福島県相双地域等への職員派遣について(再)

 (公社)全国老人保健施設協会より811日付け文書(全老健第26-187号)「福島県相双地域等への会員施設への介護職員等の派遣について(お願い)」にて、「福島県相双地域への介護職員等の応援事業」(平成273月末まで期間延長)に基づく応援職員の派遣依頼が行われています。

 同文書によると「福島県相双地域等では、職員の不足により定員規模を縮小して運営せざるを得ない施設も存在するというのが現状」とのことであり、深刻な人手不足が施設の通常運営再開の障壁となっているものと思われます。

 各会員施設にはファックスにて依頼文書が送付されているかと存じますが、同文書のPDFファイルをアップしますので、こちらをご覧になるか、もしくは全老健のホームページ「福島県相双地域等の会員施設への介護職員等の派遣について」をご覧の上、職員派遣についてご検討、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

感染症予防研修会開きます(看・介部会)

看護介護研究部会は1025日(土)13時から宮崎市のJAアズム別館202研修室で研修会を開きます(15時まで)。

 今回の研修会のテーマは「高齢者の感染症予防対策」。講師に宮崎県健康増進課感染対策室の西田敏秀先生をお招きします。

 この研修会はどなたでも受講できます。参加費として老健職員は1500円が必要ですが、その他の方は無料です。

 くわしくはこちらをご覧の上、別紙「参加申込書」により必要事項を記載し、看護介護研究部会までお申し込み下さい。

【問い合わせ・申込先】

◎看護介護研究部会(介護老人保健施設サンフローラみやざき内、担当:上村久美子、電話:0985-75-2020FAX0985-75-2897)までお申し込み下さい。

リハ研修会申込9月13日まで

(公社)宮崎県老人保健施設協会リハビリテーション研究部会が920日(土)、15時から宮崎市の宮崎リハビリテーション学院3階講義室で開催する研修会申込締め切りは913日の土曜日までです

 平成26年度1回目となる今回の研修会のテーマは「食事の姿勢・ケアの注意点」。同部会の委員で作業療法士の長友太志さんが講師となり、講義や実技、事例発表を通じてわかりやすく学んでいきます。

 この研修会はどなたでも受講できます。老健職員は会費として1500円が必要ですが、その他の方は無料です。くわしくはこちらをご覧の上、別紙「参加申込書」にて介護老人保健施設こんにちわセンター(担当:中村
豪志、FAX0986-22-8055)宛て913日までにお申し込み下さい。

 この研修会に関するお問い合わせも、こんにちわセンター 中村豪志(TEL0986-22-7100)までお願いいたします。

災害対策実態調査へのご協力を(お願い)

 91日付け文書「宮崎県内の介護老人保健施設における災害対策に関する実態調査について(お願い)」にて、各会員施設における災害対策実態調査を下記の通り実施しております。

 今年も各地で台風や豪雨による建物の倒壊、浸水被害などの甚大な被害が発生しております。また、日向灘を震源とする地震は、今後30年以内にマグニチュード7.6前後の地震が10%程度、マグニチュード7.1前後の地震が70~80%で発生する可能性があると指摘されています。

 このような情勢に鑑み、今回のアンケートは各会員施設の災害への備えに関する実態を調査し、今後の施設間同士の協力体制等の在り方について検討する一助とする予定です。

 ご多忙の折、恐縮ではございますが何卒ご協力賜りますようお願い申し上げます。

 

 

1.送付文書名:「宮崎県内の介護老人保健施設における災害対策に関する実態調査について(お願い)」

※文書のPDFファイルを当ホームページにアップしています。こちらから閲覧・ダウンロードして下さい。

2.調査期間:平成2693日~19

 

3.アンケート用紙に必要事項を記載の上、ファックスにてご回答下さいますようお願いいたします。

※ファックス送付先:公社)宮崎県老人保健施設協会事務局、FAX0985-47-3967

4.回答期限:919日(金)までにご回答下さいますようお願い申し上げます。

5.このアンケートに関する問い合わせも公社)宮崎県老人保健施設協会事務局(担当:日高万明、TEL0985-47-3941)までお願いいたします。

以上

支援相談員部会研修会締め切り9月12日まで

(公社)宮崎県老人保健施設協会支援相談員研究部会が920日(土)14時から、宮崎市の宮日会館11階の宮日ホールで開催する研修会参加申込の締め切りは912日の金曜日までとなっています

