社会福祉経営支援セミナー「広報研修」のお知らせ(県社協)

 宮崎県社会福祉協議会主催の「平成30年度社会福祉経営支援セミナー『広報研修』が8月10日(金)、シーガイアコンベンションセンターで開かれます(10時から16時まで)。

 詳しくはこちらをご覧の上、「『広報研修』参加申込書」により7月19日(木)までにお申し込み下さい。

【申し込み・問合せ先】

○社会福祉法人宮崎県社会福祉協議会 人材研修部

社会福祉研修センター〔担当:迫分(さこぶん)様〕

○TEL:(0985)23-5307、FAX:0985-23-5306

「働く生きがい」学びました(看護介護部会:その2)

 「『話を聴いている』ということを話し手に伝える」ことの大切さを学んだ研修会。後半は続いて「働く意味~仕事をどう捉えるか~」というテーマでグループワークに移りました。9つにわかれたグループで、「3人のレンガ職人」という物語をもとに、メンバーが意見を出し合い、ワークが進められました。この物語は世界を回っている旅人が、その途中でレンガを積んでいる3人の職人と出会い、3人がそれぞれ違った意識、態度でレンガを積んでいることを目の当たりにするもの。物語は3人の10年後の様子も紹介されており、グループワークではメンバーが一人ずつそれを読んだ感想や気づいたことを出し合った上で、グループ全体で働く意味や仕事のとらえ方について考えを深めていきました。

 その上で島原先生は仕事に意味づけすることの重要性について「今の仕事に意味づけするのは自分。どのような意味づけをするかで、働く意味や仕事のとらえ方は変わります」とし、ポジティブな仕事の意味づけが、自分の人生や将来にプラスになることを、事例を紹介しながら指摘しました。

 グループワークは続いて「社会貢献」をテーマに進められました。「どうしたら世の中はもっと良くなるか?」そして「今の仕事の中で、そのために役立ちそうなことはあるか?」について意見を出し合いました。皆の意見に耳を傾けながら島原先生は「介護の仕事は人に寄り添う仕事。全ての日本人が介護の仕事に就いていたら、みんなすごく優しい人ばかりのいい国になると思います。ですから介護の仕事で培った生き方を社会にどう活かすかを意識して仕事をするといいと思います」と受講者に呼びかけました。

 最後のグループワークのテーマは「『ありがとう』の反対の言葉は何か」。その答は「『あたりまえ』です『有り難い』の反対ですから」と述べた上で島原先生は「みなさん、『ありがとう』があふれる職場にして下さい。『やっても当たり前』の職場は『なんでできないの』と裁く職場になり、『ありがとう』という感情は出てきません。『ありがとう』があふれる職場にするとみんなが支え合っていくことができます」と、「ありがとう」の気持ちをもって自分たちの仕事を見直し、職場をつくっていくことが、自分の明るい人生、将来にもつながることを強調して講義を締めくくると、受講者からは感謝の拍手がおくられました。

(おわり)

「働く生きがい」学びました(看護介護部会:その1)

 (公社)宮崎県老人保健施設協会看護介護研究部会は6月16日、宮崎市のJAアズムで人材育成研修を開きました。50人が受講し、働く生きがいについて学びました。

 開会にあたり、同部会の坂下和代委員長が挨拶を行い、研修会が有意義なものとなるよう、積極的な参加を呼びかけました。  今回の研修テーマは「介護施設で働く生きがいを作る~身につけたいこと~」。講師は昨年大好評だったオフィス・アールの代表で人材育成コンサルタントの島原竜一先生に今回もお願いしました。島原先生は研修会の目的として「対人援助として、信頼される職員になるために、大切なスキルを身につける」を掲げ、研修の約束事として「積極参加」、「積極傾聴」、「好意的関心」の3つを示しました。

 研修ではまず「社会のはなし」として団塊の世代が全て75歳となる2025年には、75歳以上が全人口の18%となること、2060年には人口は8,674万人まで減少するが、65歳以上は全人口の40%なることなどを説明しながら「これから働く人が減っていきます」と指摘。これを踏まえて組織にこれから必要なこととして「今いる職員を辞めさせない環境や制度」、「若者が働きたいと思える職場づくり」、「今いる職員のレベルアップによる組織力の向上」の3つをあげました。

 次に「アクティブリスニング」の練習として2人一組となりペアワークがありました。話し手のテーマは「最近楽しかったこと」。それを3分間相手に話し、聴き手は「カウンセリングの角度」である「相手の膝と自分の膝を90度」にして聴き入りました。ただし、聴き手は耳は傾けつつも、あえて「目を合わせない」、「うなづかない」、「声を出さない(相づちを入れない)」などの態度をとり、「二度と話をしたくなくなる」という事を体験しました。

 「『話を聴いている』と判断するのは話し手です。『聴いている』ということを伝えることが大事です。同僚や部下や先輩が話しかけているときに携帯電話を操作しながらだと『聴いていない』と感じます。職場の人間関係がうまくいくために、相手の話の興味とは関係なく『話を聴く』という態度が職場をつくります」という説明に受講者は納得の表情を見せていました。さらに島原先生は聴く姿勢が与える影響に関する「メラビアンの理論」について説明。話を聴く時の表情・態度は相手が目で判断し、実に全体の55%を占めており、声(相手が耳で判断)は38%と続き、相手が脳で判断する言葉そのものはわずか7%しかないとのことでした。

