協会活動報告

25周年記念講演会開きました(並木の里)

  医療法人暁星会介護老人保健施設並木の里(西都市)は6月15日、西都市文化ホールで開設25周年記念講演会を開きました。
並木の里は平成5年6月に開設以来、地域の医療・保健・福祉の向上のため、地域住民や関係機関等の理解と協力を得ながら様々な事業を展開。この日の講演会は25周年を記念するとともに、皆様への感謝の意を表し、そして骨粗鬆症や関連知識について理解を深め、健康増進の一助としてもらおうと開催したもの。開会にあたり、医療法人暁星会の相澤潔理事長が主催者挨拶を行いました。
講演会には250人の受講者がありました。のテーマは「『骨粗しょう症の基本から最新情報』~連携の大切さ」。講師は医療法人暁星会三財病院の整形外科部長で医師の松本英裕副委員長が務めました。まずロコモティブシンドロームの概要や、自分でロコモティブシンドロームに気づくための「7つのロコチェック」、およびロコモティブシンドロームにならないための「ロコモーショントレーニング(ロコトレ)」について説明。続いて骨粗しょう症の概要および骨粗しょう症になる原因、さらに薬物療法などを、最新の情報もふんだんに盛り込みながらわかりやすく解説がありました。
熱気に包まれた会場では、受講者が熱心な表情で聞き入っていました。

「ランチョンセミナー」受講予約20日からスタート(全国大会埼玉)

 平成30年10月17日から19日にかけて、ソニックシティ・パレスホテル大宮で開催される「第29回全国介護老人保健施設大会埼玉」の共催ランチョンセミナーの受講予約が6月20日から始まりました。

 受講を希望される方は「大会参加登録サイト」からお手続きをお願いいたします。

全老健「2018年度医師研修会」のお知らせ

 (公社)全国老人保健施設協会(全老健)主催の「2018年度医師研修会」が8月27日(月)~8月28日(火)、新大阪江坂東急REIホテルで開かれます。この研修会は老健施設等に勤務する医師が対象です。

 詳しくはこちらをご覧下さい。

【この研修会への問合せ先】

○(公社)全国老人保健施設協会 業務部業務第一課

TEL:03-3432-4165

誕生会にぎやかに(グリーンケア学園木花)

 6月14日、宮崎市の介護老人保健施設グリーンケア学園木花で誕生が開かれました。

 同施設では生まれ月のご利用者を対象に毎月誕生会を開催しており、この日は70歳代から100歳代の8人の6月の誕生者が祝福を受けておられました。

 そして恒例となっているボランティアによるステージショーがありました。同施設には20の団体や個人のボランティアが登録されており、年間を通じて誕生会に花を添えているとのこと。この日も歌謡ショーや、日本舞踊や、そしてギター演奏があり、利用者から大喝采を浴びていました。

 スタッフはそれぞれの持ち場で、利用者一人一人に目配り、気配り、心配りをしながら誕生会を盛り上げつつ、円滑で安全な運営に当たっていました。曇天の窓の外にもかかわらず、祝福と喜びで満ちあふれた会場内は、皆様のこぼれんばかりの笑顔で明るく輝いていました。

気をつけてお越しを「『働く生きがい』研修会」宮崎会場は16日(看護介護部会)

 看護介護研究部会主催の「人材育成研修」(宮崎会場)は、6月16日(土)、JAアズム302研修室で開催13時30分より開催します(13時受付開始)。

今回の研修会テーマは「介護施設で働く生きがいを作る~身につけたいこと~」。講師はオフィス・アール代表の島原竜一様です。

受講を予定されている方はどうぞ気をつけてお越し下さい。

【この研修会への問合せ先】

○介護老人保健施設東海園(担当:坂下 和代)

TEL(0982)30-1661

リハ関連介護報酬改定学びました(リハ部会:その3)

 リハビリテーション研究部会が6月2日に開いた介護報酬改定関連研修会、後半はグループワークに移りました。司会進行は介護老人保健施設サンヒルきよたけの作業療法士で、同部会の長友太志副委員長が務めました。

 8つに分かれてのグループワーク、各グループで参加者は介護報酬改訂後の各施設の取り組み状況について意見を出し合いました。改定への対応をはかる中で生じた疑問や課題およびそれへの対応、リハビリ業務を行う上での工夫点など、それぞれのグループで真剣な意見が交わされました。

 最後にグループワークの結果が各グループから発表されました。グループ内で生じた疑問を他グループが答えたり、問題意識をグループ間で共有したりすることができ、大変有意義なグループワークとなりました。

(おわり)

リハ関連介護報酬改定学びました(リハ部会:その2)