今年度1回目となるこの研修会のテーマは『高齢者の心理』。講師に一般財団法人潤和リハビリテーション振興財団介護老人保健施設ひむか苑の医師で、認知症ケア上級専門士、そして認知症サポート医である田代学先生をお招きします。高齢者の方々に対し、どのような話し方をすれば効果的なのか、また私達が話す言葉をどのように理解されているのかなど、高齢者の心理全般に関してわかりやすく学ぶ予定で、日々の介護サービス業務に役立つ充実した内容です。くわしくはこちらをご覧下さい。

この研修会はどなたでも受講できます。参加費として老健職員は1500円が必要ですが、それ以外の方は無料で受講できます。受講を希望される方は、こちらをご覧いただき、別紙申込書に必要事項を記入の上、介護老人保健施設しあわせの里(担当:支援相談員、笠原章寛FAX0987-55-4507)宛て、912日までにお申し込み下さい。

 また、この研修会に関する問い合わせは下記までお願いいたします。

 なお、会場には駐車場がありません。近隣の一般駐車場をご利用下さいますよう申し添えます。

 

【問い合わせ先】

〇介護老人保健施設しあわせの里、支援相談員 笠原 章寛(TEL0987-55-4800

 または、

〇介護老人保健施設むつみ苑、支援相談員 清 徳昭(TEL0985-39-9200

防災の日・関東大震災の日

 91日は防災の日。1923年(大正12年)のこの日の115832秒に起こった関東大震災は甚大な被害をもたらしました。このことにちなみ、1960年(昭和35年)、内閣の閣議了解により制定されたそうです。Wikipediaには「防災の日(ぼうさいのひ)は、日本の記念日である。『政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する』こととし、毎年91日を中心として『防災思想の普及、功労者の表彰、防災訓練等これにふさわしい行事』が実施される。また、『防災の日』を含む1週間を防災週間として、様々な国民運動が行われる」と記載されています。

 そして今年もやってきた防災の日ですが、820日に起こった広島土砂災害はもとより、各地で自然災害が相次いで発生しており、防災、減災への心構えと備えの重要性を痛感せずにはいられません。

 以前にもこのブログで紹介しましたが、去る419日、当協会が宮崎市のサンホテルフェニックスで開催した第11回の研究大会の中であった特別講演「高齢者施設のリスク・備えよ常に」の内容を、PDF形式にてアップしています(アドレス:(http://www.miyazaki-roken.jp/blog/sonaeyotuneni.pdf)ファイル名:「sonaeyotuneni.pdf」、941キロバイト、閲覧・ダウンロードはこちらから)。

 この講演は、医療法人生愛会理事長で一般社団法人福島県老人保健施設協会会長の本間達也先生を講師にお招きして開いたものです。本間先生は東日本大震災に遇い、利用者や地域住民の命を守るべく昼夜を問わず奔走し、その中で老健施設としての危機管理への重要性を再認識されました。実体験に基づく貴重なお話は、災害の種類を問わず、私達が災害への備えの意識を新たにし、取り組みを強化する上で非常に役立つ、感慨深いものでした。是非再読されて、それぞれの施設での防災対策の一助として下さい(閲覧・ダウンロードはこちらから)。

夏の終わり

気がつけば今度の日曜で8月が終わってしまいます。天気が良くなかったこともあってか、例年以上に「あっという間」に過ぎてしまった感があります。

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写真は延岡市にある須美江海水浴場。「県内で最も波のおだやかな海水浴場」とも言われていますが、今年は大勢の人でにぎわったのでしょうか。

 8月が終わると夏が終わるような気持ちになって、一抹の寂しさを感じたりしますが、実際にはまだまだ暑い日々が続くと思われます。利用者の体調管理には十分気を配りながら、そろそろ「今年の紅白歌合戦は誰が出るでしょうか?」などと皆で話し合ってみるのもよいのではないでしょうか。

「老健みやざき30号」まもなく発行!

