6月23日は当協会の平成28年度第1回の総会(定時)を、宮崎市のニューウェルシティ宮崎で15時より開催いたします。
ご出席いただきます皆様におかれましては、お気を付けてお越しくださいますようお願い申し上げます。
また、お車でお越しの方の駐車場につきましては、現場係員の指示に従って下さいますよう、併せてお願いいたします。
6月23日は当協会の平成28年度第1回の総会(定時)を、宮崎市のニューウェルシティ宮崎で15時より開催いたします。
ご出席いただきます皆様におかれましては、お気を付けてお越しくださいますようお願い申し上げます。
また、お車でお越しの方の駐車場につきましては、現場係員の指示に従って下さいますよう、併せてお願いいたします。
宮崎市の平和台公園にあるはにわ園。遊歩道のある林に中に約400基のはにわの複製品が並んでいます。これは「平和台公園」のホームページによると、「宮崎市内に住む『本部マサさん』という「はにわ」作り一筋に生きてきた西都市出身の方が、日本の各地で発掘されたはにわをそのままの形で再現、生涯の思い出にと県に寄贈したもので、それを県が公園を造り保存したもの」だそうです。
写真は公園広場北側に立っている武人のはにわ。いつもやわらかな笑顔で観光客を出迎えてくれるその姿にほほえましい印象を受けます。
さて、この第一印象に関して、「メラビアンの法則」という有名な法則があります。コトバンクには「アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。人物の第一印象は初めて会った時の3ないし5秒で決まり、またその情報のほとんどを『視覚情報』から得ていると言う概念。メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、『見た目/表情/しぐさ/視線等』の視覚情報が55% 、『声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等』の聴覚情報が38%、『言葉そのものの意味/話の内容等。』の言語情報が7%と言われている。」と紹介されています。
つまりこのはにわのような優しい笑顔で接することが、私たち老健施設で働く者にとっては重要だということではないでしょうか。特にうっとうしい天気が続く今日この頃です。爽やかな笑顔で梅雨空を吹き飛ばしましょう。レッツスマイル!
(↑こちらはお馬さんのはにわ。これもまたかわいい癒やし系のスマイルです)
6月4日に南九州は梅雨入りしました。昨年は6月2日でしたから、それより2日遅い梅雨入りということになります(ただし今年は閏年ですから、実際には3日遅い、ということでしょうか)。その日の天気は当然雨となりました。
しかしその日の早朝、日の出直前(5時5分頃)にはごらんのような美しい景色を数分間だけ拝むことができました(撮影地:西都市)。これからどんよりした空が続くにあたり、お天気の神様が「ちょっとだけだよ」とサービスして、こんな青と赤の空模様を描いてくれたのかなあ?と思いながらシャッターを切りました。
それはともかく、梅雨時となれば食中毒や転倒、体調不良に気分不良、そして雨天送迎時の安全配慮など、利用者の皆様のお世話をするに当たり、他の時期以上に注意を払わなければならない事が増えてきます。みんなで気をつけながらこの時期を乗り切って、梅雨明け後の宮崎の青い空との再開を待つことにしましょう。
睡眠不足ですっきりしない・・・という時、数分間でも仮眠をとるとすっきりするものです。
「時間を忘れるほど面白い雑学の本」(竹内均 編、三笠書房)にはNASA(アメリカ航空宇宙局)
が行った仮眠の実験が次のように紹介されています。
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(1)実験対象は夜間飛行の航空パイロット
(2)パイロットを「仮眠を取るグループ」と「仮眠を取らないグループ」に分ける
(3)「仮眠を取るグループ」には仮眠(あるいは休憩)40分、そして20分の回復時間を、機長、副操縦士、航空機関士に交替で取らせる
(4)その結果、仮眠を取ったグループは眼球反応が16パーセント速く、着陸時の注意力が5倍高くなっていた
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365日、24時間体制で高齢者のケアにあたる老健施設職員にとって、体調を整え、集中力を保って業務を行うことが求められます。特に梅雨時のすっきりしないこの時期は、寝不足に陥りがち。仮眠を効果的にとって仕事に臨みましょう。
掲載した写真は宮崎市の大淀川にかかる天満橋で早朝撮影したものです。ちょうど朝日が顔を出してきましたが、橋の照明はまだ点灯中。このようにどちらも同時に輝いている時間は長くはないでしょうから、なんだか得した気分でシャッターを切りましたが、あたかも太陽と街灯が照明の役目を交替するにあたり、申し送りをしているようにも思いました。
もっとも、このように完全二交替性をとっている老健施設はないでしょうが、どこの施設でも申し送りはしっかりと行っていることと思います。24時間必ず誰かが勤務し、交替で利用者のケアに当たっている中で、体調不良者や転倒・転落者の有無、そして利用者その他に関して伝達すべき情報などを確実に申し送ることは非常に重要です。
気候が安定しないこの時期は様々なリスク要因が増えてくることが懸念されます。いつも以上の目配り、気配り、心配りを徹底するためにも、申し送りを徹底してまいりましょう。
「第5回認知症看護ケア研究会」が7月9日(土)の13時30分から16時30分にかけて、三股町の藤元メディカルシステム付属医療専門学校で開かれます(主催:大悟病院認知症疾患医療センター、共催:宮崎県認知症ケア専門士会)。
