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健康寿命初算出

 「こんなん出でましたけどー(^o^)」という言葉が昔はやりましたが、覚えている方も多いのではないでしょうか。まさしく今回のニュースはそんな感じです。「健康寿命」が出ました。

 62日の宮崎日日新聞によると、健康寿命とは、「一生のうち、介護が必要だったり、日常生活に支障が出るほどの病気にかかったりする期間を除き、健康に日常生活を送れる期間」。世界保健機構(WHO)2000年に打ち出した概念とのこと。

そして、厚生労働省が初めて算出した2010年の健康寿命は、男性70.42歳、女性73.62歳。都道府県別にみると、宮崎県は男性71.06歳、女性74.62歳とありました。そして厚労省はこの「健康寿命を延ばす」方針で、具体的な目標を盛り込んでいくとのこと。健康寿命が延びるということは、それだけ健康的な生活が長く送れるということであり、生活の質、人生の質も向上するものと期待されます。

介護保険制度のもとで働いている私たちにとっても、「”介護を必要とせず、健康に日常生活を送れる期間”を延ばすこと」に注力していかなければならないと思います。そして、それと同じくらい、「介護が必要になったとしても(つまり、健康寿命を過ぎたとしても)、その人らしく、生き生きと生活を送ること」に全力で取り組んでいかなければならない、とも。そうなると、老健施設の果たすべき役割は、ますます重要になるのではないか、そう思ったニュースでした。

梅雨入りしました(-_-)

 『みやざき観光・文化検定公式テキスト』(宮日文化情報センター)によると、宮崎県は全域で年間2,400mm以上の降水量があり、特に霧島山系・鰐塚山系は3,000mmを超える多雨地域となっているそうです。

 そんな本県が、ついに今年も梅雨入りしました。宮崎気象台の「梅雨入りに関するお知らせ(平成2406041620分)」によれば、九州南部(宮崎県を含む)は、64日ごろに梅雨入りしたと見られるのだそうです。

 この「お知らせ」には、平年および昨年の梅雨入りと梅雨明けの時期も参考事項として載っていました。梅雨入りは平年531日ごろ、昨年523日ごろ。梅雨明けは平年714日ごろ、昨年78日ごろだそうですから、今年の梅雨入りは遅いようです。そうすると、梅雨明けも遅いのでしょうか?

 いずれにせよ、梅雨の時期の老健施設は、いつも以上に気を付けないことが増えてきます。雨の中の送迎、食中毒、転倒etc・・・。スタッフが協力して安全管理に努めましょう。

 雨が多い一方で、太陽と緑の国でもある本県。上記『公式テキスト』には、次のように紹介されています。「平野部では1年の日照時間が平均2,100時間以上と、日本で最も太陽に恵まれた地域のひとつ」。梅雨明け後の宮崎の夏の太陽を待ちわびながら、利用者様の湿りがちな心を晴れやかにいたしましょう(^.^)/~~~

 そう言いながら、外をみると梅雨入りしたとは信じがたい快晴。金星の太陽通過が見られそうですね。

五つの「あ」

 「五つの『あ』がない人は仕事がうまくいかないという話をよくする」と言ったのは、モルゲン人材開発研究所の澤田富雄所長だそうです(「プレジデント名語録」、プレジデント社)。

 この「五つの『あ』」とは何か、というと次の通りです。

 

(1)挨拶ができない。

(2)ありがとうが言えない。

(3)謝れない。

(4)頭を下げられない(お願いしますと言えない)。

(5)新しいことに取り組まない。

 

 いかがでしょうか。私たち老健施設に勤める者にとっても間違いなく当てはまる名言ですね。これにもう一つ「あ」を加えるならば、それは「愛情」でしょう。これを欠かして利用者様と接するわけにはいきません。

 「あぁ、あ、あっ、あ、あぁ、あ、あっ、あ・・・」で始まるのはピンクレディーの名曲、「渚のシンドバッド」。ちょっと数が多いけど、これを歌いながら「五つの『あ』」(プラス1)を思いだして仕事に励むのもよいのではないでしょうか。

なに?この歌を知らない?なんということ(゜Д゜)。この「渚のシンドバッド」と沢田研二の「勝手にしやがれ」がなかったら、サザンオールスターズの名曲、「勝手にシンドバッド」は誕生しなかったというのに・・・。ま、いいか、今回の本論とは関係無い話でした、失礼(_ _)

大会テーマ募集8日まで!!

 先だってより募集しております、「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」(当協会主催、平成251114日、15日、於宮崎観光ホテル)の大会テーマの応募締め切りは、今週金曜日、68日までとなっています。まだ応募されていない会員施設におかれましては、奮ってご応募いただきますようお願いいたします。詳しくはこちらをご覧ください。

水無月になりました。

 早いもので、今日から6月です。水無月です。「広辞苑」によると”水無月”は、「古くは清音。『水の月』で、水を田に注ぎ入れる月の意」だそうです。つまり、”水の月”から転じて”水が無い月”となってしまったということでしょうか。そうじゃなかったら、「田んぼに水を入れるから、家で使う水が無くなり、”水が無い!水が無い!”と騒ぐ月なので”水無月”になった」などという変な解釈をしてしまいそうです。

