10月27日と28日、宮崎神宮大祭(宮崎神宮御神幸祭)、いわゆる「神武さま」がありました。明治9年に始められた宮崎を代表する祭りです。パンフレットには「神武さまを自分のお宮として信仰してきた町民が、お宮までの道のりが遠く、親しくお参りすることが出来ないため、『せめて一年に一度神幸を願って一家をあげて心ゆくまで拝ませて下さい』という嘆願書を提出したのが始まりです。明治42年頃から今のような形式になったと言われています」と書いてありました。
28日の日曜日は好天に恵まれ、多くの見物客で賑わいました。古事記編さん1300年にあたる今年は、神武天皇ゆかりの神々11神も、「神々のパレード」として参加し、お祭りを盛り上げました。
「神武さま」をはじめ、私たちの宮崎県には各地に様々なお祭り、伝統芸能、文化がたくさんあります。それらの多くは、老健施設を利用されている私たちの人生の大先輩方が、そのまた先輩達から代々受け継ぎ、そして私たちに受け渡してきたもの。私たちはまたそれを次の世代に伝えていかなければなりませんし、これから先もずっとずっと続いていって欲しいと思います。
【奉納品行列。これは平安時代の衣装だそうです】