「スカイ・ハイ」よ永遠に(ミル・マスカラス誕生日7月15日)

7月15日はミル・マスカラスの誕生日。若い人はご存知無いかもしれませんが、我が国のプロレス全盛期に、全国のファン、特に少年達から圧倒的な人気を誇った「千の顔を持つ男」や「仮面貴族」などのニックネームを持つメキシコの覆面プロレスラーです。今日で78歳を迎えました。

1964年の東京オリンピックのレスリングメキシコ代表候補にもなったミル・マスカラスがプロレスラーとして我が国で脚光を浴びだしたのは1970年代。それまでの日本のプロレスは、「正義の日本レスラーVS悪役外人レスラー」という構図でした。しかし60年末、端正な顔立ちと必殺技“ダブルアームスープレックス”により「人間風車」の異名で人気を博したビル・ロビンソン(イギリス出身)と共に、人気外国人レスラーとして日本のプロレス史に名を刻んだのがミル・マスカラスでした。

彼の魅力を上げればきりがないほどですが、ボディビルでミスターメキシコに輝いた実績もあるほどの鍛え上げられた美しい肉体から華麗に繰り出す空中殺法「フライング・クロス・チョップ」や「ダイビング・ボディ・アタック」はそれまでのプロレス技にはみられないかっこよさ、特に少年の羨望の的で、当時の男子たちはこぞってその真似をしたものです。「外国人レスラー=悪役」という概念を見事にぶち壊してくれました。

それから「じゃーん、じゃかじゃかじゃん、じゃーん、じゃじゃっじゃっじゃじゃ」で始まる入場時のテーマソング、「スカイ・ハイ」。当時のプロレスでは入場時のテーマソングを流すという演出はほとんどなかったのですが、ミル・マスカラスがこの曲を引っさげて、しかも毎回違う色とデザインのマスクをかぶって華麗に登場すると、「あれは何という曲か?」という問い合わせがテレビ局に殺到したとのこと。この「スカイ・ハイ」はイギリスのバンド「ジクソー」の曲なのですが、シングル盤レコードのジャケットはミル・マスカラスの写真に差し替えられて57万枚を売り上げ、オリコン最高位2位を獲得するほどの大ヒットとなりました。それ以降、各レスラーの入場時、それぞれのテーマソングが会場に響き渡るという演出が定着していった事を考えると、これはミル・マスカラスの大きな功績だと言えます。

このようにプロレス界に革命を起こし、一斉を風靡したミル・マスカラス。なんと76歳だった昨年、2019年2月19日にジャイアント馬場没後20年追善興行のため来日してくれました。同じく人気覆面レスラー弟のドス・カラスと組んでカズ・ハヤシ&NOSAWA論外と対戦し、ダイビング・ボディ・アタックで論外からフォール勝ちを収めたというからあっぱれ!そして感謝!です。

「スカイ・ハイ」と言えばやはり宮崎のブルースカイを連想します。鮮やかにリング内外を飛んでファンを魅了してくれたミル・マスカラス。当時熱狂したファンにも介護保険を利用されるようになった方も少なくないと思います。ミル・マスカラスを見習い、みんなで健康な心身づくりにつとめ、そしてあの頃のようにまたテレビの前でプロレス観戦を楽しみたいと思います。

検疫記念日(7月14日)

7月14日は「検疫記念日」。1961年(昭和36年)に厚生省(現厚生労働省)と日本検疫衛生協会が制定したそうです。

この記念日は1879年(明治12年)のこの日、日本初の伝染病予防の法令である「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」が公布されたことに由来しているとのこと。

検疫と聞けば、国際線の空港で荷物検査を受けるイメージがありますが、そもそもは日本に伝染病を持ち込ませないため、そして日本から伝染病を持ち出させないための大事な審査。法令が制定された明治12年当時は国内でもコレラが猛威を奮い、人々はその戦いに明け暮れていたことを考えると、検疫がいかに重要なものだったかが伺えます。

そして現在、世界中が新型コロナウイルスとの戦いのまっただ中です。一日でも早い終息を願いつつ、感染対策の徹底に向けて手綱を締め直す一日にしたいと思います。

ご活用を!県公式ウォーキングスマートフォンアプリ「SALKO」

宮崎県教委員会スポーツ振興課では県公式ウオーキングスマートオンアプリ「SALKO」の普及、定着を呼びかけています。

この「SALKO」は、「県民総参加型のスポーツ」として、宮崎県民にウオーキングを広く普及し、日常生活の一部に定着させようと開発されたアプリです。

「SALKO」はiPhone用とAndroid用があります。詳しくはこちらをご覧の上、ご活用下さい。

(↑iPhone用はこちら)

(↑Android用はこちら)

全老健「高齢者施設新型コロナウイルス対応について」

高齢者施設における新型コロナウイルス感染症発生に備えた対応等について(介護保険最新情報vol.853)」が全老健ホームページに掲載されています。こちらからご覧下さい。

令和2年度喀痰吸引等研修について【※一部中止あり】

県長寿介護課ホームページに「令和2年度喀痰吸引等研修(介護職員等研修および指導者講習)について【一部中止】」が掲載されています。

これによると、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、

◎第一号・第2号研修(介護職員等研修):中止

◎指導者講習:延期

となっています。

詳しくはこちらをご覧下さい。

七夕2020

 7月7日は七夕。各老健施設でも三密に気をつけながら七夕飾りを作り、その枝には利用者やご家族、職員などの願いを込めた短冊が揺れていることと思います。

伊達政宗のお時代から受け継がれ、全国的に有名な仙台七夕まつり。毎年旧暦7月7日にあたる8月6日から8日にかけて開かれ、大勢の人出で賑わっていたのですが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止が決まりました。その他にも県内外の各地で夏の風物詩が見られない2020年ですが、星達は変わること無く天空で輝き続けてくれています。

星が綺麗に見えることでは全国トップクラスの宮崎県。その分願いもしっかり届くことと思います。短冊に込められた皆様の願いがかなうよう、星に願いを捧げたいと思います。

トロピカルな朝

写真は宮崎市加江田地区から日向灘に注ぐ加江田川の朝の光景。国道220号線にかかる鵜来橋 (うくるはし)から撮影したものです。

静かな川面に映る朝陽の帯、その向こうに見えるのは「トロピカルブリッジ」。左(北)側の県立総合運動公園と右(南)側の青島地区を結ぶこの橋は歩行者と自転車が通行可能。宮崎の冬の風物詩ともいえる「青島太平洋マラソン」の最後の踏ん張りどころであるトロピカルロードの中の名所として、約1万人のランナーがそれぞれのペースと思いで行き来する橋でもあります。

また左側はサーフィンスポットとして有名な木崎浜があり、昨年は世界大会も開かれて大いに賑わいました。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除され、最高の波を求めてサーファーの姿も見かけるようになりました。一方、例年なら6月中にエントリーが終わる青島太平洋マラソン、今年は12月13日の開催に向けて検討が進められており、8月にエントリー開始、募集要項等の情報を7月半ばに発表とのことですが、関係者もこれまでと違う運営に向けてご苦心も少なくないものと察しているところです。

その名の通り、この日はトロピカルな朝を感じながらシャッターを切りました。美しい宮崎の景色は県民の宝物でもあります。後世に残せるよう大切に守っていくとともに、以前のように多くの観光客にもその良さを堪能してもらえる日が早く戻って来て欲しいと願う今日この頃です。

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