詳しくはこちらをご覧の上、申込用紙に必要事項を記入し、大悟病院認知症疾患医療センター看護部まで、ファックス(0986-52-5573)でお申し込み下さい。
【この研修会に関する問合せ先】
大悟病院認知症医療センター看護部(担当:福永由香里様、谷口宜昭様)
電話:0986-52-5800
FAX:0986-52-5573
県民総参加のスポーツイベント、「みやざき県民総合スポーツ祭」が6月4日と5日を中心に、県内各地で開催されました。60の競技とレクレーションの部に1万2000人が出場しました。
宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園第一陸上競技場では陸上競技があり、短距離、中距離、長距離のトラック競技(10kmのみ公園内ロード)、そして跳躍や投てきのフィールド競技が、公認の審判員が公認の機器を使用し、本格的に行われました。時折細かい雨が降る中、老若男女のアスリートが日頃の練習の成果をいかんなく発揮していました。また県内各地から出場した選手同士が、互いの健闘をたたえ合い、交流も深まっていました。
(↑若さとスピード感溢れる青年達の疾走)
(↑ベテランだって負けていません。鍛え上げた身体がたくましいです)
(↑最年長の部。大会記録保持者も出場し、会場を大いに沸かせました)
陸上競技に限らず、さらに老若男女を問わず、県民が様々なスポーツに取り組み、健全な身体と精神を培っていくことは非常に素晴らしいことです。2026年には本県で国体と全国障害者スポーツ大会も開催されます。今後様々な形で本県におけるスポーツ、そして健康作りの機運が高まっていくといいと思います。
(公社)宮崎県老人保健施設協会リハビリテーション研究部会は7月23日(土)15時から、宮崎市の宮崎リハビリテーション学院で今年度第1回の研修会を開きます(14時30分受付開始、17時まで)。
今回の研修会テーマは「平成27年度介護保険制度・介護報酬改定に関して(特にリハビリテーションマネジメント加算1・2)」。講師は宮崎県福祉保健部長寿介護課居宅介護担当副主幹の西田 洋様。同制度および報酬改定について、わかりやすく解説していただきます。
この研修会は県内会員老健施設の職員をはじめ、どなたでも受講することができます。会費として老健関係者は1人500円が必要ですが、それ以外の方は無料で受講できます。
詳しくはこちらをご覧の上、「参加申込書」に必要事項を記入し、介護老人保健施設こんにちわセンター(担当:中村、ファックス:0986-22-8055)までお申し込み下さい。なお、申し込み締切は7月19日(火)です。事前質問も受け付けますので申し込みの際に合わせてお願いします。
また、研修会終了後、19時より懇親会も開催します(会場:炭火地鶏 藁焼かつお せいろ蒸し みやざき晴夜((はれるや)))。多数の参加をお待ちしています。
なお、この研修会に関する問い合わせは介護老人保健施設こんにちわセンター(担当:中村豪史、電話:0986-22-7100、携帯:090-2853-9371)までお願いいたします。
一般社団法人省エネルギーセンターより「『省エネ診断サービス・節電診断サービス(無料)』のご案内」が届きましたのでお知らせいたします。
これは同センターが経済産業省から補助金の交付を受け、無料で行っているサービスでで、受診要件に合致する事業所に対し、サービスへの申し込みを呼びかけているものです。
このサービスに関する詳細については、こちらをご覧下さい。また、「省エネ・節電ポータルサイト(http://www.shindan-net.jp/)も併せてご参照ください。
なお、このサービスに関する問い合わせは一般社団法人省エネルギーセンター九州支部(電話:092-431-6402、ファックス092-431-6405、Eメール:n.murakami@ecc.or.jp、担当:村上様、石崎様、渡辺様)までお願いいたします。
「独居高齢者 深まる孤立」という見出しが大きく載っていたのは5月30日の宮崎日日新聞。宮崎県警が平成27年の1年間に実施した65歳以上の独居高齢者の検視件数が354件に上り、統計を取り始めた2006年以降で過去最多になったのだそうです。
この記事のリード文には「周囲との交流がなく、誰にもみとられずに亡くなる『孤立死』とみられるケースも少なくない」と記されていました。県警によればこの354件という検視数は、検視件数全体の4分の1を占めているとのことで、「家族が近くにおらず、死後数日たって近所の人が発見することも多い」との指摘も紹介されていました。
県長寿介護課によれば、県内における一人暮らしの高齢世帯は2005年の4万7千世帯から2010年は5万3640世帯に、さらに2015年は推計値で6万3千世帯と、増加の一途をたどっているとのこと。これは高齢化や生活困窮も背景にあるとして、検視に当たっている医師の「地域や家族とのつながりを持てるような地道な取り組みが求められる」というコメントが紹介されていました。
高齢者の在宅復帰、在宅生活を支援し、高齢者が生き甲斐をもって地域社会の一員として交流と役割を保ち、参加・活動を継続できるよう、介護老人保健施設が地域包括ケアシステムの拠点として果たすべき役割は益々重要かつ喫緊の課題になっていることを否応なしに痛感させられる記事でした。施設間における他職種での連携はもちろんのこと、地域の様々な機関、団体、そして住民等との広く、深いつながりを今以上に強化し、このような悲惨な現状解決に向けて取り組んでいかなければならないと思います。