熱いバトルを(´∇`)


If you have no critics you’ll likely have no success.

「批判してくれる人がいなければ、成功もないだろう」

 

 このように言ったのは、アメリカの有力経済紙『フォーブス』の元発行人、マルコム・S・フォーブス氏(『世界のトップリーダー英語名言集』、デイビッド・セイン/佐藤淳子、Jリサーチ出版)

 なるほどその通りです。自分が「これがベストのやり方だ!」と思っていても、別な人が別な見方をすると、「さらにベストのやり方」が見つかることもあるものです。「それはいい!それはいい!完璧です!パチパチパチ(拍手の音)」だけではそこからの改善、発展、進化、新たな発見はできません。

 いよいよ315日は10回社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会315日の金曜日、宮崎観光ホテルで14時開会です。研究発表は予想を大幅に上回る55題がエントリー。関係者一同、嬉しい誤算に喜んでばかりはいられない、と分科会を8会場から急きょ10会場に増やすこととなりました。

 一方、参加予定者も史上最高の369名!!つまり発表する側、聴講する側ともに最多というわけです。

 そこで冒頭の格言!!大いに議論をしようではありませんか!発表する人と聞く人で熱く語り合うことで、研究内容に翼がはえ、飛翔するよう。そしてそれを参加した皆がそれぞれの施設に持ち帰り、実践できるよう、意見を積極的に交わしましょう。

今大会のテーマは「地域を担う老健へ -Create! Challenge! Change!-。施設の垣根、職種の壁を越えて、熱く語り合う6時間にしましょう!

史上最多!の参加者数!(◎o◎)/!

 いよいよ今週になりました!10回社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会315日の金曜日、宮崎観光ホテルで14時開会です。

 今大会の参加予定者が、なんとなんと(°д°)369名!!これはこれまでの大会の中で最多です。しかも、県内44の会員施設の全てから参加が予定されています。これは否が応でも盛り上がらないわけにはいきません。(´∀`)

 また、先ごろお知らせしたとおり、特別講演のNPO法人ホームホスピス宮崎の市原美穂理事長による「最後まで暮らしと『いのち』を支えるためにかあさんの家の実践から」は公開講座となっていますので、どなたでも受講することができます(一般の方は受講無料。講演時間は1415分から1545分までです)。受講をご希望の方は(社)宮崎県老人保健施設協会(電話:0985-48-3941)までお願いします。

今大会のテーマは「地域を担う老健へ -Create! Challenge! Change!-。施設の垣根、職種の壁を越えて、熱く語り合う6時間にしましょう!

3月11日

 311日。東日本大震災から2年経ちました。もう2年でもあり、まだ2年でもあります。いずれにせよ、いまだに震災の爪痕は深く残り、復興にはまだまだ多くの時間がかかるものと思われます。それでも復興への歩みは日々止まることなく、人々が手を取り合って前に進んでいる姿、その絆の強さには胸が打たれます。

あの日以来、私たちのまわりの色々なことが大きく変わりました。また、私たちの心や、考え方にも変化が現れました。老健施設に勤める者の一人として、利用者様のかけがえのない命・・・、その尊さと重さを改めて思い知らされるとともに、それを守るために何をすべきか?それを常々考えさせられます。そして災害への備えとして「これで絶対安心」という過信は禁物であり、その過信こそが危険であるとも。

あれから2年、被災地のみならず、各地で様々な行事がありますが、震災を永遠に風化させることなく、防災への心がけを常に怠ることのないよう、気持ちを新たにする1日にしたいと思います。

研究大会あと1週間!

 早い、というか速い、というか・・・。あっという間に3月になっていました。そして気がつけば来週金曜日、すなわち315日は平成24年度第10回(社)宮崎県介護老人保健施設協会研究大会を開催いたします。開会は14時、会場は宮崎観光ホテルです。

 先だってお知らせ致しておりました通り、今回の研究大会にはなんとなんと55題ものエントリーがありました。どの発表も各会員施設の職員が日々業務に邁進するなかで湧いた疑問や問題等に対して様々な視点から分析、試行錯誤を繰り返しながら解決・改善をはかってきた努力の跡が伺える力作揃いです。

 また、特別講演(公開講座)はNPO法人ホームホスピス宮崎の市原美穂理事長による「最後まで暮らしと『いのち』を支えるためにかあさんの家の実践から」。老人保健施設関係者だけでなく、どなたでも受講できるこの公開講座は1415分から1545分まで(一般の方の受講は無料です)。明日からの仕事にさっそく活かせる内容盛りだくさんの大会です。

 先日は関係者が集まって大会に向けて最終打合せを行いました。大会の成功に向けていよいよ機運も熟してきました。大会テーマは「「地域を担う老健へ -Create! Challenge! Change!-」。皆様のご参加をお待ちしています。

