雑談

悠久の中で

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【悠久の中で】

のんびりと時は流れ

ゆったりと季節は移る

だから急がずともよい

人の心よあるがままに

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写真は2016年の7月5日、西都市内で撮影した農村風景です。青々とした田園が眼下に広がり、頭上には広々とした宮崎の空。そして左側遠方には尾鈴山も見えます。はるか昔より人々がこの大自然と共生しながら働き、暮らしてきたと思うと敬意の念がわいてきました。そして利用者の多くの方々もまたこの自然を守り、育んで来られたわけであり、有りがたい気持ちでいっぱいです。

まもなく稲刈りも始まり、新米が食卓を賑わすようになります。その一粒一粒に宮崎の自然の恵み、そして人々の努力が詰まっている、と感謝しながら味わいたいと思います。

かかくはかい

【かかくはかい】

夏の花

長い体躯よ

葉の海よ

値の付けられぬ

夏花躯葉海よ

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「夏花躯葉海(かかくはかい)」は当て字ですが、一面に広がるひまわりの花を見ていると、黄色い海のように見えて、このいかにも夏らしい景色に、価格のつけようがないなあ、と思いながらシャッターを切ったのは昨年の7月15日でした。

梅雨入りが遅く、雨の多い今年の7月。ひまわりとっても、人にとっても過ごしやすい夏であって欲しいと思います。

七夕2019

 7月7日は令和の時代を迎えて初めての七夕。各老健施設でも色や形それぞれに工夫をこらした七夕飾りを作り、利用者やご家族、職員などの願いを込めた短冊が思い思いに揺れていることと思います。

皆様の願いがかなうよう、星に祈りをささげたいと思います。

7月になりました

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【試運転期間】

(しうんてんきかん)

紫雲(むらさきぐも)が

天へと還(かえ)る

いざ本番の時

紫雲天帰還

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写真は2016年の7月1日の朝早く、西都市内で撮影したものです。日の出の少し前、空が劇的に紫色に染まっている時間帯にシャッターを押したのですが、その後みるみるうちに空の色が変化して、この鮮やかな紫雲も一瞬の光景でした。

7月になりました。5月に始まった令和という時代も2ヶ月が過ぎて、新入社員で言うならば、「試運転期間」が終わり、いよいよこれから本番!というところではないでしょうか。これから令和になって初めての夏を迎えます。暑さと湿度に慣れるまでに試運転期間があればいいのでしょうが、なかなかそうはいきません。利用者の体調管理はもとより、自身の健康にも留意しながら乗り切っていきましょう。

6月になりました

令和に沸いた、そして10連休に沸いた5月も過ぎて、あっという間に6月になりました。6月といえば、一年の中で唯一祝祭日が無いのが6月。おまけに梅雨の季節でもあります。そういうとなんとなく気持ちも湿りがちになりますが、利用者の皆様にとってもそれは同じかもしれません。晴れやかな気持ち、ピカピカの笑顔で日々のケアにあたり、皆様の心を明るく照らして参りましょう。また食中毒のリスクが高まる季節でもあります。平素以上に細心の注意を払って防止策の徹底に努めましょう。

愛を表そう(5月17日は“黄色のチューリップ”)

5月17日の誕生花の一つは「黄色のチューリップ」。花言葉は「愛の表示」、「正直」、「明るさ」などがあります。

日々のケアを行う上で、利用者の皆様に対する愛情を欠かすことはできません。相手に寄り添って、しっかりと正直に愛情を表し、伝えて、今日も業務にあたって参りましょう。

さようなら平成

平成31年4月30日。ついに平成最後の日を迎えました。マスコミでも平成を振り返る特番が多く、いろいろな事があったものだとこの平成という時代、長かったような、短かったような、そんな気持ちです。

社団法人全国老人保健施設協会の設立は平成元年12月22日に認可されたとのことですから、老健は平成とともに歩んできたと言えるのではないでしょうか(現在は公益社団法人)。

また老健の利用者の皆様もこれまでいくつもの年号を生きてこられたわけですが、この平成という時代、いかがなものだったのか、伺ってみたいと思います。

明日迎える新しい年号は「令和」。自然災害や争いのない平和な時代であって欲しいと願っています。

自然を大切に

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【しぜん】

自然との語らいを

自然にできることが

史前から続く

至善な生き方

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 美しい自然豊かな宮崎県。都会の人が訪れたら、さぞかし喜び、癒やされることだろうと思う風景とよく出会います。写真は国富町で見かけた田園風景。秋の豊作に向けて農家の方が田んぼの手入れに精を出しておられました。

 このように「自然」といっても、「何もしない自然」ではなく、古来より人々が自然との語らいを続けながら守り、育ててきた自然。写真を見ているとそのことに改めて気づき、考えさせられます。

 そして利用者の皆様もまたこのように自然と向き合い、守り育んでこられた大先輩。環境汚染が世界的な問題となっている今だからこそ、昔の苦労話、そして知恵や工夫などをお伺いして、私たちが次の世代にこの素晴らしい自然を残していくための一助にしたいものです。

ご成婚パレードから60年

 1959年の4月10日は皇太子殿下(今上天皇)と美智子妃殿下のご成婚パレードがあった日。今から60年前のこと。

 1959年といえば昭和34年。それから34年後に年号は平成に代わり、さらに31年を経た今年の5月に新たな年号「令和」を迎えようとしています。

 利用者の中には明治、大正、昭和、平成、そして令和と、実に5つの年号を経験される方もおられるかと思います。新しい時代が今よりもっと平和であることを祈りつつ、まもなく終わろうとしている平成という時代を、みんなで振り返ってみたいと思う今日この頃です。

舞い降りる光のように

【舞い降りる光】

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沈んだ心に

舞い降りる光は

いつもやさしく

いつもあたたかい

そんなあなたの

さりげなさが好きだ

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 曇り空の朝。「今日はいい光景は撮れないだろう」と、半ばあきらめつつカメラ片手に日向灘を見おろしていたところ、雲のすき間から写真のように朝陽が舞い降りてきて、海面がほっと明るさを増しました。それは沈んだ色の海に差し伸べたあたたかい手のようにも見えて、夢中でシャッターを切りました。

 日々のケアの中でも心が沈んだ人と接する事は少なくありません。この舞い降りる光のように、心を照らし、あたためる存在でありたいと思います。

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