雑談

2019年度スタート

 2019年度がスタートしました。平成31年も4月を残すのみ。新しい元号は本日発表される予定で、今日のテレビや明日の新聞はそれが大きく報じられることと思います。

新元号に向けて思いを新たにするとともに、平成のやり残しがないか振り返り、悔いの残らないようにこの一ヶ月を過ごしたいものです。

また慌ただしさにかまけて日々のケアがおろそかになってはいけません。平素以上の気配り、心配りをもって、業務に当たって参りましょう。

果報は寝ては待っていられない

【SPRING/果報寝て待てず】

水がはねて、

朝日もはねて、

心もはねて。

果報はねては、

待ちきれない。

跳びはねて待つ、

春のお知らせ。

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「暑さ寒さも彼岸まで」のことわざの通り、すっかり春爛漫の陽気になってきた宮崎です。

英語で「春」を「spring」と言うようになったのは16世紀だそうで、「急に動く、飛び出る、(水)が湧き出る」という意味の「spingon」がその語源とのこと。

写真は畑で元気に動き、水を勢いよく飛ばしているスプリンクラー(spinkler。「sprinkle」は「水をまく」という意味)。16世紀にこれがあったかどうかはわかりませんが、なんだか見ているだけで春を連想してしまい、心が弾みます。

宮崎でもそろそろ桜の開花が発表されることと思います。見頃になれば、お花見会を予定されているところも多いかと存じます。果報をワクワク、ソワソワして待っていると、寝てはいられなくなるかもしれませんが、利用者の皆様が落ち着いて睡眠をとれるよう、環境整備にも努めて、花満開の春を待つことにしましょう。

もうすぐの春

【もうすぐの春】

風のすき間で

優しさが歌ったら

空の継ぎ目で

温もりが奏でたら

春楽団は

もうすぐ開演

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 こよみの上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。またインフルエンザ等、感染症への対策も手綱を緩めることはできません。利用者の皆様の体調管理に万全を期しながら、爛漫の春到来をみんなで待ちましょう。

せいりょく争わず

【せいりょく争わず】

青と緑しかない世界

青と緑が共演する世界

青緑争いのない世界

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 写真は西都市茶臼原で撮った一枚。緑の茶畑のかなたには青い尾鈴の山並み、そして上空は澄み渡った青空が広がっています。こんな青と緑の景色を眺めていると、青緑争い、じゃなくて勢力争いなどせず、みんなで手を取り合って仲良くやっていきたいなあ、という気持ちがわいてきます。

老健施設も他職種協働が大事。勢力争いなどもってのほか。職種間、スタッフ間で情報を共有し、利用者本位のケアに努めてまいりましょう。

いっきいちゆう

【いっきいちゆう】

色々あって

一喜一憂

その帰り道の

一黄一夕

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 写真は国富町から眺めた高千穂峰に沈もうとする夕陽をおさめたもの。「黄色」というよりだいだい色に近い夕陽ですが、この「一黄一夕(いっきいちゆう)」の宮崎の美しい自然のドラマを見ていると、一喜一憂あった一日も穏やかな心で明日への備えができそうになります。

はるか昔から守り、育ててきた宮崎の自然とその光景、大切に次の世代に残していきたいですね。

火の用心

 1982年(昭和57年)2月8日はホテルニュージャパン火災があった日でした。3時24分という時間に発生した火事は火元の9階と10階を中心に9時間にわたって燃え続け、33人もの犠牲者を出しました。防火設備や、通報、避難誘導などが徹底されていなかったことなどが被害を拡大させ、大変な惨事となりました。

 各施設でも火災を想定した訓練や設備の点検が行われているかと思いますが、空気が乾燥し、強風もが吹きやすい今日この頃です。いま一度気持ちを引き締め、知識や情報、技術を再確認し防災への備えを徹底いたしましょう。

さらば!平成最後の1月

 ついこないだ新年の挨拶をしたと思ったのに、早いもので平成の1月も今日で終わりです。巷では「平成最後の」の大合唱ですが、2月は28日しかありませんし、その歌声はさらに高らかに鳴り響いていくことと思います。

新年号への切り替えなど、これからますます慌ただしくなるかと思いますが、平素の業務をおろそかにすることなく、一日一日を良い緊張感を持って臨んで参りましょう。

眠れぬ夜は「宮崎発『ラジオ深夜便』」

  NHK「ラジオ深夜便」の宮崎からの放送が、下記の日程で放送されます。

 ○ラジオ第1:11月29日(木)午後11時15分から翌30日午前5時まで

 ○FMラジオ:11時30日(金)午前1時から5時まで

 その中で11時台と午前0時台は宮崎県日向市東郷町出身の歌人若山牧水特集。酒を愛し、旅を愛し、自然を愛した若山牧水は今年没後90年。わずか43年の短い生涯の中で9000首もの歌を残しました。宮崎県が誇る文物を紹介するそうです。

 また午前2時台と3時台は「宮崎をうたう 宮崎を旅する」と題して、宮崎を舞台にした歌の数々が紹介されるとのこと。さらに番組後半では女優柴田美保子さんによる「明日へのことば講演会」や、「アンカーを囲むつどい」など、11月17日に川南町で開催、録音された「ラジオ深夜便のつどい」の様子も放送されるそうです。

 もし眠れない利用者様がおられましたら、宮崎から全国に届ける「ラジオ深夜便」に耳を傾けていただいてはいかがでしょうか。

勤労に感謝しよう2018!

 11月23日は平成最期の勤労感謝の日。勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日です。

 老健施設に勤める者にとって、利用者の皆様はこれまで勤労に汗してこられた人生の大先輩の方々。見習うべき事も多く、まさしく「勤労を尊び、生産を祝い」、そして「互いに感謝」しあいつつ、学びを授かるにもってこいの日だと言えます。感謝の気持ちを忘れずに、仕事に当たりましょう。

 この機会に「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいしたいと思います。公益社団法人全国老人保健施設協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。繰り返しますが平成最期の勤労感謝の日さあ、今日もがんばりましょう!!

「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。

「いいひふ、皮膚の日」(11月12日)

 11月12日は「いいひふ」ということで「皮膚の日」。日本臨床皮膚科医会が1989年に制定し、日本皮膚科学会と協力して、皮膚についての正しい知識の普及や皮膚科専門医療に対する理解を深めるための啓発活動を行っています。

 老健施設において利用者のスキンケアは非常に重要です。日頃のケアの中で皮膚状態の観察と対応を欠かすことはできませんし、そのための知識や技術、マニュアル整備、スタッフ間情報の共有など取り組むべき事はたくさんあります。それらについて意識、心掛けを新たにする「皮膚の日」にしたいと思います。

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