調査結果アップしました(在宅支援部会)

 (社)宮崎県老人保健施設協会在宅支援研究部会が県内会員施設を対象に実施した「在宅復帰率・ベッド回転率・平均要介護度の調査の調査結果をPDFファイルにて下記の通りアップしました。こちらから閲覧・ダウンロードしてご活用下さい。

 

 

アップしたPDFファイル:zaitakuhukkibedkaitenritutyousahoukoku.pdf(598キロバイト)

 

以上

FR活躍

 昭和の後期、「FFか?FRか?」などという論争、じゃないけど比較が盛んになされていたことがありました。自動車の話です。

FFは”front engine
front drive
“。車体前部にエンジンがあり、前輪駆動。一方FRは”front engine
rear drive
“。エンジンは前で後輪駆動。従来の主流だったのはFR車で、後輪に動力を伝達するためのシャフトがあるため、車内の床はそこの部分が盛り上がっており、後部座席の真ん中に座る人にとっては脚を曲げて窮屈な格好を余儀なくされたものでした。

 これがFF車になると車内はすっきり、ひろびろ。いろいろ利点が出てくる一方で、ハンドルが重くなったり、前のタイヤ負担が増えたり、アンダーステアが出たりするなどといって、「やっぱりFR車の方がいい!F1(フォーミュラ?1)マシンが前輪駆動にならない限り、俺はFR車に乗り続ける!!」という人もいたりしました。中にはFR車の特性を使った「ドリフト走行」で峠道を飛ばしていたドライバーもいましたが、これを公道で行うことは大変に危険な運転行為ですので絶対にやってはいけません。走行しているうち、じゃなくてそうこうしているうちに、乗用車のほとんどはFFになっていきました。ハンドルもパワーステアリングになり、変速装置もマニュアルからオートマチックになるなど、様々な変容を遂げてきました。

 えっと、これとは全く違う「FR」の話です。228日の日本経済新聞の記事に「『FR隊』出動」という活字がありました。これは自動車ではなく、「ファーストレスポンダー(FR)隊」のこと。「呼吸や意識が突然なくなった人に対し、消防から連絡を受けた近隣住民(FR隊)が救急車の到着前に心肺蘇生法を実施する」という石川県加賀市でスタートした、全国初の取り組みに関する記事でした。

 消防は蘇生法が必要な人がいると、その近くの住民で、蘇生法を学んで登録したボランティアのFR隊にメールを一斉送信。いち早く駆けつけたFR隊は、救急車が到着するまでの間、救命措置を行うとのことです。

 「病院で起きる心筋梗塞の死亡率は5%程度だが、自宅で発症してしまうと、近くの人が何をできるかで救命率が大きく変わる」との専門家のコメントも紹介されていましたが、こういう”FR”なら宮崎県はもちろんのこと、これからどんどん全国に広まっていくといいと思いました。当然ではありますが、蘇生法が必要な人の所に行くのに前輪駆動か?はたまた後輪駆動か?なんてことは関係有りません。重要なのはできるだけ早く「けつけ、行する」こと、そして心臓マッサージやAEDによって心臓に「動力を与えて動かすこと」です。おっと、この「動力を与えて動かすこと」こそ、『広辞苑』に明記されている「駆動」の意味するところでありました。

研修会開きました(在宅支援研究部会、その2)

 引き続き、介護老人保健施設ひむか苑の支援相談員、伊福香織さんが「制度改定を受けて在宅復帰に関する取り組み」と題し発表を行いました。

 

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(発表する伊福さん)

 同苑では平成24年度の介護報酬改定を受けて、施設内で勉強会を開催するとともに、施設方針や役割分担の見直しを実施。在宅復帰後の生活を見据えたケアを心がけるようにするとともに、支援相談員による個別のケース対応等を通じて、チームスタッフの意識改革をはかってきたとのこと。当初は「どうして今までと違うのか?」という意見もあったものの、長期入所者が在宅復帰を果たすと、「あの人が帰ったから、私も頑張って帰らなくては」というように意識が変わっていたそうです。

 

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 その結果、在宅復帰率は増加(純粋な在宅復帰:約1.9倍、含居宅系施設約:3.5倍・・・いずれも平成21年対比、以下同じ)した一方で、平均在所日数は2.9ヶ月減少したとのこと。また、入所待機者は40人から0人となり、相談があってすぐに受け入れることが可能になる等、改善がはかられたことがスライドを用いて説明されました。

 今後の課題として(1)稼働率の維持、(2)施設方針の職員周知、(3)退所支援にかかわる役割・業務の整理・・・の3つを示した伊福さん。「今後は在宅強化型老健をめざしたい。在宅復帰率や回転率を維持しながら、入退所を活性化させ、より効果的な退所支援を行い、在宅復帰施設としての機能を果たしていきたい」と、今後の更なる取り組み強化へ意欲を示しました。

