門職)です。これを言って、やれなければなりません。新しい施設ケアマネージャーがよそから来たときに、『私たちの施設ケアマネージャーの専門性はね、』と言葉で説明できるようにしなければ、前のところでやっていたやり方を持ち込まれる可能性があります」と、自らの専門性を言って、やれるプロの施設ケアマネージャーになろうと呼びかけました。

 また、医療と福祉のはざまで施設ケアマネージャーが抱える現実的な悩みについても言及しました。「看護と介護とどっちが上か下かという話があるが、そうじゃない。発想が違うのです。医療が支えるのは『生存』であり、福祉が支えるのは『生活』。どちらの技術も重要になってきます」とのこと。この発想の違いはケアプランにも影響することから、トップマネージャーの責務として「『福祉の発想に医療を取り込む』のか、『医療の発想に福祉を取り込むのか』を示しておくことが大事。そうしないと現場が混乱する」と前置きし、「介護施設は『福祉の発想に医療を取り込む』という考えでやらないと、ケアプランがぶれてくる」との見解を示しました。(続く)

研修会開きました(ケアプラン部会:その2)

 はじめに明石先生が取り上げたのは、「プロフェッショナルとは?」それは「自らの専門性を言って、やれること」だそうです。これは明石先生がいろいろな所で開くセミナーの最初で言われることだそうで、「施設ケアマネージャーの専門技術は何だ?どんな技術を使っているのか?それが説明できればプロだと言える。しかしなかなか言えない。”傾聴””共感”、”受容”という技術をやっているか?どのようにやるか?と聞かれたときに説明できないと、知らないのと同じ。言って、やれるのが専門職です」と付け加えました。

 続いて、「施設におけるケアマネジメントの意義」について。これまでの施設ケアは「業務本位、職員主導」だったと指摘。つまり、業務を優先し、効率化・合理化をはかり、安全第一に務め、ADL第一主義だったとのこと。

 これに対して、本来の施設ケアは「利用者本位、QOL向上が優先」。つまり(1)利用者のQOLの向上、(2)ノーマライゼーションの実践、(3)自己決定の支援、(4)根拠に基づいたケアなど、”アセスメントから導かれた、ケアプランに沿って行われるケア”であり、「いかにノーマライゼーションを実践できるか」、「いかに利用者に喜んでもらえるか」「いかにその人らしい生活・人生を送ってもらえるか」といった内容になるのだと説明がありました。

 この一例として、大型の施設に入所された、認知症のある方の話が紹介されましたそれは次のような内容です。

 「皆さんにとって安心できる場所はどこですか。大型施設に入った認知症のある方で、『家に帰りたい』と言われる人がいます。これは”安心できる場所が欲しい”という心理からそのように言われるのです。ここがどこなのか?なぜここにいるのか?それがわからないからなのです。このことが理解できると、ケアプランも『安心できる場所を提供するためのケアプラン』に変わってきます。

それを『帰宅願望』と一言で片付けられたらたまりません。周辺症状を落ち着かせるためのケアプランだと、『”帰りたい”とおっしゃる。不穏になる』という課題がでてきて、目標設定は「”帰りたい”と言わなくなる」などとなり、何年も続くケアの内容も『声掛けをする』などとなって、これでは状態も変わりません。

 そうではなく、『利用者が安全、安心な場所を提供する』という課題が出てきて、目標設定が『利用者が安心して生活できている』とない、支援の方法を『16時くらいから不穏で”帰りたい”とおっしゃるので、15時くらいからレクレーションのプログラムを増やしたり、職員の個別的な声掛けを増やしていく』というふうにするといいケアプランになります。」

 このような事例を踏まえ、「利用者が、施設生活の中でいかに喜びを得ながら、活き活きと生活できるのか?」、また「利用者が、施設生活でいかに人間らしく、自分らしく生き続けられるか?」ということを具体的な支援として言語化したものが施設ケアプランだということを学びました。

