雑談

熱中症を防ごう2023

熱い日々が続いています。これからますます暑さが増すのではないかと懸念されます。「昔は窓からすだれを下ろし、打ち水でもしておけば涼しく過ごせたのに」などとぼやいていてもしかたありません。例年以上に熱中症対策を徹底したいと考える今日この頃です。厚生労働省でも「熱中症予防のための情報・資料サイト」を解説し、注意を呼びかけています。利用者様はもとより、スタッフ自身の熱中症予防にも万全を尽くしながら、楽しく涼しい夏を過ごしましょう。

海の日2023

7月17日は「海の日」。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」として制定された国民の祝日ですが、世界の中で海の日が国民の祝日なのは日本だけだそうです。

写真は宮崎県の最南端、都井岬から北側を眺めた景色です。南北に伸びる宮崎県の海岸線は約400キロメートルで、これは海がある40の都道府県の中で29番目の長さ。美しい国定公園日南海岸がある本県としては、意外な順位という気もしなくもありませんが、いずれにせよ県北から県南にわたり、それぞれに違った美しさを魅せてくれるだけでなく、様々な形で恵みを施してくれる海に、あらためて感謝するとともに、美しく幸多いこの海を後世に残せるよう、身近でできることから取り組んで行きたいと思います。

後半スタート2023

 7月になりました。早いもので2023年も半分が過ぎたわけです。5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、世の中の色々なことがコロナ前の日常を取り戻しつつあります。とはいえ介護老人保健施設に勤める者のひとりとしては、けして油断できる状況ではありません。引き続き感染防止対策に努めながら、老健の使命である利用者様の在宅復帰、在宅療養支援の強化をはかっていきたいと考える今日この頃です。

 令和5年が半分を過ぎたこの機会に「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいいたします。公益社団法人全国老人保健施設協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。後半もがんばりましょう!

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「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。

「地球は回っている」(5月23日コペルニクス地動説発表)

                         

5月23日はコペルニクスの「地動説」が発表された日。1543年、今から480年前の今日、著書「天球の回転について」が出版されたのですが、脳卒中で病床に伏していた彼は、その翌日この世を去ったのだそうです。享年70歳でした。

今では「太陽のまわりを、地球やその他の惑星が回っている」というこの「地動説」は常識となっていますが、それまでは「地球は宇宙の中心にあり、太陽や星は、地球の周りを回っている」という「天動説」が信じられていました。ですから「地球が回っている」と言われてもにわかには信じられず、その後地動説を支持したガリレオ・ガリレイが1633年、宗教裁判で有罪となり「それでも地球は動いている」とつぶやいたのは有名な話です。そしてローマ教皇庁とカトリックが正式に放棄し、地動説を承認したのは1992年、裁判から実に359年もたってからのことでした。

写真は日向灘から徐々に上昇してくる朝日。と言ってもこれは地球が自ら回っているためであって、「朝日が上昇しているように見える」と言った方が良いのかもしれませんが、論はともかく、このような厳かなシーンを目の当たりにすると、1億4960万km離れた地球に、8分19秒もの時間をかけて、光とぬくもりを届けてくれる太陽には感謝の気持ちがわいてきます。

「日本のひなた」をキャッチフレーズに掲げる宮崎県。今日も太陽のような明るさとぬくもりで、利用者様のケアにあたろうと思う5月23日です。

明日は昭和の日2023

 明日4月29日は「昭和の日」。令和5年、2023年は昭和だと98年になります。そして1989年1月7日に昭和が幕を下ろしてから34年。まさに「昭和は遠くになりにけり」の感があります。