 最後に3つのグループに分かれて意見交換が行われました。他職種と比べて人員が少ない相談指導員同士が悩みや情報を語り合う貴重な機会とあって、各グループとも熱心な意見が相次ぎました。

 

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 在宅復帰という老健施設の本質的役割や、そのために各々がやるべき責務の重要性を再確認し合った、有意義な研修会となりました。

(終わり)

研修会開きました(在宅支援研究部会、その1)

 (社)宮崎県老人保健施設協会在宅支援研究部会は223日、宮崎市の宮崎中央公民館で研修会を開きました。会員施設より35名が参加しました。

 

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 研修会ではまず、同部会の黒木勝久委員長(介護老人保健施設サンヒルきよたけ)が、「在宅復帰率・ベッド回転率・平均要介護度の調査報告」を行いました。

 

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(調査報告する黒木委員長)

 

この調査は、平成24年度の報酬改定において、老健施設の在宅復帰施設としての機能が細かく評価されるようになったことから、同部会の活動の一環として県内44の老健施設の実績を把握するために実施したもの。調査は昨年の7月から8月にかけて行われ、平成23年の4月から平成247月の状況について、38施設から回答がありました。

これに基づき、在宅復帰率、ベッド回転率、ベッド回転率、平均要介護度、利用率のそれぞれに関する施設の状況、さらにそれら各々の相関等について説明があり、参加者は各自の施設との相違等について比較検討しながら聞き入っていました。 

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※この調査結果は、県内の老健施設の活動を広く一般に知ってもらうとともに、施設間で情報を共有し、施設運営に役立てるため、後日当ホームページ上で詳細をアップする予定ですのでご閲覧、ご活用下さい。

(続く)

驚きの「マキ」投入

 124日の朝日新聞。その見出しを見た瞬間、サッカーワールドカップ、ジーコジャパンの代表選手発表記者会見を連想してしまいました。「まき投入」の文字が目に飛び込んできたのです。最後のメンバーとして「マキ」と発し、巻選手投入を宣言したジーコ監督、”おおっ!”軽くどよめくマスコミ陣。あの場面は何度も繰り返し放映され印象的でした。

 で、件(くだん)の「まき投入」なのですが、サッカーとは全く関係がありません。「自動でまき投入 賢い乾燥機」という見出しの記事は、まきを使ってシイタケの乾燥が自動でできる機械についてのものでした。

 記事によるとこの乾燥機は、まきをセットするとあとは設定温度になるよう自動で10時間連続運転するというもの。現在主流となっている灯油を燃やして乾燥するものとくらべて、必要な灯油が100分の1で済むから大幅なコスト軽減がはかれます。また従来のまきを使ったものだと、人がつきっきりになる必要がありあまり使われていないとのこと。ほぼタダで入手できるまきを使いながら、しかも人手がかからないというのはすごいものだと思います。

 エネルギー問題が世界的に熱を帯びている中で、古来からの燃料であるまきを用いた新しい機械の開発というのは、字面から見ても「古きを燃やして新しきを作る」ってな感じで「温故知新」と相通じるものがあるかなあ、と思います。おまけに「まき」は「薪」、つまり「くさかんむりに新しい」と書きますからね。

 そう考えてみると、例えばユーチューブなどの動画サイトで昔の影像や歌を見つけて利用者様に楽しんでもらう、などといったように、私たちも「新しいものを使って古いものを見直してみる」という取り組みの工夫は、いくらでもある・・・そう思った記事でした。

発表用ファイル5日まで!

 315日(金)、宮崎市の宮崎観光ホテルで開催する10回(社)宮崎県老人保健施設協会研究大会。いよいよ再来週となりました。218日付ブログで紹介した通り、発表予定の演題は、昨年度を大きく上回る55題がエントリーされています。

 発表用のパワーポイントファイルの送付は来週の火曜日、35日までとなっております。メール(miyazaki-roken@junwakai.com )もしくはCD-ROMにて協会事務局までお送り下さいますようお願いいたします。

 

 余談ですが、プレゼンテーションソフト「パワーポイント」。直訳すると「力点」となりますが、「人前で説明(プレゼンテーション)をする時、印象を強く与えるための力点になるソフト」ということからその名がついたのだそうです。発表予定の皆様におかれましては、本番に備えて、この”力点”になるソフトを使い、”さ要点(作用点)”をしぼって、練習を十分に”してん(支点)ない:(してんない=「してみなさい」の宮崎弁)。そうすると、「てこの原理」がコテッときいた素晴らしい発表になること間違いなし!・・・かなあ(-_-)

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