協会活動報告

『参加案内』アップしました(九州大会・重要!)

 「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」1114日、15日、宮崎観光ホテル)の『参加のご案内』に関して、「もう一度送ってほしい」旨のご依頼を多数いただいております。

 そこで、下記の通り当ホームページにPDFファイルにて『参加のご案内』をアップしましたので、こちらから閲覧・ダウンロードしてご活用下さいますようお願いいたします。

 

 

1.アップした書類:『第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき参加のご案内』

2.ファイル名:14thQsyublockrokentaikaiinMiyazaki2013.pdf

3.ファイルサイズ:1,324キロバイト

4.その他

(1)ファイルはカラー印刷されたものを白黒に変換してアップしています。したがって写真などが不鮮明になっていたり、裏写りしている箇所がありますことをご了承ください。

(2)16ページおよび18ページが白紙になっておりますが、これは17ページが「参加申込書」になっている関係上、その前後が当初より白紙にて印刷・発送しているものであり、落丁等によるものではないことをご了承ください。

 

以 上

演題募集締め切りました

 「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」1114日、15日、宮崎観光ホテル)の演題募集は、去る823日をもって締め切らせていただきました。おかげをもちまして、150題を超えるお申し込みをいただきました。ひとえに皆様のご協力、ご尽力のたまものであると感謝の念に堪えません。

 発表を予定されている方々におかれましては、スライドおよび発表用原稿等、発表準備を進めていただきますとともに、当協会の会員施設の皆様におかれましては、今後も引き続き、本大会の成功に向けて運営へのご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 なお、大会参加登録申込みは930日(月)が締め切りとなっておりますので、『参加のご案内』をご覧のうえ、期日までに手続きをお済ませ下さいますよう、併せてお願いいたします。

フェイスブック立ち上げました

 (公社)宮崎県老人保健施設協会のフェイスブックページを立ち上げました。協会ホームページと連動させながら、協会からのお知らせ、各研究部会主催の研修会案内などを、リアルタイムに行っていく予定です。

 アドレスは以下の通りです↓↓↓

 

https://www.facebook.com/miyazakiroken


   miyazakirokenで検索できます。


 当協会は広く県民の保健、医療、福祉の増進に寄与するため、様々な活動を行っております。今後とも協会へのご理解、ご協力方お願い申し上げます。

エントリー前にご確認を(九州大会)!

 「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」1114日、15日、宮崎観光ホテル)の演題受付締め切りは、823日(金)までです。いよいよ期日が迫ってきました。発表を予定されている皆様におかれましては、下記の項目について十分ご確認ください。

(1)「演題申込書」に必要事項は記載いただけましたか?

・・・特に「連絡先」(住所、電話、申込み担当者名など)に記入漏れがありますと、今後の連絡ができませんのでご注意ください。

(2)原稿入りメディアに記入漏れはありませんか?

・・・抄録原稿を保存した3.5インチFDまたはCD-R「演題」「施設名」「発表者」を記したラベルを必ず添付(もしくは直接印刷)して下さい。また、プリントアウトした抄録原稿1部も必ず添えて下さい。なお、郵送の際にメディアが破損しないよう十分ご配慮下さい。

(3)倫理的配慮はなされていますか?

・・・発表に当たっては、「参加者の同意を得ていること」「データの取得を行う機関等の長の承諾を得ていること」「参加者に対する必要以上の負担、苦痛、不利益を与えていないこと」「秘密保持が保たれていること」「発表の際の個人情報への配慮がなされていること」などの倫理的配慮がなされている事を、今一度十分ご確認くださいますようお願いいたします。

(4)宛先に誤りはありませんか?

・・・抄録原稿と原稿を保存したメディアの郵送先は「〒880-2112 宮崎市大字小松1158 第14回九州ブロック介護老人保健施設大会事務局」です。宛先に誤りがないか、ご確認の上お送りください。

 なお、演題申込書はファックス(0985-47-3967)でお願いします。

(5)その他

 これらに関するお問い合わせは第14回九州ブロック介護老人保健施設大会事務局までお願いします。

  TEL0985-47-3941

  E-mailmiyazaki-roken@junwakai.com

 

 以上につきましては、先ごろ送付しました。「参加のご案内」の7ページから9ページの、「演題募集要項」に詳細を記載しております。よくご覧の上、お急ぎお申し込みください。たくさんのエントリーをお待ちしております。

 また、大会参加の申し込み締め切りは930日(月)までです。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

演題締め切り間もなくです!

