雑談

入梅2020

6月11日は「入梅(にゅうばい)」。広辞苑には「梅雨に入ること。暦の上では太陽の横径が80度に達したときをいい、太陽暦で6月11日頃にあたる。つゆいり」とあります。

本県を令和2年の梅雨入りは5月30日。これは平年より1日早かったとのこと。

写真は国富町にある籾木池(もみきいけ)。この周辺には色とりどりのあじさい約500本が植栽されており、県内のあじさいの名所のひとつとなっています。これを撮影したのは5月下旬と早かったのですが、6月中旬の今、見頃を迎えていると思います。

各会員老健施設周辺にもあじさいが様々な色合いで利用者を笑顔にしてくれているのではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症はもとより、食中毒等にも注意が必要な季節です。それらの対策の徹底をはかりつつ、利用者の皆様には花を愛でる心の余裕を持って頂けるよう、日々のケアに当たりたいと思う今日この頃です。

時の記念日6月10日

6月10日は「時の記念日」。「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、1920年(大正9年)に東京天文台と文部省(現文部科学省)の外郭団体財団法人生活改善同盟会により制定されたそうです。

新型コロナウイルス感染症への対応に追われているためか、今年は例年よりも時が経つのが早いように感じますが、そのような気持ちが利用者をせかすことのないよう、心の余裕を持って寄り添うようにしたいと考えます。

また「生活の改善」という意味では、厚生労働省が新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しています。「一人ひとりの基本的感染対策」や「日常生活を営む上での基本的生活様式」、「日常生活の各場面別の生活様式」、そして「働き方の新しいスタイル」について具体的な実践例が示されています。新型コロナウイルス感染症が今後どのような経緯をたどっていくかに注意と関心をはらいつつ、利用者の皆様はもとより、私達自身の生活も見直していきたいと思います。

老後の日(6月5日)

6月5日は“6”と“5”で「老後の日」。「超高齢社会の中で高齢者も若者も何を考え、何をすべきなのかについてみんなで考え、共に支え、社会を発展させるための行動を起こす日」として(一社)神戸市老人福祉施設連盟が2008年(平成20年)に制定したとのことです。

身体的、精神的はもとより、社会的そして経済的等々、老後における不安や心配は多岐にわたり、かつ深刻なものとなりかねません。「健康寿命」とは心身ともに自立し、健康的に生活できる期間を言いますが、この健康寿命を延ばすために不安や心配を取り除くことが非常に大切であると言えます。

そのためにはどうすればいいのか?老健施設で働く者として、利用者おひとりおひとりについてそれをじっくりと考え、行動するために気持ちを今一度改める老後の日にしたいと思います。

稲育つ2020

田植えが早い宮崎県。今年も超早場米の稲が田んぼですくすく成長中です。「お盆の前には稲刈り」と言うと、他県の人は驚かれますが、私達にとっては見慣れた光景ですね。

さて、1粒の種もみから何粒の米が取れるかというと、文献によって諸説ありまた品種によっても異なり一概には言えないものの、数百粒~千数百粒になるようです。いずれにせよ光合成の力、自然の恩恵、そして農家の方々のご努力によってこれまで私達は命をつないで来ることができたのだと思うと、感謝の気持ちが湧き、お米一粒たりとて無駄にしてはいけないと思います。

「米という字を分析すればヨー 八十八度(はちじゅうやたび)の手がかかる お米一粒粗末にゃならぬ 米は我等の親じゃもの」

宮城県民謡「米節」にもこのように歌われています。そして宮崎県の老健の利用者の中にも、長年米作りに勤しんでこられた方がたくさんおられることと思います。その経験談などをお聞かせ願いながら、今年の豊作を皆で楽しみにしたいと思う今日この頃です。

写真の日(6月1日)

6月1日は「写真の日」。1841年(天保12年)の今日、日本で初めての写真が撮影され、被写体となったのは薩摩藩主島津斉彬、カメラマンは長崎の御用商人、上野俊之丞だったことにちなんだそうですが、後になって正しくは1857年(安政4年)9月17日の誤りとわかったものの、いったん定めたこともあり、そのまま6月1日を「写真の日」としているとのこと。いずれにせよ当時はカメラ本体や関連機材、そして撮影にかかる費用も非常に高価で、なおかつ銀面に直接画像を写し込む銀板写真、作業も大変だったことと思います。

現在はデジタルカメラが主流になり、しかもスマートフォンのカメラの描写力が飛躍的に向上しました。かつてのように専門知識や技術を覚えなくても、簡単に美しい写真を撮れるようなっただけでなく、それをすぐにSNSなどに投稿できるようになりました。かつて新聞社などで活躍した「写真電送装置」の頃かから比べると、夢のようです。

