完成しました!「マンガでわかる!介護福祉士のお仕事」

 「マンガでわかる!介護福祉士のお仕事」がこのほど完成しました!

 このパンフレットは地域医療介護総合確保基金にかかる宮崎県策定の事業を当協会が平成27年度より受託し、作成しているもの。介護の担い手不足が全国的な問題となっている中、若い世代に介護の仕事の魅力を理解してもらい、関心を高めもらい、介護の担い手になってもらうために作成し、配布するものです。

 パンフレット作成に当たっては、県内会員老健施設で活躍中の介護福祉士や、介護福祉士資格取得に向けて頑張っている介護スタッフにインタビューを行いました。これをもとにパンフレットは介護の仕事の魅力をマンガ形式で伝える内容となっています。

 また、介護福祉士になるためのルートや介護の仕事が必要とされる現場、県内の介護福祉士養成校などの情報も満載し、「介護福祉士への道案内」的な一冊に仕上げました。

 「マンガでわかる!介護福祉士のお仕事」県内の中学2年生全員に配布されることとなっています。また協会ホームページにもPDFファイルにてアップする予定です。今後ますます介護の担い手が必要となっていくと予測されている中、このパンフレットを手にした一人でも多くの方が、私たちと共に幸せとやりがい広がる介護の仕事の輪に加わってほしいと願ってやみません。

ニャンニャンニャン(2月22日は『猫の日』)

 2月22日は猫の日。「ニャンニャンニャン」の語呂合わせによるもので、日本猫の日実行委員会が1987年に制定したそうです。

 犬と並んでペットの代表各的存在の猫ですが、昨年飼い猫の数が飼い犬の数を初めて上回った事が報じられたのをご存知の方もおられるかと思います。一般社団法人ペットフード協会が平成29年12月22日発表した調査結果によると、推計飼育数は犬892万匹に対し、猫953万匹と、1994年の調査開始以来、初めて猫に軍配が上がったそうです。

 同協会では「犬はしつけや散歩が必要なため、猫に比べて負担が大きく、敬遠につながっているのではないか」と分析しているそうですが、猫にせよ犬にせよ、ずっと昔から人々の生活の中に溶け込んでいた存在であり、老健の利用者でペットを家族の一員のようにして可愛がり、共に暮らしてこられた方も少なくないと思います。アニマルセラピーへの取り組みも各地で盛んになったり、ペット型ロボットも多く出回ったりしている今日この頃。猫の日にちなんで、高齢社会における人とペットとの関わりについて考える一日にしてみてはいかがでしょうか。

「平成29年度重度身心障がい児(者)受入れ事業所への研修会」のお知らせ

 「平成29年度重度心身障がい児(者)受入れ事業所への研修会」が3月15日(木)から3月16日(金)の2日間にかけて、社会福祉法人愛泉会 日南病院で開催されます。この研修会は宮崎県の委託事業として実施されるものです。

 詳しくはこちらをごらんの上、「申込書」により2月28日までにお申し込み下さい。

 【申込・問合せ先】

○社会福祉法人愛泉会日南病院

地域連携課(担当:作本和弘 様)

TEL:0987-23-3131

FAX:0987-23-8130

E-mail:kbn@aisenkai-nichinan.jp

受講ありがとうございました・キャリアアップ基礎研修

 当協会高齢者ケアプラン研究部会とリハビリテーション研究部会が2月17日、JA・AZMで開催した「キャリアアップ研修【基礎研修】」に多数の受講を賜り感謝申し上げます。

地域医療介護総合確保基金にかかる宮崎県の委託事業として開催したこの研修会は、就業して1年~3年程度の介護職、看護職の方を対象に「介護・福祉職のためのマナーと接遇」、「認知症ケアについて」、「脳卒中と骨折の基礎知識」そして「起居・移乗動作・ポジショニングの基礎」に学んでいきました。受講者の皆様が研修での学びを各施設に持ち帰り、実務の中で活用して下さいますと幸いです。なお、研修の模様は後日掲載いたしますので申し添えます。

星座はめぐる(2月19日はコペルニクス誕生日)

木枯らしとだえて さゆる空より

地上に降りしく くすしき光よ

ものみないこえる しじまの中に

きらめき揺れつつ 星座はめぐる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 これは「冬の星座」(作詞・作曲:W.S.Hays、訳詞:堀内敬三)。小学校の時習った方もおられるのではないでしょうか。写真はカメラを固定し、シャッターを約48分間、開きっぱなしにして撮影したものです。真ん中で動かない北極星を中心にして、星がぐるぐる回っていますが、なるほど「星座はめぐる」ものなのですね。

