協会活動報告

「『介護の仕事』PRパンフ」取材開始!

「『介護の仕事』PRパンフレット」作成に向けた取材が11月8日、介護老人ひむか苑で行われました。001001

このパンフレットは「地域医療介護総合確保基金」に関わる宮崎県の委託事業として当協会が昨年度より取り組んでいるもの。増加する介護ニーズに対応すべく、地域住民や学校の生徒などに対して介護や介護の仕事に対する理解促進およびイメージ向上をはかり、介護人材のすそ野を広げ、介護従事者の確保をはかることが目的です。

今年度作成するパンフレットは若い年代により効果的なPRをするため、マンガやイラストを多用したものにしていく予定です。11月8日には宮崎市の介護老人保健施設ひむか苑にてそのインタビューがありました。同施設の介護職員2人に、制作を依頼したライターが介護の仕事での楽しかったこと、感動したこと、やりがいを覚えたこと、苦労したこと、そして介護の仕事に就きたい人へのメッセージなどを、和気あいあいとした雰囲気の中で聞き取っていました。

取材活動は別施設にて引き続き行われることとなっています。完成した「『介護の仕事』PRパンフレット」は県内の学校等に配布するほか、当協会ホームページからも閲覧・ダウンロードしていく予定です。

第13回研究大会終了御礼

img_8330s11月12日、宮崎市の宮崎観光ホテルで第13回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会を開催しましたところ、県内会員施設等より300人を越える参加をいただき、盛会のうちに終了いたしました。

今大会のテーマである「地域の『ひなた』になろう~『老健に求められているものとは』~」のもと、基調講演や研究発表などを通じ、各参加者が忌憚のない意見を交換するなかで、老健施設の今後あるべき姿を考え合う機会を持つことができました。

さらに今回は市民公開講座として、あさひ法律事務所の弁護士、畑井研吾先生に「認知症介護に係る家族の責任」と題し講演をしていただきました。認知症高齢者を介護する家族の負担や疲労、そして責任のあり方が問われる中、実例を交えながらわかりやすく話される畑井先生のご講演には、老健関係者のみならず一般からの受講者も多くご来場いただき、この問題への関心の高さがうかがわれました。認知症高齢者を地域ぐるみで支える取り組みが全国的に展開されつつある中、老健施設も地域包括ケアの中核として、その役割を一層強化していく必要性を再確認した公開講座となりました。

このように大変有意義な大会となりましたことは、ひとえに会員施設の皆様や行政機関をはじめ関係者の皆様のご協力の賜であると、厚く御礼申し上げます。当協会は今後も会員施設の資質の向上はもとより、広く県民の福祉と保健の増進のため、関係者一丸となって事業を展開して参りますので、なにとぞご理解、ご協力方賜りますようお願い申し上げ、大会終了の御礼とさせていただきます。

なお、大会の模様は後日掲載いたしますので申し添えます。

いよいよ明日!第13回研究大会

%e3%81%82%e3%81%a81%e6%97%a52s 当協会主催の「第13回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会 研究大会」はいよいよ明日、11月12日開催の運びとなりました。

老健施設が地域包括ケアの拠点施設としての役割を果たしていくために「『老健に求められているものとは』何か?」を考え合い、「地域の『ひなた』」となれるよう、講演や分科会などを通じ、施設や地域、職種の垣根を越えた交流や意見・情報交換をする中で互いに研鑽を積める有意義な大会にしたいと思います。

道中はくれぐれもお気を付けて。宮崎観光ホテルでお会いしましょう!

総務委員会で最終確認!第13回研究大会まであと2日

%e3%81%82%e3%81%a82%e6%97%a5s 11月12日(土)、宮崎観光ホテルで開催する「第13回 公益社団法人 宮崎県老人保健施設協会 研究大会」まであと2日となりました。

11月7日には当協会の総務委員会を介護老人保健施設ひむか苑で開催しました。大会当日におけるスタッフの行動予定や配置、タイムスケジュールのチェックなどを行い、会員施設からの応援スタッフの協力を仰ぎながら、大会成功に向けて各担当が連携を蜜にしながら取り組むことを最終確認しました。dscn3108dscn3107