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そして、「アセスメントという根拠に基づいてケアプランを作り、ケアプランという根拠に基づいてあらゆる専門職が総出になって一人の人間の生活を支えるわけです。それによってその人の喜びが湧き、生活の質が高まれば、それが私たちが得る喜びであり、支えなのです。ケアマネージャーとして仕事をやっているのであれば、自分たちのやっていることの喜び、本当の充実感が得られないと疲弊していきます。方向がぶれていってしまいます」と、利用者の喜びを、施設ケアマネージャーとしての本当の喜びにしようと呼びかけました。(続く)

研修会開きました(ケアプラン部会:その1)

 (社)宮崎県老人保健施設協会ケアプラン研究部会は91日、宮崎市のJAAZMホールでリーダー研修会を開きました。県内の会員施設の他、特養、グループホームなど幅広い高齢者施設から68人が参加し、講演やグループワークなどを通じて研鑽と交流を深めました。

 開会にあたり、同部会委員の原 貴子さん(相愛苑)は、「本日は施設におけるケアマネジメントの意義や、リーダーとして果たすべき役割は何なのか、といったところがポイントです。しっかり学んでいきましょう」と挨拶しました。

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 講師には、明石(あかいし)二郎先生を大分からお招きしました。(社)大分県社会福祉士会の理事である明石先生は、高齢者福祉分野でソーシャルワーカーとして勤めた後、高校教員として5年間福祉教育の実践と児童、生徒の相談援助、スクールソーシャルワークを同県内で始めて実践されました。その後大分市の認知症ケア専門施設でソーシャルワーカーおよび副施設長として勤務。利用者本意のチームワークのある施設づくりを実践し、2年で作り上げられたそうです。現在はHealing forest –癒しの森-の代表として精力的に活動を展開中です。

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 研修会のテーマは「施設におけるケアマネジメントの必要性 ?施設生活における利用者さんのQOL向上のための取り組み?」。「今日はグループワークを中心に進めて、施設におけるケアマネジメントとは何なのか、一緒に確認していく作業ができたらいいと思います。今、施設ケアマネージャーが抱える悩みとして、文字と現場が、システムと現場がかみ合っていない状況が起きているのではないかと思います。そんな中で、ケアマネージャーが疲弊し、行き詰まっているのではないでしょうか。今日はそんな悩みを解決できるような、何かきっかけになるものが届けられたらいいかな、と思います」と会場を見わたしながら笑顔で話し出した明石先生。それで受講者の雰囲気が一気に和らぎました。明石先生が日頃から利用者様やご家族とどのように信頼関係を築いておられるのか、その一端が垣間見られた瞬間でした。(続く)

ポスターできました(第14回九州ブロック大会)

 第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざきの大会ポスターがこのほど完成しました。宮崎の祭りを代表する夜神楽を大きくどーんと配置し、上方には県木のフェニックスと県花のハマユウの写真で南国らしさを醸し出しつつも、一方では「スキー場だってあるんです!」と、県外の方々にはちょっと意外にも思える宮崎の魅力をPRして、来県と大会への参加を呼びかける内容になっています。

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 もちろん大会テーマ「共に創ろう、老健の未来のカタチ」、そしてサブテーマ「?みんなが安心して老いる社会を目指して?」 も中央にしっかり陣取っています。また、宮崎県のマスコットキャラクター、「みやざき犬」の3匹にも登場願い宮崎県を大いに宣伝してもらっています。

 第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざきは来年、つまり平成251114日(木)と15日(金)の2日間にかけて、宮崎市の宮崎観光ホテルで開催します。みなんで大会を盛り上げていきたいと考えております。会員施設の皆様におかれましては、当協会へのますますのご理解、ご協力方賜りますようお願い申し上げます。

大会テーマ決定しました!!