 それはさておき、老健施設に勤める者としては、この時期、いろいろなことを、いつも以上に気をつけなければなりません。各職種が連携して利用者の安全管理、体調管理に努めましょう。

研修会を開きます(ケアプラン部会)

 (社)宮崎県老人保健施設協会高齢者ケアプラン研究部会は714日(土)の10時から16時にかけて、宮崎市のJAAZMホール本館中会議室で、包括的自立支援プログラムケアプラン策定研修会を開きます。今回の研修会は初任者が対象。ケアプランを策定したことがない方や、自信がない方等を対象に、わかりやすく説明・研修を行う予定です。

 参加費として一人500円が必要です。受講を希望される方は、別紙参加申込み書により、629日(金)までにファックスにてお申込み下さい。

 申込みおよび問い合わせは、介護老人保健施設 並木の里(担当:宮田
Tel0983-44-6066Fax0983-44-5109
)までお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

レッツクリーン!!

 本日、530日は「お掃除の日」だそうです。”5“と”3“と”0“で”ゴミゼロ”。納得ですね。

 私事ですが、毎朝の掃除を日課としております。施設のあっちこっちを掃除しながら、自分自身の心と向き合い、「心の掃除」にもなって、ちょっとした一石二鳥になっています。もっとも、どこの老健でも整理、整頓、清潔、そして清掃に励まれているわけですが、今日を機会に、お掃除への気持ちをあらたにして、施設をより綺麗にしてみようではありませんか。レッツ・クリーン!!

どうなるマラソンブーム?

 523日の朝日新聞「青鉛筆」の欄を見てびっくりしました。山口県で開催予定のフルマラソン大会の参加申込みを始めたところ、たった2日目にして定員の8千人に達したとして募集を締め切ったとのことでした。

 今、未曾有のマラソンブーム。それも、フルマラソンブームと言ってよいでしょう。「フルマラソンなら○○○」などと、フルマラソンにチャレンジする人をターゲットにした専門誌も出ているくらいです。ふた昔前ならフルマラソン、すなわち42.195キロを走れるのは、すごく特殊な体力を持ち、過酷な練習を積んだ人たちだけと思われている節もありました。某有名歌手がそれを走りきったとき、芸能ニュースなどで大きく取り上げられ「すごーい!」と言われたものです。

 ところが今は多くの市民がフルマラソンを「楽しむ」時代になりました。冒頭の記事にもある通り、各地の大会で参加者がうなぎ登りに増え、早々に募集が打ち切られたり、抽選で当たった人のみが走れる大会だってあります。

 マラソンを走る理由に身体が健康になることに加え、「ストレス解消になるから」、「達成感が味わえるから」など、精神面の効果を上げる人も多いのですが、このままマラソンブームが高まっていったら、走りたくても走れない人が増えて来るのではないかと心配です。せっかく心身の健康のために走っているのに、締め切られた!抽選にはずれた!大会に出られない!!の繰り返しでストレスがたまり、未達成感にさいなまれるランナーが路頭に迷うような事態になりはしないだろうかと懸念するのは私だけでしょうか。どうなる?マラソンブーム??

富士山爆発!?

 本日、525日は、あの富士山が噴火した日だそうです。864年ですから、今から1148年前のこと。たびたび噴火して、1707年に爆裂し、宝永山を南東中腹につくってから静止したそうです(広辞苑より)。

 そんな富士山が再噴火?とびっくりさせるような小説があります。その名も、「富士山の身代金」(新潮社)、聞いただけでもぞっとするタイトルです。

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太平洋戦争末期。いよいよ米軍と本土決戦か!?という時、成沢少佐が指揮を執り、極秘の内に進められた秘策、「富号作戦」。富士山地下に洞窟を掘り、大量の爆薬を仕掛ける。表向きには「噴火の危機が迫る富士山の溶岩を、爆破により事前に洞窟を通じて流し出す事によりこれを防ぐ」という説明。しかし実際は、「米軍が来襲した際、富士山の溶岩を本土に流出させ、敵と討ち死にする」という捨て身の戦法であった。

・・・時は流れて現代。どの一味にも属さないテロリスト片桐が、富士山測候所を占拠。その職員のみならず、「日本国民」を人質にとって多額の身代金を国に要求する。未遂に終わった「富号作戦」の爆薬を、盗んだ爆薬50トンによって大爆発させようというのだ。事態を打開しようと雪中を進む警察の特殊部隊は、赤外線スコープによりたやすく見つかり、人工雪崩の餌食に。残された道案内の巡査部長、富田が孤軍奮闘。測候所職員救出に乗り出す。一方、レインジャー部隊一尉だった頃、航空機墜落救出にかかる過失(と世論に攻められ)により左遷、陸上自衛隊を辞めた堂垣は、「なつめの飾り」を防衛庁(現防衛相)長官秘書森村から依頼され調べるうち、片桐の陰謀の核心に触れていく。果たして富士山は爆発するのか!?

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ハラハラドキドキの救出劇。急転直下の展開と、知能犯片桐の結末に絶句。手に汗握るすごい作品です。著者は藤山健二。えっ?「”ふじやま”だから富士山の話を書いたのか!?」って?とんでもない!シャレで書けるような作品ではありません。圧倒されることうけあいです。ご一読あれ。

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