「ふくしの職場体験学習」のお知らせ(県福祉人事センター)

 宮崎県福祉人材センターでは「ふくしの職場体験学習」への参加者を募っています。

これは「福祉・介護の仕事に関心のある方や、これから働いてみたいと考えている方、社会福祉施設等での就労経験があり再就労の意欲のある方などに、福祉・介護の職場で体験学習する機会を提供し、実際の職場の雰囲気やサービスを知ってもらい、福祉への理解を深めていただく」ことが目的です。詳しくはこちらをご覧下さい。

【「ふくしの職場体験学習」に関するお問い合わせ先

〇社会福祉法人 宮崎県社会福祉協議会 宮崎県福祉人材センター

電 話:0985-32-9740

FAX:0985-27-0877

介護保険最新情報掲載のお知らせ(全老健Hp)

(公社)全国老人保健施設協会(全老健)ホームページに以下の通り「介護保険最新情報」が掲載されましたのでご参照下さい。

【掲載内容】

(1)介護保険最新情報Vol.590
高額介護(予防)サービス費の見直しにおける運用について
(2)介護保険最新情報Vol.591
「介護支援専門員資質向上事業の実施について」の一部改正等について
【掲載先URL】
vol.590  http://www.roken.or.jp/wp/archives/12552
vol.591  http://www.roken.or.jp/wp/archives/12557
【この件に関する問合せ】
公益社団法人全国老人保健施設協会総務部総務課
E-MAIL:info@roken.or.jp
TEL:03-3432-4165/FAX:03-3432-4172

ケガをしなかったら相撲は・・・

 「ケガをしなかったら、相撲は甘いものだとずっと思っていたかもしれない」と言ったのは、横綱に向かってまっしぐらの勢いで勝ち星を重ねていた大関時代の曙太郎氏(「生きる勇気がわく言葉」、夏村波夫編、雄鳥社)。

 向かうところ敵なしだった曙関でしたが、稽古中にまさかの小指骨折。球場を余儀なくされたときに述べたのがこの言葉。当時のショック、落ち込みは相当なものだったと想像するに難くありませんが、この怪我によって曙はそれまで甘く思っていた相撲に対する考え方を改め、心技体を鍛え直したそうです。その結果見事横綱昇進を果たし、当時大人気だった「若貴」の両横綱などとの名勝負を繰り広げるなど大活躍をしました。

 そして今、若乃花以来の日本出身横綱、稀勢の里が前場所痛めた左腕が完治しないまま夏場所の土俵を務めていましたが、ついに無念の休場。寡黙な中にも横綱としての自覚を持ち、言い訳をすることもなく連日の取り組み、そして横綱土俵入りをする姿には敬服の念を禁じ得ませんでした。稀勢の里のその姿は、曙のこの言葉と通じるものがあるではないかと思いつつ、次の場所でより一層の活躍を期待しています。そしていよいよ終盤を迎え、優勝争いはもとより、力士ひとりひとりの奮闘ぶりに声援を送っている今日この頃です。

 利用者の皆様にも相撲ファンの方々は多いと思います。いよいよ終盤を迎えた夏場所、みんなで応援しましょう。

スター・ウォーズ40周年

1977年の5月25日、アメリカ映画「スター・ウォーズ」は公開されました。今やアメリカのみならず、世界を、いや地球を代表するSF映画の横綱として押しも押されもしない存在です。

 初公開からもう40年も経ちました。その間に宇宙の謎の究明は進むと同時に、多くの宇宙飛行士が宇宙へ飛び立ちましたが、宇宙にはまだ多くの謎が残り、人類が宇宙を自由に行き来できる時代もまだずっと先のようです。

40周年を記念して様々な記念イベントが行われています。40年経ったわけですから、公開当時スター・ウォーズに熱狂した人の中にも介護保険サービスを利用されるようになった方もおられることと思います。星空の美しい宮崎県。利用者の方々と星空を見上げながら、宇宙の神秘やスター・ウォーズの今後の展望について語ってみるのも良いかもしれませんね。

もうすぐ梅雨入り?2017

気がつけば薫風たおやかなる5月もあと1週間を残すのみとなりました。

そして今年の梅雨入りは?というと、「5月24日頃から6月5日頃の間」と予想する専門機関あり、そろそろ梅雨入りかなあ?という今日この頃です。

宮崎の宝物とも言えるこの青空。みんなで今のうちに眺めておきたいと思う今日この頃です。

今が見頃!明けの明星金星

 この時期、明けの明星「金星」が日の出前の東の空に明るく輝いています。

 今年の金星は、4月30日に最も明るく見える「最大光度」になるそうです。そして6月3日には太陽から最も離れる「西方最大離角」となって、今の時期は明けの明星である金星を観測するのに絶好の期間と言えます。

 太陽、月の次に明るく、日の出前の東の空に一目瞭然の明るさで浮かんでいる金星。少し早起きをされた利用者の方々と眺めてみるのも良いかもしれませんね。

「全国大会 愛媛」参加・宿泊登録31日まで

  「第28回全国介護老人保健施設大会愛媛in松山」「大会参加・宿泊等登録」の受付は5月31日(水)正午までとなっています。

 参加を予定されていて登録がお済みでない方は、こちらの「申込要項」をご覧の上、お早めにお手続き方お願いいたします。

「“働く生きがい”つくる研修会」申込は20日まで(キャリアアップ中堅者研修/看護・介護研究部会)