 2月19日はポーランド出身の天文学者、コペルニクスの誕生日。1473年、今から545年前の事です。当時主流だった天動説をくつがえす地動説を唱えたことで知られていますが、これは天文学史上最も重要な発見とされているそうです。コペルニクスの地動説がなかったら、名曲「星座はめぐる」は生まれてなかったかもしれませんね。

 星が綺麗な宮崎県。もうしばらく寒い日が続くかと思いますが、宮崎の星空を見上げ、「星座はめぐる」を歌いながら、春の訪れを待ちたいと思います。

17日はキャリアアップ基礎研修

 2月17日(土)は、当協会高齢者ケアプラン研究部会とリハビリテーション研究部会による「キャリアアアップ研修【基礎研修】を9時50分から宮崎市のJA・AZM別館202研修室で開催いたします(9時30分受付開始、15時10分終了予定)。

この研修会は地域医療介護総合確保基金にかかる宮崎県の委託事業として開催するもので、就業して1年~3年程度の介護職、看護職の方を対象に「介護・福祉職のためのマナーと接遇」、「認知症ケアについて」、「脳卒中と骨折の基礎知識」そして「起居・移乗動作・ポジショニングの基礎」などについて学んでいきます。

受講を予定されている方は道中くれぐれも気をつけてお越し下さい。

【このセミナーに関するお問合せ先】

〇介護老人保健施設しあわせの里(担当:竹内 詠規)

TEL:0987-55-4800

FAX:0987-55-4507

「介護ロボット」モニタリング中(県委託事業)

 当協会では昨年度に引き続き、平成29年度も「介護ロボット導入調査検証事業」を実施しています。

 この事業は地域医療介護総合確保基金にかかる宮崎県の委託事業で、介護ロボット使用による労働環境改善の調査、検証が目的です。

 今回導入したのは「ロボヘルパー・SASUKE(マッスル株式会社)」、「見守り介護ロボット・ケアロボ(株式会社テクノスジャパン)」、そして「自動ラップ式トイレ・ラップポン」。

(↑「ロボヘルパー・SASUKE」。「介護する人もされる人も、優しさと安心を!そしておしゃれに!」をコンセプトに開発された移乗介助システム)

(↑「見守り介護ロボット・ケアロボ」。高機能離床センサーや徘徊センサー、点滴センサー、軽度認知症ケア製品などをニーズに合わせて無線通信で結合可能)

(↑「自動ラップ式トイレ・ラップポン」。自動ラップ式排泄処理ユニットを搭載し、水を使わず熱圧着によって自動で排泄物と臭いを密封するためバケツ洗浄が不要)

 2月7日から23日までの期間は、西都市の介護老人保健施設並木の里がモニタリングを実施しています。7日に行われたは業者による説明会では、スタッフはそれぞれの特徴や操作方法、注意点などを真剣に聞き、ひとつひとつの手順を慎重に確認しながら操作をしていました。

全老健「報酬改定説明会」のお知らせ

 (公社)全国老人保健施設協会(全老健)主催の「平成30年度介護報酬改定説明会」が3月23日(金)13時から東京、大阪、福岡の3会場で開催されます(12時受付開始、17時終了)。なお、大阪と福岡の両会場は、東京会場で行われる講師による講義の映像をスクリーンに映写する形式での開催です。

 詳しくはこちらをご覧下さい。

【この説明会の問合せ・申込】

○名鉄観光サービス(株)新霞が関支店

電話:03-3595-1121

FAX:03-3595-1119

介護報酬改定学びました(事務長会キャリアアップ管理職研修:その2)

 講演は続いて通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、訪問看護、福祉用具貸与、居宅介護支援費、訪問介護、通所介護などについて、スライドを用いて説明が進みました。

