雑談

8月4日は「橋の日」

8月4日は「橋の日」。説明するまでもなく「は(8)」と「し(4)」で「橋」なのですが、宮崎市で生まれた記念日だというのは知りませんでした。1984年(昭和61年)、橋梁会社に勤務していた湯浅利彦氏が提唱し、宮崎「橋の日」実行委員会が制定(※)したのだそうです(※「雑学ネタ帳『橋の日(8月4日 記念日)」より)。

 写真手前に写っているのは宮崎市の大坪町と松橋を結ぶ「天満橋」。2006年(平成18年)に開通した長さ607メートル、幅25メートルのこの橋のおかげで、宮崎市南西部や清武町方面のから市内中心部へのアクセスが良くなりました。また自動車だけでなく、自然石を採用した歩道や4箇所のバルコニーが設けられた天満橋はウォーキングコースとしても人気があり、特に朝方は多くの人が行き来するスポットとなりました。私もここを通るたび、川の右岸と左岸を橋渡しすることの大切さを実感しています。

 橋渡しと言えば、病院と在宅の橋渡しをするという意味で、介護老人保健施設が果たす役割も大切。老健の在宅復帰・在宅療養支援の機能はますます重要になってくるのではないかと考えます。そのことをいまいちど振り返る橋の日にしたいと思います。

8月スタート

8月になりました。令和4年は6月のうちに梅雨明けして以来、猛暑が続いています。コロナ禍で迎える夏は3年目ですが、換気をしながらの冷房や暑い中での適切なマスク使用など、相変わらず簡単ではないと感じる今日頃です。

環境省熱中症予防情報サイト(宮崎県)

厚生労働省熱中症予防情報

上記URLなどを参考にしながら、利用者の皆様についてはもちろんのこと、私達自身の熱中症予防にも万全を期しながら日々のケアに努めて参りましょう。

7月14日は「ひまわりの日」

7月14日は「ひまわりの日」。これは地上のひまわりではなく、日本初の気象衛星「ひまわり1号」が1977年7月14日に打ち上げられたことに由来する記念日とのこと。今から45年前のことです。

気象庁のホームページには気象衛星の役割について「気象衛星は、気象観測を行うことが困難な海洋や砂漠・山岳地帯を含む広い地域の雲、水蒸気、海氷等の分布を一様に観測することができ、 大気・海洋・雪氷など地球全体の気象や気候の監視に大変有効です。また、海洋上の台風監視においてはとても有効な観測手段です。 また、船舶・離島で観測された気象データ・潮位データ・震度データなどを中継する役割も担っています。」と記されています。たしかに以前と比べると、天気予報はよく当たるようになりましたし、とくに台風や大雨、高温などに関する予報、そして警報などはより正確に、早く出るようになり、またそれがスマートフォンなどを通じて、いつでもどこでもチェックできるようになりました。

そうは言っても、台風や大雨そのものをなくすことはできませんし、また地球温暖化が進む中、夏の猛暑は厳しいものとなっています。現在我が国の気象衛星は、ひまわり8号と9号が運用中とのこと。日々の備えを見直し、自然災害の危険が高まった際には、情報をもとに防災、減災に努められるよう、再確認するひまわりの日にしたいと思います。

7月は「愛の血液助け合い運動」

7月は「愛の血液助け合い運動」月間です。

これは厚生労働省が都道府県、日本赤十字社と協力し我が国の血液事業を安定的・継続的に維持し、血液製剤の国内自給を確保するため実施しているもの。

月間中は各地で啓発活動が行われます。厚生労働省は「献血は命を救うボランティア」として国民一人一人、特に若い世代に献血への理解と協力を呼びかけています。詳しくはこちらをご覧の上、同運動へのご協力のほど、お願いいたします

七夕2022

 7月7日は七夕。各老健施設でも七夕飾りを作り、枝にはご利用者や、職員などが願いをしたためた短冊が揺れていることと思います。

 新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされていた、昨年、そして一昨年の全国各地の七夕まつり、今年は開催の動きが見られているようで、人々の心にも希望の星が瞬き始めたのではないでしょうか。

 星が綺麗に見えることでは全国トップクラスの宮崎県。今年は梅雨明けも早く、既に夏の星座を楽しめる季節を迎えています。短冊込められた皆様の願いがかなうよう、星に願いをささげる七夕にしたいと思います。

7月スタート2022!

7月1日です。早いもので2022年も半分が過ぎました。時間が流れる速度は変わらないはずなのに、今年はとりわけあっという間の6ヶ月だったように思います。

そんな慌ただしさの中だからこそ、日々のケアにはより一層心を込め、細心の注意を払い、感謝の気持ちで利用者の皆様に寄り添って参りたいと思います。

 残り半年となった令和4年に臨むにあたり、「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいいたします。公益社団法人全国老人保健施設協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。勤労に感謝!