 「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」1114日、15日、宮崎観光ホテル)の演題受付締め切りは、823日(金)までです。発表を予定されている皆様は、「参加のご案内」の7ページから9ページの、「演題募集要項」をよくご覧の上、指定の書式および申込み方法に従い、お急ぎお申し込みください。たくさんのエントリーをお待ちしております。

 また、大会参加の申し込み締め切り930日(月)までです。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

研修会開きます(ケアプラン部会)

 公益社団法人宮崎県老人保健施設協会ケアプラン研究部会は921日(土)、児湯郡川南町の川南町文化ホール(トロントロンドーム)研修室で、包括的自立支援プログラムケアプラン策定研修会を開きます。

 今回の研修会は初任者が対象。ケアプランを策定したことがない方や、自信がない方等を対象に、わかりやすく説明・研修を行う予定です。特に今までに参加されたことがない方は、是非ご参加ください。

 会員施設の方は参加費として一人500円が必要ですが、会員施設以外の方は無料です。受講を希望される方は、別紙参加申込み書により、830日(月)までにファックスにてお申込み下さい。

 申込みおよび問い合わせは、介護老人保健施設 並木の里(担当:宮田、Tel 0983-44-6066Fax 0983-44-5109)までお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。

研修会開きました(栄養給食部会、おまけ)

 718日に宮崎市の介護老人保健施設ひむか苑開かれた(公社)宮崎県老人保健施設協会栄養・給食研究部会の研修会。「認知症高齢者の食と味の認知を考える」と題し、講演をされた同苑の医師、田代学先生は、同時に県内でも著名な郷土史家でもあります。そして宮崎の文化や歴史などに関する著書も多く出されていますので、そのほんの一部を紹介いたします。

【消えた赤江川 大淀川界隈新風土記】・・・平成7630日発行、印刷:身体障害者通所授産施設やじろべえ

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「大淀川は古くは赤江川とよばれていたのである」。つまり赤江(灘)に注ぐ大河が赤江川と呼ばれるようになったのはごく自然なことだった。ただし、この赤江川が大淀川に改称されたのではなく、「中央、つまり日本国から見たとき、日向国を二分する川は藩政時代には既に小戸川の転訛した大淀川が通称となっていた」、これが正しいのだそうです。変わったのではなく、消えていったということを田代先生は強調されています。

これを口火にし、大淀川に関する色々な事を徹底して調べ上げ、著され一冊です。中でも「ヅンブリ島の十万両」は衝撃的です。大淀川河口近くのヅンブリ島に、なんと十万両が埋められているというのです。1676年(元禄5)、幕府の領地となり、吉村庄屋清水清左右衛門が預かり仰せつかり、その子清蔵が請地を願い出て官の軍用金十万両を島の中ほどに埋めたらしいのです。「水をかぶる」の意の「ヅンブリ」島は、那珂郡田吉村にありましたが、今は陸続きで、丸島付近の大淀川と八重川に挟まれるあたりだそうですが、この十万両の埋蔵金話、果たして真実なのでしょうか。そのほか、寛文2年(1662年)に起きた日向国大地震や、宮崎平野の地名(大字、字、小字)の由来、さらに宮崎市と綾町に電気鉄道を通そうという計画があった話など、興味津々の内容です。

 

【甦れ宮崎城 完結編】・・・1999101日初版発行、江南書房

 

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 ほとんどの県庁所在地には城があったのに、宮崎市にはなかったのか?いいえ、「宮崎城」は実在したのです。宮崎市池内町の介護老人保健施設春草苑前を南に進むと、道の右側に「宮崎城址」の看板が見えます。そこに宮崎城はあったのです。県領主、高橋元種(あがたりょうしゅ、たかはしもとたね、元豊前国香春岳城主)、宮崎城主権藤種盛(ごんどうたねもり)、豊前国中津城主黒田如水、飫肥領主伊東祐兵(いとうすけたけ)、清武城主稲津掃部助(いなつかもんのすけ)などなど、宮崎城にまつわる歴史上の人物が登場し、当時の様子を生き生きと再現します。ただし、宮崎城の戦いは、あろうことか同士討ちだったことが後に判明するなど、読んでいて切なくなるような事実も紹介されています。

 裏表紙には田代先生自ら描かれた「宮崎城合戦之図」が載っており、先生の多才ぶりにも驚かされます。決して大河ドラマのテーマになることはないであろう宮崎城ストーリー。しかし、タイトルの「甦れ宮崎城」からも察せられる通り、なんとか史実を調べ上げ、後生に宮崎城を伝え残そうという、田代先生の熱い思いがひしひしと感じられる名著です。

 

【大淀川ミニ風土記 橋が語る宮崎】・・・2006(平成18325日発行、発行者:財団法人宮崎県建設技術推進機構、宮崎南印刷制作印刷

 

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 宮崎市の天満橋が開通したのを記念して、田代先生が著された”橋物語”です。宮崎市内の大淀川に架かっている(そして架かっていた)12の橋について、その歴史や構造的特徴、さらには周辺情報などが32話にわたって記されています。わずか71ページの中に貴重な写真や、ためになる「ミニコラム」など、盛りだくさんの内容。カバンに入れて「宮崎の橋探検」の旅に出たくなるような作品です。