 来年1114日(木)、15日(金)の両日、宮崎市の宮崎観光ホテルで開催予定の「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」の大会テーマおよびサブテーマが決まりました!決定したテーマは次の通りです。

【テーマ】:「共に創ろう、老健の未来のカタチ」

【サブテーマ】:「?みんなが安心して老いる社会を目指して?」

 テーマはグリーンケア学園木花、サブテーマは慶穣塾からそれぞれお寄せいただきました。他施設からも多数のアイデアをいただき、ありがとうございました。

 大会まで1年ちょっと。現在協会事務局および総務委員会にて取り組みを始めているところです。会員施設の皆様には、今後様々な形でご協力をお願いすることになるかと思いますが、大会成功に向けて何とぞご高配賜りますようお願いいたします。

研修会開きました(リハ部会)その3

 引き続き、「老健施設におけるリハビリ」と題し、菜花園(西都市)の理学療法士、濵砂好治さんが講演しました。かつて同一法人の病院に勤務していた濵砂さん。異動で老健に勤務するようになって間もない頃、介護スタッフから「リハビリで筋力や関節可動域が改善しても、生活場面での介助状況は何も変わっていない」と言われ、少なからぬショックを受けた体験談から切り出しました。

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しかし、それが老健のリハ専門職として、「生活が改善するリハビリとは?何をすればいいのか?」と自問し、利用者様の機能面から生活面へ見方を変えていくきっかけになったのだそうです。見方を変えていくポイントは、入所者様や他職種の相談に耳を傾け、なるべく迅速に(その日のうちに)答えていく事。自分の専門外の事だと考えず、生活の一部として受け取り、その中で専門性を活かして考察・分析し、生活改善の結果を出していくことだと力説しました。また、その際には問題となっている現場に行って、実際に確認することが大事で、それが利用者様の「生活を視る力」をつけることになり、「訓練室では利用者様の生活が見えにくいが、現場で生活を視る力がつけば、生活場面として使える実際的な訓練も提供していけることになる」と付け加えると、参加者達はうなずきながら聞き入っていました。

これを踏まえて乗り移り動作や食事、車椅子に座る姿勢へのアプローチ方法、またこれらを改善するための福祉用具の活用方法など、実例を示しながら説明がありました。生活状況の改善を考える場合、その人の機能面ばかりにとらわれるのではなく、総合的に機能を活かせる生活環境も考えることが重要とのことでした。そこで必要になってくるのが介護者への理解。「残存機能を活かしていない、過度な介助にならないためには、過度な介助を行わないような状況をリハスタッフが考え、他職種が理解し、統一して行ってもらえるような取り組みをしていかなければならない」と、生活リハビリを全職種が意識して展開するために、リハスタッフの役割が大切であることを強調しました。

また、会場のPT、OT、STに対し、「技術者(専門職)ほど危ないものはない。”なんでもわかっている”という体質や過信は変化を拒み、硬直化を招くし、様々な問題が生じても、原因を自分以外に求めがちになる」と注意を喚起しました。そして、「『協働』とは相手を知り、共有すること。他職種のことをよく知って、相手に協力してもらえるような提案をしていきましょう。老健の使命は在宅復帰。そのためにも自分たちから変わっていきましょう」と参加者に呼びかけました。

研修会には若手からベテランまで、幅広い年代のリハスタッフが参加し、熱心に聞き入っていました。それぞれの老健施設でのリハビリテーションのあり方を見直す、またとない機会となりました。(終わり)

研修会開きました(リハ部会)その2

 続いて講演は家庭復帰へのポイントについて移りました。これに関して中村さんは、

1.ご家族様の評価と意識づけ

2.退所前後訪問による具体的な課題の共有と連携

3.排泄手段の確立

3つを挙げ、それぞれについて以下の通り説明を加えました。

1.ご家族の評価と意識づけについて】

 入所前に介護者の就労の有無、健康状態、介護可能な時間帯や内容、介護に対する意欲などを多角的に評価したり、入所判定会議でおおよその入所期間を決定することなどを通じて利用者様やご家族に家庭復帰を意識付けし、意味の無い入所の長期化を防ぐことができる。

2.退所前後訪問による具体的な課題の共有と連携】 

 生活環境を評価することで利用者様の生活イメージを把握したり、生活上の課題を共有でき、また居宅ケアマネージャーや在宅サービス提供者と連携しやすい。さらに家庭復帰後も往復型利用へとつなげることができる。