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「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。

6月15日は「世界高齢者虐待啓発デー」

6月15日は「世界高齢者虐待啓発デー(World Elder Abuse Awareness Day)」。2011年(平成23年)12月の国連総会で制定された国際デーの一つです。

2021年11月21日付けの朝日新聞デジタルによると、宮崎県内で2020年度、親族らによる高齢者への虐待だと認定された件数が134件にのぼり、これは過去5年で最多とのこと。記事には「被害を受けたら独りで抱え込まず市町村に相談を」という県長寿介護課のコメントも紹介されていました。

世界のほとんどの国で高齢者の人口が増加し、これに伴い高齢者虐待の増加が予想されている中、「世界高齢者虐待啓発デー」は「高齢者虐待は世界中の多くの高齢者の健康と人権を侵害する世界的な社会問題」として「高齢者の虐待や苦しみに対して反対を表明する日」、そして「虐待防止のための取り組みを啓発する日」とされています。

言わずもがな、老健施設においても高齢者虐待は絶対にあってはならないものであり、「身体的虐待」はもちろんのこと、「心理的虐待」、「性的虐待」、「経済的虐待」、そして「介護・世話の放棄・放任」など、あらゆる虐待を根絶するとともに、高齢者の尊厳を守り、意思を尊重したケアに努めるべく、思いを新たにする「世界高齢者虐待啓発デー」にしたいと思います。

「芒種(ぼうしゅ)」

2022年の6月6日は二十四節気のひとつ「芒種(ぼうしゅ)」。これから夏至までの期間は、芒(のぎ:植物の花の外殻にある針のような突起)のある穀物、つまり稲、麦など穂の出る穀物の種をまく季節と言われています。

宮崎では既に超早期米の田植えがすんで、水田では苗が風に揺らぐ風景が広がっています。老健を利用いただいている皆様の中にも長年米作りに励まれて来た方も多いと思います。今の豊かな農村風景はそんな自然を守り、育んでこられた皆様のご努力のたまもの。感謝の気持ちでいっぱいです。

病害虫や台風などの被害を受ける事なく、豊かな実りを迎えることを願って過ごす芒種にしたいと思います。

6月2日は「ローズの日」

6月2日は「ローズの日」。2017年に一般社団法人ブルガリアンローズ文化協会が制定し、一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されているそうです。

世界最大のローズオイルの生産地、ブルガリアのバラの谷では、毎年6月にブルガリアンローズの収穫を祝い「バラ祭り」が開かれ、感謝の気持をこめてバラを贈り合うブルガリアの文化を広げたいという願いから我が国で定められた「ローズの日」、全国各地でこれにちなんだ催しが行われているのではないかと思います。

老健施設においてもバラをはじめ、季節の花々は利用者の皆様の癒やしになっていることと思います。バラの花言葉は「愛」が有名ですが、その本数や色によっても様々な花言葉があるようです。ちなみにバラが8本だと「あなたの思いやり、励ましに感謝します」という花言葉になるとか。利用者の皆様からいただく思いやり、励ましに感謝しながら、より一層の感謝、思いやりの心でケアにあたって参りたいと思います。

5月30日は「ごみゼロの日」

5月30日は「ごみゼロの日」。「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで定められたこの日、環境省のホームページ「ごみゼロの日って?」によると、1970年代に愛知県豊橋市の山岳会会長・夏目久男さんの呼びかけで始まり、その後、官民一体の活動となって全国に広まったとのことです。

同じく環境省のホームページ「環境省・日本財団 海洋ごみ対策共同事業 全国一斉清掃キャンペーン『海ごみゼロウィーク2022(春・秋)』の開催について」には、この「ごみゼロの日」に加え、6月5日の「環境の日」、そして6月8日の「世界海洋デー」の3つの記念日を含む2022年5月28日(土)から同年6月委12日(日)の期間を「春の海ごみゼロウィーク」とした全国一斉清掃キャンペーンが開かれるそうです。

南北に約405キロメートルの海岸線が続く宮崎県でも、各地で様々な取り組みが行われることと思います。また上記「『海ごみゼロウィーク2022(春・秋)』の開催について」には、「海に流出するごみの約8割は陸(街)由来とされ、一度海に流出したごみを回収することは困難」とも記されています。ごみ問題は全ての人にとって重要な関わりのあること。身の回りで、できることから取り組んでいく「ごみゼロの日」にしたいと思います。

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