 「『傾聴』は『耳+目+心』です」と板書で示した上で、島原先生は今度は「目を合わせる」、「うなづく」、「声を出す(相づちを入れる)」に留意してペアワークの再会を指示。さきほどとは逆の「話を聴いてくれている」という実感を学びながら、ペアワークは和気あいあいと進みました。

(つづく)

本日定時社員総会

 本日6月25日は当協会の定時社員総会を、15時から宮崎市のJA・アズム1階小研修室で開催いたします。ご出席いただきます皆様におかれましては、お気を付けてお越しくださいますようお願い申し上げます。

また、総会時は、忌憚の無いご意見、ご審議を賜りますよう、重ねてお願いいたします。

25周年記念講演会開きました(並木の里)

  医療法人暁星会介護老人保健施設並木の里(西都市)は6月15日、西都市文化ホールで開設25周年記念講演会を開きました。
並木の里は平成5年6月に開設以来、地域の医療・保健・福祉の向上のため、地域住民や関係機関等の理解と協力を得ながら様々な事業を展開。この日の講演会は25周年を記念するとともに、皆様への感謝の意を表し、そして骨粗鬆症や関連知識について理解を深め、健康増進の一助としてもらおうと開催したもの。開会にあたり、医療法人暁星会の相澤潔理事長が主催者挨拶を行いました。
講演会には250人の受講者がありました。のテーマは「『骨粗しょう症の基本から最新情報』~連携の大切さ」。講師は医療法人暁星会三財病院の整形外科部長で医師の松本英裕副委員長が務めました。まずロコモティブシンドロームの概要や、自分でロコモティブシンドロームに気づくための「7つのロコチェック」、およびロコモティブシンドロームにならないための「ロコモーショントレーニング(ロコトレ)」について説明。続いて骨粗しょう症の概要および骨粗しょう症になる原因、さらに薬物療法などを、最新の情報もふんだんに盛り込みながらわかりやすく解説がありました。
熱気に包まれた会場では、受講者が熱心な表情で聞き入っていました。

「ランチョンセミナー」受講予約20日からスタート(全国大会埼玉)

 平成30年10月17日から19日にかけて、ソニックシティ・パレスホテル大宮で開催される「第29回全国介護老人保健施設大会埼玉」の共催ランチョンセミナーの受講予約が6月20日から始まりました。

 受講を希望される方は「大会参加登録サイト」からお手続きをお願いいたします。

全老健「2018年度医師研修会」のお知らせ

 (公社)全国老人保健施設協会(全老健)主催の「2018年度医師研修会」が8月27日(月)~8月28日(火)、新大阪江坂東急REIホテルで開かれます。この研修会は老健施設等に勤務する医師が対象です。

 詳しくはこちらをご覧下さい。

【この研修会への問合せ先】

○(公社)全国老人保健施設協会 業務部業務第一課

TEL:03-3432-4165

誕生会にぎやかに(グリーンケア学園木花)

 6月14日、宮崎市の介護老人保健施設グリーンケア学園木花で誕生が開かれました。

 同施設では生まれ月のご利用者を対象に毎月誕生会を開催しており、この日は70歳代から100歳代の8人の6月の誕生者が祝福を受けておられました。

 そして恒例となっているボランティアによるステージショーがありました。同施設には20の団体や個人のボランティアが登録されており、年間を通じて誕生会に花を添えているとのこと。この日も歌謡ショーや、日本舞踊や、そしてギター演奏があり、利用者から大喝采を浴びていました。

 スタッフはそれぞれの持ち場で、利用者一人一人に目配り、気配り、心配りをしながら誕生会を盛り上げつつ、円滑で安全な運営に当たっていました。曇天の窓の外にもかかわらず、祝福と喜びで満ちあふれた会場内は、皆様のこぼれんばかりの笑顔で明るく輝いていました。

健闘たたえ合った県民スポーツ祭2018

 県民総参加のスポーツイベント、「みやざき県民総合スポーツ祭」が、6月2日と3日を中心に県内各地で開催されました。60の競技とレクレーションの部に選手や役員など1万7000人が出場しました。

 この大会は「障がいの有無、年齢にとらわれず広く県民にスポーツを普及し、スポーツ精神の高揚と健康の増進、体力の向上、生きがいづくりや仲間づくり、及び本県スポーツの振興と文化の発展に寄与し、以て、県民生活を明るく豊かにすることに資する」ことを目的に毎年開かれているものです。

 宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園第一陸上競技場では陸上競技が3日にあり、短距離、中距離、長距離のトラック競技(10kmのみ公園内ロード)、そして跳躍や投てきのフィールド競技が、公認の審判員が公認の機器を使用し、本格的に行われました。県内各地から集った老若男女のアスリートが日頃の練習の成果をいかんなく発揮し、大会新記録も誕生するなど、大いに盛り上がっていました。

 特に長年競技を続け、自らの心身を鍛え抜いてきたベテランの選手は、真剣な勝負に挑む一方で、再開を喜び、互いの健闘をたたえ合うと共に、再開、再戦を誓い合うなど、心温まる交流を見せていました。

気をつけてお越しを「『働く生きがい』研修会」宮崎会場は16日(看護介護部会)

 看護介護研究部会主催の「人材育成研修」(宮崎会場)は、6月16日(土)、JAアズム302研修室で開催13時30分より開催します(13時受付開始)。

今回の研修会テーマは「介護施設で働く生きがいを作る~身につけたいこと~」。講師はオフィス・アール代表の島原竜一様です。

受講を予定されている方はどうぞ気をつけてお越し下さい。

【この研修会への問合せ先】

○介護老人保健施設東海園(担当:坂下 和代)

TEL(0982)30-1661

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