 当協会の看護・介護研究部会企画によるキャリアアップ中堅者研修「介護施設で働く生きがいをつくる ~自らが成長モデルになる~」〈宮崎市(6月17日土曜日)、延岡市(6月23日金曜日)の2会場〉の参加締切は5月20日(土)となっています。

 お申し込みがお済みでない方はこちらをご覧の上、別紙「参加申込書」により5月20日(土)までにお申し込み下さい(両会場とも)。

で開催します。参加費は無料です。

  この研修会は地域医療介護総合確保基金にかかる介護人材確保推進事業として、宮崎県の委託を受け当協会が実施するもの。講師には多くの企業や施設で人材育成研修をされている、オフィス・アール代表の島原竜一先生をお招きします。

「リハ栄養」学びました(栄養・給食部会:その2)

 これに続いて栄養アセスメントについて「入院時には必ず栄養アセスメントを行い、低栄養の可能性のある患者を見落とさないこと」が必要とし、そのためのツールが紹介されました。そして適切な栄養管理について、リハビリテーションに必要なエネルギー量のを計算する際には「リハビリによるエネルギー消費量や、栄養改善(体重増加)のためのエネルギー蓄積量を考慮する」ことの重要性を学びました。

 リハビリテーション効果を高める栄養療法に関しては、1日3回の食事だけでは摂取しきれないことがあり、食間や眠前、リハビリの合間や前後に栄養剤を摂取するなどして1日トータルでエネルギー必要量を確保するとよいとのことでした。また、運動後に筋肉の合成が促進されることを踏まえ、運動直後30分以内にたんぱく質と糖質を同時に摂取することによって、筋たんぱく質の合成が増強されることが期待されるとし、筋肉を維持するための栄養についてスライドを用いて詳しい説明がありました。

 これらを踏まえ、日本静脈経腸栄養学会2017(JSPEN2017)の発表事例が紹介され、リハ栄養を実践することで様々な効果が得られたことなどが示されると、参加者は自施設でのリハ栄養への取り組み強化に向けて、思いを新たにしながら耳を傾けていました。

 栄養・給食スタッフだけでなく、リハビリ専門職をはじめ他職種で取り組むことで利用者の諸状態を改善し、機能・活動・参加、QOLを最大限に高めることができるリハビリテーション栄養について、わかりやすく学ぶことができた大変有意義な研修会となりました。ご多忙の中を縫って講演をしていただいた吉村様をはじめ、研修会運営に多大なるご協力を賜った株式会社クリニコのスタッフの皆様、ありがとうございました。

(おわり)

「リハ栄養」学びました(栄養・給食部会:その1)

 (公社)宮崎県老人保健施設協会栄養・給食研究部会は5月13日、宮崎市の潤和リハビリテーション財団本部で研修会を開きました。20名が参加し「リハビリテーション栄養」について学びました。

 今回講師にお招きしたのは株式会社クリニコ(http://www.clinico.co.jp/)の企画情報部の吉村俊一郎課長。同社は森永乳業グループ病態栄養部門として、予防・治療・介護などを通じ、一人ひとりの豊かな「Quality of Life」に向き合った事業を展開しています。この日は「1.リハビリテーション栄養とは」、「2.サルコペニアとは」、「3.リハ効果を高める栄養療法とは」、「リハ栄養の実践報告」という流れで進められました。

 リハビリテーション栄養(リハ栄養)とは「ICF(国際生活機能分類)による全人的評価と、栄養障害・サルコペニア・栄養素摂取の過不足の有無と原因の評価、リハ栄養診断、ゴールの設定を行ったうえで、障害者やフレイル高齢者の栄養状態・サルコペニア・フレイルを改善し、機能・活動・参加、QOLを最大限高める『リハからみた栄養管理』や『栄養からみたリハ』である」と定義されているとのこと。これを踏まえて、リハ栄養のケアプロセスや効果等について説明がありました。

 その中で、入院時に栄養障害を認める人は、入院時FIM(※(Functional Independence Measure、機能的自立度評価表、日常生活活動能力を評価するための方法)も低く、FIM利得も小さい上に自宅復帰率も低いとのことでした。これに対して入院時に低栄養であっても、栄養改善することによりFIMの向上ができると、栄養改善による効果がデータを用いて示されると、受講者は高い関心を払いながら聞き入っていました。

 続いて「進行性、全身性に認める筋肉量減少と筋力減少であり、身体機能の障害、QOLの低下、死亡のリスク」となる「サルコペニア」の説明では運動器系のトラブルだけでなく、内部障害も引き起こし、ADL低下はもとより、死亡リスクの上昇にもつながることなどが最近の研究で報告されていることなどが解説されました。

 サルコペニアの原因には原発性である加齢に加え、二次性の活動(廃用性筋萎縮、不活動、無重力)、栄養(飢餓、エネルギー、摂取量不足)、疾患(侵襲、悪液質、神経筋疾患)などがあり、それらの対応のうち、栄養面に対しては栄養改善を考慮した適切な栄養管理が重要であるともに、飢餓の場合は加齢によるサルコペニアに最有効なレジスタンストレーニングは禁忌であることなどが指摘されました。

(つづく)

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