 その中で通所リハビリテーション(デイケア)と通所介護(デイサービス)について、小濱道博先生は「デイケアとデイサービスはどう違うのか?」という声も上がっていることを受け、「両者の役割分担は今回の改定のテーマとなっている」とのことでした。「デイケアは長時間型が厳しくなり、短時間型は現状維持です。これはデイケアが短時間型に誘導されているということであり、『長時間はやらなくていい、短時間サービスをやってくれ』ということです。これに対してデイサービスは全く逆です。デイサービスは『日常生活のお世話と機能訓練』、一定時間お預かりして機能訓練です。3時間程度では預かりになりません。短時間の報酬が大きく下げられ、長時間の報酬は増えます。デイサービスは『最低5時間は預かるように』ということです」と、具体的な数値を示しながら解説するとともに、その中でデイケアにおけるリハビリテーションの重要性が一層高まっていることを強調しました。

 その上で「これまでの改定は『今のやり方を続ける』ことを前提としていましたが、今回はそれではだめです。やり方を変えないといけません。老健は在宅復帰率を高め、デイケアは短時間に移行。ゴールは3年後で、その時にはもっと厳しくなります。3年後を見据えていかに変わっていくかが重要です」と会場に呼びかけると、受講者は真剣に聞き入っていました。

 講演の最後を「多くのサービスについて変わることを今回の改定は求めています。しかし時間はかかります。今から始めないとすぐ次の改定が来ます。まず国の方向性を理解し、皆さんが中心となって変わっていくことを進めて欲しいと思います。報酬は厳しいですが、今後の方向がはっきり見えた改定と言えます」と締めくくった小濱先生に、会場からは感謝の拍手がおくられました。

(終わり)

介護報酬改定学びました(事務長会キャリアアップ管理職研修:その1)

 (公社)宮崎県老人保健施設協会事務長会は2月4日、宮崎市の宮日会館でキャリアアップ研修(管理職)を開きました。2018年度の介護報酬改定について学びました。

 この研修会は地域医療介護総合確保基金にかかる宮崎県の委託事業として併催したもの。講師には昨年度に引き続き、小濱介護経営事務所代表の小濱道博(こはま みちひろ)先生をお招きしました。小濱先生はC-MOS介護事業経営研究会最高顧問やC-SR一般社団法人医療介護経営研究会専務理事、NKK一般社団法人日本介護経営研究協会専務理事などを務められているほか、著書や連載も多数。介護経営の支援実績も多い小濱先生の講演を聴こうと、139人の受講者が来場しました。

 開会にあたり、事務長会の東誠一郎委員長は「既に老健は様変わりしていますが、今回はとうとうここまで改定が来たか、というところです。事務方だけではまかなえないため、他職種の知恵を借りながら次の改定に向けて準備を始めていかないといけないということでセミナーを開きました。介護報酬改定の単位が出てフレッシュなタイミングでのセミナーだと思います。本日の講演内容をたくさん持って帰り、施設運営に役立てて下さい」と挨拶しました。

(↑挨拶する東委員長)

 小濱先生の講演は、1月26日に厚生労働省が出した平成30年度介護報酬改定の答申内容に基づき進められました。開口一番小濱先生は「今までの改定では『基本報酬が下がったから何か加算がとれないか?』とやっていましたが、今回はそういう対応が難しくなりました。そもそも加算自体がとれませんし、次にどうなるかを考えないといけません。今のやり方を続けるのは厳しいです。小手先で加算をとると非常に危険です。一年、二年かけてやり方を変えていくようにしないと、3年後は大変なことになります」と、本来の役割である在宅復帰、在宅支援の役割を老健が果たさなければ、これまで取れていた加算がとれなくなることはもとより、「もうこの後はない、将来的には廃止ということを前提にしています」と警鐘を鳴らしました。そして従来の3段階(在宅強化型、加算型、従来型)から5段階(超強化型、在宅強化型、加算型、基本型、その他型)に変わった算定要件について、具体的なポイント基準や収入の比較などに触れながら説明しました。

(↑わかりやすく解説する小濱先生)

 その上で平成26年6月から同28年10月にかけての「在宅復帰機能の評価に関する算定割合の推移」について、在宅強化型と加算型の合計割合が25.7パーセントから42.9パーセントに増加していることをスライドに示し、「改定後従来型はその他型に移り加算がほとんど取れない状態になり、それではいやだろう、ということで基本型に移る老健はこれから急増すると思います。その段階でその他型の報酬はなくなる、という形が今の厚労省のスケジュールです。厚労省は今回の措置を『最後通告だ』という言葉を使っていますので、かなり真剣です」と述べ、さらに「時間はかかるでしょうが、その他型は今から取り組んでいって半年、一年後には基本型になれるように」と訴えました。

(つづく)

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