 続いて講義は通所リハビリテーションの解説に移りました。単位数や基本サービス費の比較、リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ~Ⅳ)の比較の概要にはじまり、これを踏まえて「医師の詳細な指示」、「リハビリテーション会議における医師の参加(TV参加)」、「リハスタッフによる説明」、「医師による説明(TV電話)」、「データの提出(VISIT)」などそれぞれの加算における要件を、それぞれの詳細にも言及しながら説明しました。

 また、今回大幅な見直しが行われた「通所リハビリテーション計画書」については、(1)「別紙様式2-1、2-2」を使用する、(2)項目は削除せず、レイアウトの変更は可能、(3)Barthel IndexをFIMに変更することは可能、そして、当協会の見解として(4)医師の指示箋を別途作成する方が望ましい・・・の4点を強調しました。

 さらに、介護予防通所リハビリテーションについては、「介護予防通所リハビリテーションマネジメント加算」および「介護予防通所リハビリテーションマネジメントにおける生活行為向上リハビリテーション実施加算」がそれぞれ創設された事に言及。また、「リハビリテーション提供体制加算」関しては、(1)定員ではなくサービス提供中の利用者数25人に対してリハスタッフ1名、(2)利用者数が25人を増すごとに1名必要、(3)体制加算だが、その日ごと算定(※算定できる日とできない日がある)・・・など、算定のポイントを示しました。

 加えて、社会参加支援加算の要件が明確化されたことや、身体拘束が厳正化されたことなどに触れた上で、中村委員長は「老健は在宅復帰・在宅支援のための地域拠点となる施設。リハビリテーションを提供する機能維持・回復の役割を担う施設として位置づけられました。老健がより国から認められ、地域包括ケアの中心施設となれるよう、皆で力を合わせてがんばりましょう」と参加者に呼びかけ、講義を締めくくりました。

(つづく)

リハ関連介護報酬改定学びました(リハ部会:その1)

 (公社)宮崎県老人保健施設協会リハビリテーション研究部会は6月2日、宮崎リハビリテーション学院で研修会を開きました。48人が参加し、介護報酬改訂について学びました。

 今回の研修会は平成30年度の介護報酬改定において、老健の在宅復帰・在宅支援施設としての役割が一層重視され、リハビリテーションの重要性がますます高まったことを受け、リハビリテーション関連事項を中心とした介護報酬改定について学ぼうと開催されたもの。はじめに介護老人保健施設こんにちわセンターの理学療法士で、同部会の中村豪志委員長が講義を行いました。

 これまでの介護報酬改訂の流れや介護保険法および省令(運営基準)の改定、介護保険3施設(介護老人保健施設、介護医療院、介護老人福祉施設)などを踏まえ、まず老健施設の入所における在宅強化型・加算型老健の取得に関して「これまでは在宅復帰率、ベッド回転数、重度者要件を満たす、という厳しい一本道だったのに対し、今回の改訂では10の指標を組み合わせて様々なルートを選択できる」という改訂のポイントを示し、その具体的な指標、老健の分類(超強化型、在宅強化型、加算型、基本型、その他)、算定要件などを解説しました。

 さらに、退所時指導やリハビリテーションマネジメント、リハビリテーション計画書、地域貢献活動などについて言及。その中でリハビリテーション計画書に関して「入所では通所リハで示されている様式『別紙様式2-1、2-2』の使用は明記されておらず、『リハビリテーション計画書(1)、(2)』でも可能と思われるが、できれば『別紙様式2-1、2-2』に準じた計画書を作成することが望ましい」との当協会の見解を示しました。

 さらに「居宅」の解釈や「在宅復帰率」、「ベッド回転率」、「入所前後訪問指導」、「退所前後訪問指導」、さらに「リハ専門職・支援相談員の配置割合」などについても詳しく説明をすると、参加者は高い関心を示しながら聞き入っていました。

(つづく)

H30事業計画・収支予算書アップしました

 協会ホームページ「情報公開」のページに当協会の平成30年度事業計画および収支予算書(PDF形式)を下記の通りをアップしました。こちらからアクセスしてご覧ください。

(1)平成30年度事業計画:ファイル名「平成30年度事業計画.pdf」、ファイルサイズ:554KB

(2)平成30年度収支予算書:ファイル名「平成30年度収支予算.pdf」、ファイルサイズ:169KB

以 上

第15回研究大会開きます

 「第15回 公益社団法人 宮崎県老人保健施設協会 研究大会」を平成30年12月22日(土)、宮崎市のJA AZMホールで開きます(10時開、16時閉会式の予定)

 大会の詳細につきましては、内容が決まり次第お知らせして参ります。これまで14回の実績を踏まえ、より有意義な大会にしていくべく、関係者一同力を結集して準備・運営に当たっていく所存ですので、ご理解、ご協力方賜りますようお願い申し上げます。

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