一方、昔も今も変わらなく美しいのが宮崎の豊かな自然。写真は道の駅フェニックス。朝日に輝く日向灘をバックに、県木フェニックスも南国情緒たっぷりに立ち並んでいます。以前のように県外からの観光客が戻って来てくれるにはまだ時間がかかるかと思いますが、新型コロナウイルス感染症が早く終息し、宮崎の感動的なシーンをパシャパシャ撮りおさめて回って欲しいと願っています。

暗闇の先の黄金郷

【黄金郷】

暗闇の その先に

きっとある エルドラド

耐え忍ぶ 今を越え

取り戻せ 輝きを

・・・・・・・・・・・・・

エルドラド(El Dorado、黄金郷)はスペイン語。南アメリカ北部にあって、黄金に富むと信じられた理想郷と言われています。

写真は南アメリカではなく、宮崎を代表する景勝地、青島の朝です。生い茂る椰子の木が作る真っ暗なトンネルの向こうで、朝陽を浴びた海が黄金に光っていて、こここそ本当のエルドラド!と感動しながらシャッターを切りました。

新型コロナウイルス感染症による自粛が続き、今は長くて暗いトンネルの中かもしれませんが、必ず出口はあって、そこはこの青島のように、黄金に輝く世界。そんな希望を持って今を乗り越えて参りましょう。

5月1日八十八夜です

2020年の八十八夜は5月1日。今年はうるう年ですから、2月4日の立春から数えて88日目は今日になるわけです。

そしてご存じ「夏も近づく八十八夜♪」で始まる「茶摘み」にもある通り、県内各地でお茶摘みが始まっています。宮崎県は荒茶生産量全国第4位。各地に広がる茶畑の景色は、眺めているだけでも心が癒やされます。

もちろん飲んでも良いこといっぱい。日本茶の効能については様々に研究がなされており、何といって美味しくてほっとする今年の新茶を、利用者の皆様に楽しんでもらいたいと思います。

Dream On The Theater

【ドリーム・オン・ザ・シアター】

君の夢と

僕の夢は

違ってもいい

違ってもいいが

夢を見られる

この世界の舞台が

同じ平和の劇場に

ありますように

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人の価値観、夢や目標はそれぞれ違います。

違うからこそ、その人、その人の生き方があるわけで、介護老人保健施設に勤める者の一人として、利用者おひとりおひとり、それぞれに違う生き方をいかに支えるかが大事だと思いながら仕事をしています。

しかしながら、今は新型コロナウイルスによる感染症が猛威を奮っており、生き方の前に、生命そのものをいかにお守りするかということが最重要な課題となっています。もちろんそのためにも私達自身の健康について、自らを律する必要があります。

全都道府県に緊急事態宣言が出されており、私達全員が同じ宣言の舞台にいます。一日でも早く終息を迎え、平和な世の中を取り戻すよう、自粛に努めましょう。

昭和の日2020

4月29日は昭和の日です。そして令和になって初めての昭和の日。平成の時代を挟んで眺める昭和の時代は、これまでよりますます遠くなってしまったような気もします。

 本来ならばその昭和の名曲を歌ったり、写真や映像を鑑賞したり歴史を振り返ったりしてみなで昭和を盛大に懐かしみたいところですが、今はそういうわけにもいきません。

新型コロナウイルス感染症の深刻な拡大を受けて緊急事態宣言が発令されているまっただ中です。自粛を呼びかけてはいるものの、大型連休で県域をまたいだ人の動きが活発になりかねず、ますます予断を許せない状況が今日から始まるのだと気持ちを引き締め、感染防止の徹底をはかりましょう。

あざみが咲いたよ

【あざみが咲いたよ】

あざみが咲いたよ

さくらと違って

あざみが咲いても

話題にならないが

あざみは咲いたよ

あなたのために

あざみが咲いたよ

あなたが笑えば

世界が輝くから

あなたのために

あざみが咲いたよ

・・・・・・・・・・・・

新型コロナウイルスの集団発生防止のため、3つの「密」、すなわち「換気の悪い密室空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発生をする密接場所」を避けることが呼びかけられています。

あざみの花言葉は「独立」「触れないで」。3つの「密」はこのあざみの花言葉と相通じるものがありますが、高齢者施設でそれを徹底するにあたり、利用者を孤立感、孤独感に陥らせないことも肝要かと思います。

あざみには「人格の高潔さ」という花言葉もあります。感謝の気持ち、そして笑顔を忘れずに、利用者ひとりひとりの人格を尊重し、その高潔さを尊重したケアの提供、感染症対策の徹底を推し進めましょう。

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー

老健みやざきFacebook

TOPへ