 当協会の広報誌「老健みやざき 30号」を間もなく発行いたします。

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 年に2回発行している「老健みやざき」。今回の巻頭企画は当協会が4月に開いた第11回の研究大会特集。県内44の会員施設から400人近くが参加し地域に「老健力」を与えるため、介護老人保健施設はいかにあるべきかについて、講演や分科会などを通じ、熱心な意見を交わし合った様子をレポートしました。

 これに続いて当協会各部会の活動報告、会員施設職員による「リレーコーナー」、さらに巻末の美味しい企画「人気のおすすめメニュー」などを掲載しています。

 「老健みやざき 30号」は宮崎県内の会員施設や、県内外の各関係機関に送付するほか、当ホームページからも閲覧、ダウンロードできるようアップする予定です。どうぞお楽しみに。

エジソンと雑音

 1910年の827日、アメリカのトーマス・アルバ・エジソンは世界初の音と映像の同時収録を実現したそうです。エジソンが蓄音機を発明したのが1877年、そしてセルロイドのフィルムを使う映画撮影機を完成させたのが1889年だそうですから、蓄音機から33年、映画撮影機から21年を要したことになります。 

 現在ならスマホで簡単に録音・録画し、即座にその動画をアップして、友だちはもちろん世界中の人に見せることができるわけですが、その原点ともなったエジソンのこの発明、当時はさぞかし世界を驚愕させたのではないかと思います。

 このエジソンが「わたしの蓄音機には雑音がある。しかし、その雑音の中から、真の音楽の魂が聞けます」と言ったそうです(『生きるヒントになる名語録728』、轡田隆史監修、橋本一郎著、三笠書房)。さすが発明王エジソン、含蓄のある言葉だと思います。

レコードで音楽を聴いていた頃は、今よりも音楽を大事にしていたように思います。レコード盤をジャケットから慎重に取り出し、クリーナーをスプレーしてホコリを取り除き、レコードプレーヤーにそおっとセット、そして最も慎重を要するのがレコード盤にレコード針を下ろす時。盤や針を傷つけないよう、ゆっくりと、そして正確に下ろさなければなりません。針飛びして曲が飛ぶから曲に合わせて飛び跳ねて踊るなんて御法度でした。そのようにしてレコードを大事にし、おとなしくレコードを聴いていたわけですが、それでも時折あの「プチプチ」という雑音が曲の合間に入り込んで聞こえてきました。アナログプレーヤーの宿命と言えばそれまでですが、できるだけでその雑音が出ないように注意を払いながら、一枚一枚のレコードを大事にして聴いていました。「レコードがすり減るまで聴いた」とはもう死語ですが、何度も繰り返して聴いているとやがてレコードの山がすり減って、雑音もひどくなっていきました。それでも雑音が増した分だけ、曲が心に刻んでいくものも深まっていったように思います。

ひるがえって現代は、音楽を簡単に楽しめるようになって、それはそれで大変ありがたいものです。小さいミュージックプレーヤーの中にはCDが何枚でも取り込めますし、ネットを経由すれば無限の曲が楽しめます。もちろん雑音がないどころか、好みの音質で何度でも再生できますから、「すり減る」心配とは無縁です。曲に合わせて飛んでも跳ねても曲飛びしません。

それでも時々ラジオで昔のレコードを音源にした曲が流れるのを聴くと、その「プチプチ」という音がとても懐かしく、曲自体の懐かしさ、さらに当時の思い出の懐かしさと相まって、とても心地良い雰囲気をかもし出してくれます。

蓄音機とレコードが売れるようになったころ、エジソンは意外にも「わたしは蓄音機とレコードを、たのしみのために使ってもらいたくない。これはおもちゃではないのだ。仕事のためにだけ、使ってもらいたい」と考えていたそうです(『20の世界最初ものがたり、ロナルド=セス著、三石巌訳、講談社』)。それはともかく、利用者の皆さんと一緒に、昔の名曲を、レコードで聴いて、歌って、楽しんで、そして懐かしんでみるのもいいなあ、あの「プチプチ」という雑音混じりで・・・。そのように思った次第です。

涙の量

 「世界の涙の量は変わらんのだよ。一人が泣き出すと、どこか他のところで別のやつが泣きやむから・・・」

 これはボゾーという人の言葉だそうです(『生きるヒントになる名語録728』、轡田隆史監修、橋本一郎著、三笠書房)。

 果たしてこれは本当なのか?世界中で色々な事が起こっている昨今ですが、もし世界の涙の量が増えているとすれば、なんともやるせない事だと思います。もちろんそれが喜びや感動の涙ならばよいのですが、悲しみや苦しみの涙だったら、今の自分に何ができるだろう・・・、と考えてしまいます。

一番良いのは世界中が笑顔であふれることではないでしょうか。言葉でいうのは簡単ですが、「そんなの無理」と決めつけず、少しでもそれに近づけるよう、何かできるのではないか?そう思います。

老健施設に勤める者の一人として、せめて今目の前にする利用者に笑顔になってもらおう、と考えて仕事にあたる今日この頃です。

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