 

・・・以上の作品は、現在書店では取り扱っていない事も考えられますが、図書館などにはあるかもしれません。田代先生、ためになる講演、そして書籍、ありがとうございます。そして今後さらなるご活躍を祈念申し上げます。

全体会開きます(支援相談部会)

 (公社)宮崎県老人保健施設協会支援相談員研究部会は920日、宮崎市の宮崎観光ホテルで全体会を開きます。

 講師に一般財団法人潤和リハビリテーション振興財団潤和会記念病院の歯科医師、清山美恵先生を講師に招き、経口摂取と口腔ケアについて学んでいきます。

 なお、この全体会は支援相談員以外の職種の方や、老健以外の事業所の方や一般のお方も受講できます。参加費として老健職員の方は、お一人500円が必要ですが、それ以外の方々は無料です。

 くわしくはこちらをご覧ください。またこの全体会へのお申込みおよびお問い合わせは介護老人保健施設しあわせの里(担当:支援相談員、笠原章寛、電話:0987-55-4800FAX0987-55-4507)までお願いいたします。

研修会開きました(栄養給食部会、その6)

 講演に続き、研修会参加者によるグループワークが行われました。栄養・給食部会が県内各ブロック持ち回りで開催している高齢者栄養教室の今後の進め方などについて話し合い、熱心な意見が交わされました。

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 認知症高齢者の食事について、”食と味の認知”という今までにない観点から学ぶことができた、非常に有意義な研修会となりました。

(おわり)

研修会開きました(栄養給食部会、その5)

【嗅覚・味覚障害と食の記憶障害】

 嗅覚・味覚障害がなく、食の記憶障害もない場合、食べ物を見て、その見た目や臭いと記憶が一致すれば、つまり「思う味が一致」すれば「美味しい」と感じます。

 しかし、嗅覚・味覚障害があって、食の記憶障害がない場合は、「思う味」と違う味となります。つまり、「期待したものじゃなかったので、もう食べない」となったり、食べたけれど「何か変だな?」となるなどして、食の誤認や食への拒否が生じかねません。

 また、嗅覚・味覚障害はないが、食の記憶障害がある場合は、現在の味と対比することができません。味覚に対して不思議な感覚をもつが、学習できないなど、どういう風に食べ物をとらえているかわからなくなっています。

 

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【認知症高齢者の味の再生障害】

 認知症高齢者の食と味の認知を考える上で重要なのは、認知症高齢者の味の再生障害がおきているということです。認知症の人の多くは、私たちが思っている味ではない味を頭の中で、口のなかで再生していると考えた方がいいわけです。

 この認知症高齢者の味の再生障害には、高齢者ゆえの問題として視力障害による情報の減少、嗅覚・味覚の変化による嗜好の変化、食事摂取量減少による亜鉛量の減少、薬剤に起因する亜鉛の排泄促進・吸収障害および唾液量減少などが、また認知症者ゆえの問題として嗅覚・味覚障害や味の記憶障害などが関わっています。

 見て、嗅いで、記憶の情報ができます。そこで味覚の記憶と食べ物の記憶とあわせて、一致したら「このようにして食べよう」という摂食行動が起こります。そして食べてみて口腔内の化学・物質刺激があって、どういうかみ方をすればいいか、という咀嚼行動に出ます。そしてそれは「こんな味だった」という味覚情報として大脳の方に戻されます。それが記憶と一致したときに「美味しい」と感じます。

 もしこの経路のどこかが侵されていたら、情報が行き来しなくなって「美味しい」という合致した答えが出ないのかもしれません。

 

【いずれは私たちもいく道】

 皆さんの施設でも色々な工夫をしていることでしょうが、利用者が果たしてどこまで認知されているか?味をどこまで理解されているか?を考えないといけないと思います。

 認知症高齢者が食と味を認知できないことを考えていたでしょうか。食事の記録をするときはどうしても「食事は何割摂取、嚥下障害、ムセなし」などとなっていたのではないでしょうか。食事の際、「喜びの表情があった、会話があった、”おいしかった”があったかどうか?」などを記録にしないというか考えてないような気がします。

 認知症の方がどんな味で食べられているかをもう一度考えていいのではないでしょうか?私たちもやがて行く道です。その時に少しでもいい物が食べられると思えば、今どうにかすればいいのではないでしょうか。このことは私の反省でもあります。

 Maslowの「人間の欲求5段説」にもある通り、食べることは人間のもっとも原始的な生理*的欲求です。認知症の人はそれによって食べられているかもしれませんが、その人にとって少しでも美味しい物を考えていってあげることも大事ではないでしょうか。私も研究していきたいと思います。皆さんも「”これがおいしいからおいしいですよ”、ではない」ということを頭にいれられた方がいいのではないかと思います。

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(講演終わり)(つづく)

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