3.排泄手段の確立】

 家庭復帰の条件として「排泄動作の自立もしくは軽介助でできること」を挙げるご家族が多いが、特に脳卒中片麻痺で、麻痺側上肢がほとんど機能していない方の場合、トイレ動作が困難であるなど、排泄問題が解決しないために入所が長期化するケースが多い。そのため、日中・昼夜に分けて排泄手段が確立することが重要。

 

 このうち、「3.排泄手段の確立」に関して、中村さんは「下衣の上げ下げの動作におけるバランス保持が困難になりやすい」と述べ、その一因が既存のトイレ用手すりにあると指摘しました。これは、材質が硬い上に壁離れ寸法も6~8?しかなく、寄りかかりにくく、手放しで立位を保持し、下衣の上げ下げができないとのこと。この問題を解消するため、中村さん自らが考案し、商品化した支持型手すり「手すりの立人(たつじん)」が、排泄動作の自立や介助量軽減に功を奏していることを紹介しました。この「手すり立人」は、既存の手すりと異なり、壁離れを20?に広げるとともに、手すりに軟らかい素材を巻くことで握りやすく、寄りかかりやすい構造となっているもので、既に実用新案登録および商標登録済みとのことです。

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 最後に近年のリハビリテーションの考え方について言及し、日々進歩するリハビリテーションの理論や技術を、文献を収集するなどして学んでいく必要があると訴えました。(つづく) 

研修会開きました(リハ部会)その1

 (社)宮崎県老人保健施設協会リハビリテーション研究部会は91日、宮崎市のKITENビル大会議室で全体研修会を開きました。県内会員施設のリハビリテーションスタッフ等61人が参加しました。

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 最初の講演は「在宅復帰率30%を目指すリハビリ」。講師は同委員会委員長であるこんにちわセンター(都城市)の理学療法士、中村豪志さん。今年度の介護報酬改正の概要を踏まえ、在宅復帰・在宅療養支援機能加算を算定する要件となる”在宅復帰率30%“を達成するためのリハビリスタッフの役割について説明がありました。

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 「在宅復帰率」とは、「全退所者数」のうち、「『在宅復帰』された人数」の占める割合(つまり、「在宅復帰」された人数/全退所者数)で、今回の改正で死亡退所者が除かれるとともに、当該入所者が要介護4または5の場合、在宅生活期間が14日でも在宅復帰とみなされるようになりました。この在宅復帰率を高めるために中村さんは、

(1)関節可動域、筋力、バランス能力、日常生活活動能力、歩行能力などの身体能力を向上する

(2)記憶力、高次脳機能、コミュニケーション能力など、認知機能を向上する

(3)住環境の整備など、物理的環境を整備する

(4)家族の介護力強化など、人的環境を整備する

(5)フォーマルサービス、インフォーマルサービスなどを適切に利用し、社会環境を整備する

5つのポイントを示しました。

 一方、「在宅」とはみなされない(医療機関などへの)退所を減らす対策として、

(a)誤嚥性肺炎などの予防に努め、急変による(「在宅」以外の)退所を防ぐ

(b)転倒事故や感染症などを防ぐため、適切なリスクマネジメントを行う

2つをあげ、これらはリハビリスタッフだけでなく、老健に勤める全ての職種が一緒になって取り組まなければならないことを強調しました。(つづく)

全体会開催します(支援相談部会)

 (社)宮崎県老人保健施設協会支援相談研究部会は928日(金)14時から、宮崎市の宮崎観光ホテルで部会の第1回全体会を開催します。講師に財団法人潤和リハビリテーション振興財団潤和会記念病院の医師、櫛橋弘喜先生を招き、『医療依存度の高い高齢者への対応』と題し、講演をしていただきます。

 この全体会はどなたでも参加できます。参加費として老健職員は1500円が必要ですが、その他の方は無料となっております。

 くわしくはこちらをご覧の上、920日(木)までにお申し込み下さい。多数のご来場をお待ちしております。

 この全体会へのお申込みおよびお問い合わせは、介護老人保健施設しあわせの里の支援相談員、笠原 章寛(TEL0987-55-4800FAX0987-55-4507)までお願いいたします。

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