今回の大会テーマは「地域の『ひなた』になろう~老健に求められているものとは~」。本大会は参加者や演題発表者のみならず、各施設で留守を預かる職員の皆様にも多大なるご協力を賜りながら開催いたすものです。大会を通じて会員施設の資質の向上はもとより、広く県民の福祉、医療、保健に寄与して参りたいと存じますので、ご理解のほどお願い申し上げます。

太陽暦記念日(11/9)~地域の『ひなた』になろう!~

11月9日は「太陽暦採用記念日」。明治5年(1872)のこの日、旧暦(太陰太陽暦、天保歴)が廃止され、翌日から現在の太陽暦が採用されたそうです。img_3154-1s

昼間の太陽はとても直視できませんが、朝夕だったら眺めることができます。特に朝日が昇る様子はとてもおごそかで、「よし!今日も一日がんばろう!!」という気持ちにしてくれます。肌寒さを感じるようになり、太陽の有り難さ、「ひなた」の暖かさに感謝したいと思う今日この頃です。%e3%81%82%e3%81%a83%e6%97%a5s

さて、「ひなた」といえばいよいよあと3日に迫った「第13回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会 研究大会(11月12日開催、於:宮崎観光ホテル)」。その大会テーマこそ「地域の『ひなた』になろう ~『老健に求められているものとは』~」。老健施設が地域の「ひなた」になれるよう、充実した大会にして参りましょう!

大会まであと5日!

11月も2週目に突入しました。先週から冬を思わせるような冷え込みがあり、一気に季節が変わった感があります。%e3%81%82%e3%81%a85%e6%97%a5s

そしていよいよ今週土曜日、11月12日は「第13回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会 研究大会於:宮崎観光ホテル)」を開催いたします。大会テーマは「地域の『ひなた』になろう ~『老健に求められているものとは』~」。寒さをふきとばす「ひなた」になれるよう、皆様のご理解、ご協力のもと、熱い大会にして参りましょう!

HIV/エイズの正しい知識学びました(看護・介護部会:その2)

img_8559  後半はHIVおよびエイズについての講義となりました。1900年ごろ、中央アフリカでサルのSIV(免疫不全ウイルス)からヒトへ感染する能力を獲得してHIVとなったという歴史にはじまり、HIVの生活環などが説明されました。そしてHIVが白血球の中の免疫の中心であるCD4リンパ球に感染すること、CD4低下により日和見感染症となって死に至ることをふまえ、HIV感染症とエイズの関係について、HIVすなわちエイズではないということを理解することが重要とし、指定された23の日和見感染症のどれかにかかった場合、エイズ発症とすることがスライドにより示されました(「厚生労働省『後天性免疫不全症候群』のホームページ」も併せてご参照下さい)。%e3%82%a8%e3%82%a4%e3%82%ba%e6%8c%87%e6%a8%99%e7%96%be%e6%82%a3s

HIVおよびエイズの発生動向について、2014年までの累計報告数が増加する一方で、新規患者報告数は2014年、2015年と続けて減少傾向にあるとのことでした。また治療法としては原因療法(ART:Antiretroviral Therapy)と合併症に対する治療があり、その中で1日2~3回だった内服回数が1日1回に改善していることや、HIVウイルス量を抑制するとCD4が回復すること、CD4数が多い時(早期)に治療開始すると長期生存が期待できるとの説明が研究結果や事例を交えてありました。

また宮崎県の状況については(1)県内の医療機関では90名からのHIV陽性者をフォローしている、(2)昨年1年間で16名の新規HIV患者がいた、(3)新規HIV患者16名中8名がエイズを発症していた・・・などの説明がありました。

これらのことを踏まえた上で、生活上の注意としてまず「次のようなことでは感染しません」とし、「食器の共用」、「共同浴槽・プール・トイレ」、「軽いキスや抱き合うなどの抱擁」、「献血」、「OA機器や文具の共用」、「せきやくしゃみ」、「同じ食べ物をつつく」、「蚊やノミなどの昆虫やペットなど」・・・の8項目が示されました。%e6%ac%a1%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8%e3%81%a7%e3%81%af%e6%84%9f%e6%9f%93%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%9b%e3%82%93s