 写真は宮崎市某所にある田の神像。昭和の時代に建立されて以来、毎年の豊作を祈り、田んぼを守り続けてきました。

 老健の利用者様の中にも、長年米作りに励んで来られた方も少なくないかと思います。そんな皆様と、昭和という時代を様々に振り返り、懐かしむ昭和の日にしたいと思います。

4月19日の誕生花あざみ

4月19日の誕生花はアザミ。今の時期、各地でその姿を見ることができます。

紫色のアザミの花言葉は「厳格」「気品」「高貴」。落ち着いたその色は高貴で上品な人を連想させ、貴族の着物にも用いられてきたことに由来しているそうです。また色を問わず「独立」という花言葉がありますが、これはそのとげが敵から国土を守ったという、あざみを国花としているスコットランドの伝説に由来しているとのこと。

老健の利用者の皆様も、この時期にはあざみの咲く姿を眺めながら巡る季節を重ねてこられたことと思います。そんな利用者様とこの花を愛でつつ、独立、ではなく自立した生活を遅れるよう日々のケアに努め、支援して参りたいと思います。

4月5日は「イースター島発見の日」

4月5日はヨーロッパ人がイースター島を発見した日。1722年のこの日、オランダ海軍提督のヤーコプ・ロッヘフェーンが南太平洋上の小さな島を発見し、この日はキリストの復活を祝う「イースター(復活祭)」だったことから「イースター島」と名付けられたそうです。

イースター島と言えばモアイ像。その巨人石像がなぜ作られたのは今なお謎とのことですが、サンメッセ日南にはイースター島から正式な許可を得たモアイ像があることで有名です。

今年の3月25日、東九州自動車道の清武南~日南北郷間が開通し、県南へのアクセスが非常に便利になりました。経済効果のみならず、防災や救急医療など、多くの恩恵があると期待されますが、大勢の観光客が県南に赴き、たくさんの魅力を発見してほしいと思います。

円周率の日(3.14)

3月14日は「円周率の日」。ご存知「3.14」にちなんだ記念日ですが、アルキメデスが求めた近似値22/7から7月22日をはじめ、他にも「円周率の日」はあるそうです。

写真は日向灘から昇ってきた朝陽。まさしく「日本のひなた」のキャッチフレーズにふさわしい光景であり、人類をはじめ地球の生物はこの円い太陽の恩恵にあずかって生きているわけです。雲間に隠れていたり、顔を出す時刻が少しずつ変わったりしてきてはいますが、毎日休むこと無く光と熱をとどけてくれる、直径約140万キロメートル、円周約430万キロメートルの球体に感謝する3月14日にしたいと思います。

鏡開き2023

1月11日は「鏡開き」。「お正月の間に年神様のよりどころとして飾っておいた鏡餅を下げていただく儀式」であり、年神様の宿る鏡に見立てた餅を開くことで年神様を見送り、お餅を食べることで年神様の恩恵を体内に取り込み、無病息災を願うものです。その際、神様のよりどころである鏡餅を刃物で切るのは御法度。鏡を割るのももってのほか、そこで「開く」という表現が用いられるようになったとか。そのため飾ってあった鏡餅を下げ、小槌や手を使って開くのだそうですが今は鏡餅の形をした容器の中に普通の餅が入っているものも出回り、まさしく容器の蓋を「開」いて鏡開きをするようにもなりました。

室町時代にその歴史が遡るとも言われる鏡餅。大きな餅は喉に詰まらせる危険がありますので、別な形でこの儀式にあやかったものを提供する老健施設もあろうかと思います。「ああ、今日は鏡開きやったねぇ」と懐かしんでもらいながら、楽しいひとときを過ごして頂きたいと願う1月11日です。

さよなら2022

令和4年もいよいよ明日までとなりました。

今年もまた新型コロナウイルスへの対応に追われ、あっという間に年の瀬を迎えた感があります。加えて県内を襲った台風14号の被害、そして不安定な世界情勢など、振り返れば大変な事が重なった2022年だったように思います。

令和5年は平和で穏やかで、幸せ多い年になることを願っています。なおこのブログも土曜と日曜を除く毎日欠かさず更新し、情報を発信し続けて参ることができました。これもご覧いただいた皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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