また予防内服開始後は「針刺し後感染」は感染されていないとのことでした。最後にまとめとして(1)HIV感染症は治療の進歩により高血圧や糖尿病と同じ慢性疾患になった、(2)HIV感染症は体液にて感染する、(3)HIV感染症の針刺し事故による感染は予防内服で阻止できる、(4)個人情報の保護に配慮・・・の4つが提示され、講義終了となりました。

県外の出張先から宮崎空港に降り立つなり、そのまま研修会会場に駆けつけて下さった菊地先生。疲れの色も見せずにわかりやすく丁寧な講義をして下さいました。研修会終了にあたり、参加者からは感謝の拍手がおくられました。img_8577

img_8574(おわり)

HIV/エイズの正しい知識学びました(看護・介護部会:その1)

(公社)宮崎県老人保健施設協会看護・介護研究部会は10月29日、宮崎市のJA・アズム別館で研修会を開きました。60名が参加し、感染予防対策について学びました。img_8522

今回の研修会では感染症のうち、特にHIV(ヒト免疫不全ウイルス)およびAIDS(エイズ:後天性免疫不全症候群)に重点がおかれました。開会にあたり同部会の上村久美子委員長は「高齢者施設ではHIVやエイズはまだ身近に感じないかもしれません。しかし高齢化が進んでいる我が国や宮崎県の現状、そしてHIVやエイズの患者さんが増加していることを考えると、今のうちから正しい知識を持って対応できるようにしていかないといけないと思い今回の研修会を企画しました。受講者の皆さんは今日の研修会の内容を各施設に持ち帰り、倫理的な配慮も十分考えた上での対策マニュアルなどの検討をしていただけたらいいと思います」と挨拶しました。img_8516

講師は県立宮崎病院の院長、菊池 郁夫先生にお越しいただきました。菊池先生は昭和52年九州大学医学部を卒業。同59年東京医科歯科大大学院を修了され、九州大学生体防御研究所助手、米国City of Hope研究所研究員、県立宮崎病院内科医長、同病院副院長などを経て、平成27年から同院長を務められています。この日は大変お忙しい中を縫って講師を引き受けてくださいました。img_8547

研修会では感染症の定義にはじまり、感染症の分類、予防・ワクチン・標準予防策、そして各論、という流れで進められました。前半は高齢者の主な感染症である肺炎や尿路感染、そしてノロウイルスやインフルエンザなどの概要に触れた上で、院内感染防止策とし標準予防策と感染経路別予防策などの大切さについて説明がありました。また肝炎については肝臓の働き、肝臓が悪くなる経過、肝炎ウイルスの種類、そのうち我が国で重要なA、B、C型の肝炎ウイルスの特徴と感染経路、予防と治療法などについて学びました。img_8558

(つづく)

あと11日!第13回研究大会

早いものでもう11月になりました。平成28年も残り2ヶ月となったわけです。

%e3%81%82%e3%81%a811%e6%97%a511月12日(土)、宮崎観光ホテルで開催する「第13回 公益社団法人 宮崎県老人保健施設協会 研究大会」まであと11日となりました。

今回の大会テーマは「地域の『ひなた』になろう」、そしてサブテーマは「老健に求められているものとは」です。2025年問題、在宅復帰支援強化、維持期リハビリテーションの資質向上など、老健に求められる役割が重要かつ多様化する中、地域包括ケアの拠点として地域にアピールできる老健施設のありかたについて、講演や研究発表などを通じて考え、実る有る大会にして参りたいと、関係者一同準備にあたっているところです。

これから本大会に関する諸情報を随時掲載して参る予定ですのでご参照下さいますようお願い申し上げます。

申込は11/7まで!胃ろうトラブル対処法研修会(栄・給部会)

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この研修会の講師は医療法人社団善仁会 市民の森病院消化器科で院長の前田啓一先生。老健関係者は参加費として500円が必要ですが、それ以外の方は無料で受講することができます。詳しくはこちらをご覧の上、介護老人保健施設ひむか苑(担当:前田 緑、TEL:0985-48-1360、FAX:0985-47-3967)までお申し込み下さい。

【この研修会に関する問合せ先】

介護老人保健施設ひむか苑 管理栄養士 前田

TEL0985-48-1360

FAX0985-47-3967

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